弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

UbuntuでTV番組を観る…

 実際に使うかどうかは別として、Ubuntuでも「KeyHoleTV」が観られたらいいかなぁと思いまして(笑)、「KeyHoleTV」のLinux版があることは知っていたのでインストールしてみました。

 残念なことに「Ubuntuソフトウェアセンター」では「KeyHoleTV」が見つからなかったので「KeyHoleTV」のサイトからダウンロードします。

 ダウンロードページの「Linux」内には32bits、64bits、Ubuntu8.04-32bitsの項目があるのですが…何となく32bitsを選択。実際にダウンロードしたファイルは「LKeyHoleTV1.23-32bits.tar.gz」でした。

 圧縮ファイルをダブルクリックすると自動でインストールされるパッケージもあるのですが、「LKeyHoleTV1.23-32bits.tar.gz」はダメでした。開いた書庫の中の「./」をクリックし「KeyHoleTV」のディレクトリが見えたら、それをクリックして展開します。展開先は…アプリケーションをどこに入れたら良いのか分からなかったので「HOME/ユーザー名のディレトリ」に入れました。

 その後、メニューに追加してアイコン変更すれば完成。メニューは「サウンドとビデオ」の中に入れました。アイコンの変更に少し手間取りましたが、これでバッチリです。

 肝心の「KeyHoleTV」の動作ですが…気のせいかもっさりとした印象のMac版と違って快適に動作します。良い感じです。実際に観る機会があるかどうか…それはやっぱり微妙なのですが(笑)。


Jolicloudのベータ版…

Ubuntuベースのネットブック用OS「Jolicloud」のパブリックベータ版リリースのお知らせを開発チームからもらっていたので、試してみることにしました。

「Jolicloud」はその名が示す通りクラウド重視の軽量なOSです。ただし、GoogleのChrome OSと異なりブラウザベースで動作する訳ではないので、ローカルでの作業にも使えます。

「Jolicloud」の公式サイトでダウンロードしたファイルが.exe形式だったことに驚きましたが、ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」でXPを立ち上げ、.exeを実行。XP内のディスクからどれだけの容量をJolicloudに割り当てるか選ぶ画面が出ます。てっきりHDDの別パーティションにインストールされるとばかり思っていたので、またも驚きました。

とりあえず…20GBを割り当ててあるXPから、Jolicloudを入れるのに最低限必要な4GBを選択。その後、ユーザー情報の簡単な設定を終えるとインストールが始まります。その後、再起動すると、いつも通りUbuntuのGRUBが立ち上がりまして、そこでXPを選択すると初めてXPかJolicloudを立ち上げるか選択する画面が表示されます。Jolicloudは確実にXPのパーティション内に存在しているようですね。Windowsユーザーには親切な仕様だとは思いますが、ここはUbuntuと同様に好きな場所にインストールできるようにして欲しかったところです。

いよいJolicloudが立ち上がるかと思いきや、システムのインストールなるものが始まりました。それが結構長い…。しばらく待つとやっとインストールが終わりましたが「See You Next Time」という表示とともに再起動。最初はどうなることかと思いました(笑)。

Jolicloudの起動画面を拝むことができました。アルファテストの時と変わらず、ベースはUbuntu 9.04 Netbook Remix のようです。インストールは職場で行ったので、無線LANが使える環境ではなく有線LANにてネットワークに参加しました。

すると…さっそくアップデートがかかりました。ただし、Jolicloudにユーザー登録していないとアップデートは不可能なようです。私はアルファテスターだったので、その際のIDを入力。すると次の画面でコンピューターのモデルを選ぶ画面になります。

そう言えば、公式サイトのサポートページに、対応しているメーカーとPCのモデルが一覧表示されていましたね。私が使っているHP mini 1000も対象になってました。その際に、登録日本語は一部で表示されていますが、中途半端でフォントの表示も美しくありません。まずは日本語が中途半端なのでそれを何とかしないと。


Jolicloud 試す…

Jolicloudを試しました。

Jolicloudを試しました。

 今日も家に帰ってから色々とやりたいことがありますので、お酒を飲んでいる場合ではなかったのです。やりたかったこと…その1がこれ。フランスで開発されている、Netbook(ネットブック)に特化した Linuxベースの OS「Jolicloud」を試すことです。

 「Jolicloud」の公式サイトでアルファ2版のダウンロード申請を出し、専用ページへのアクセス許可を伝える返事をいただきましたので落としておいたのですが、「MIE」やら「Ubuntu9.04 Netbook Remix」やらを先に試しておりましたので「Jolicloud」まで手が回らなかったのです。

ダウンロードした「Jolicloud」のISOファイルは「Private alpha 2c developer version August 2009 “robby” release」というバージョンでした。容量が600MBでしたので CD-ROM に焼いても良いと思いますが、私はインストール速度に期待して USBメモリに書き込み「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」でブートしてみました。メモリからのブートでは日本語が使えなくて少々不安だったのですが、HDにインストールして現在使えている「Ubuntu9.04 Netbook Remix」に影響が出るのは嫌だなと思いましたので、iMac(Mid2007)に入れている「VirtualBox」で仮想PCを作って、そこにインストールしました。

 インストールも Ubuntu と同じで簡単。あっさりと終わりました。「Jolicloud」の GUIは「Ubuntu Netbook Remix」をベースにしているだけあって、かなり似ています。アルファ版ですが完成度は高いと思います。HDにインストールした後は問題なく日本語も使えました。中途半端な日本語訳とかは一部で気になったりしますが、かなりの量のアップデートが通知されておりましたので、もしかしたら多くの問題がこのアップデートで解決するかもしれません。いずれにせよ、今後の開発に期待できるOSだと思います。

 ちなみに…「VirtualBox」上での「Jolicloud」は…私の環境では何故か Live USB としては起動できませんでした。直接インストールはできましたが、ネットブックでの使用が前提のためか「CPU周波数の計測がサポートされていません。…」というダイアログが出たり、画面の解像度関係でも不具合が出ているようです。後は問題なく使える感じです。本当は「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」で試したいところなのですが、不測の事態を考えますと…OSを試す時はまず「VirtualBox」を使うべきかもしれません(笑)。ネットワーク環境が違うので、テストにはならなかったりするのですが…。


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