弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

iMac G4でMac OS X 10.5 Leopardを快適に使うために…1

 iMac G4(FlatPanel)のOSをMac OS X 10.4 Tiger から Ubuntu 10.04 PPC版に、そしてMac OS X 10.5 Leopardを入れました。10.5.8までアップグレードしましたが、現状ではテキスト入力と簡単な画像加工くらいは快適にできますが、まだまだ満足できる環境とは言いがたい状況。それを解決するためにいくつか試してみましたよ。それについて書きます。

 iMac G4(FlatPanel)のスペックは、CPUが1GHz、メモリが768MB、HDは80GB、光学ドライブなしです。

 まず最初に試したことはインストール時のカスタマイズ。プリンタドライバは入れず、デフォルトの英語と日本語以外の言語環境は入れず、できるだけ余計なものを入れないようにしました。現状でiPhoto、GarageBand、iMovieなどが入っておりませんが、後でiLife’09を入れるつもりでおります。

 さて、インストール後のOSに私がしたことと言えば…少しでも軽いブラウザーをと思いましてCamino 2.0を選択。実際にSafari 4との比較を行いましたが、Youtubeの再生時に差が出ますね。Safari 4ではカクカクして厳しいのですが、Camino 2.0では何とか再生できるんですよね。

monolingual 次は「Monolingual」の導入・実行です。「Monolingual」は、Mac OS Xから不要な言語リソースを削除することができるフリーのアプリケーションです。HDDの容量圧迫を防げるだけでなくシステムにかかる負担を軽減できます。

 インストール時に通常使わない言語を入れないようにしていても、各アプリケーションは他言語化されているものがほとんどなので、必要としない言語リソースが含まれているものです。それらを削除するだけで、アプリケーション本体の要領も大きく減ることになります。例えば…とあるアプリケーションは50数MBだったのが不要な言語リソースを削除するだけで10MBを下回るほどに軽量化できました。そんな感じです(笑)。驚いたのは言語リソースの削除だけで1GB近くの圧縮になったこと。凄いですね。

それと他言語のインプッドメソッドの削除もできます。そして、アーキテクチャの削除。「Monolingual」によると、このiMacのアーキテクチャはPowerPC G4+とのこと。ですのでPowerPC G4+はもちろん、一応念のためPowerPC G4も残すことにし、Power Mac、同G3、G5やIntel、ほかのCPUに関するものは削除しました。

次回もさらに軽量化と利便性の追求を図りたいと思います。


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