「キミキス pure rouge」

　やりたいことは色々あれど、以前にも書いた通りどうも集中できないことから、先週からアニメ付けの生活を送っておりました（笑）。映画「涼宮ハルヒの消失」を観た話は書いたと思うので、今日は観た作品の中から…「キミキス purerouge」について書くことにします。私がこの作品を観るのは2度目ですけれども（笑）。

　「キミキス pure rouge」は、2006年にエンターブレインから発売されたプレイステーション2用のゲーム「キミキス」を元にしたアニメ。プレステ2用恋愛シミュレーションゲームとしての性格から、淡い恋心と学園生活がテーマでした。アニメーション制作はJ.C.STAFFで、2007秋から2008春にかけＴＶで全24話が放送されました。ちょうど今月末に9枚組のDVD-BOX発売されるそうで、全24話に加えTV未放映の1話を収録しているということで、凄く気になっております。

　実は…このゲームの世界観が好きだったりするので、設定が大きく変わったこのアニメには若干の違和感がありました。ゲームの性質上、ヒロインが7人いるためか、対する男の主人公が３人になったりとか…。エンディングもベタとは言えゲームではメインヒロインだった子の処遇が気になったりしました（笑）。

　それでも観てしまうのは…メインヒロインを抑えキャラ人気堂々1位となったIQ190以上の天才少女「二見さん」こと二見瑛理子（ふたみ・えりこ）の存在でしょう。中の人が田中理恵さんだからこそ、とも言えるツンデレ感が、改めてすごいと思いました（笑）。そして、ちょうど折り返し地点の12話がすごく良い話で、1度目に観た時は気づかなかったことに2度目で気づくことができました。それは二見さんの心境の変化を示すサイン。詳しくは書きません。私のつたなき表現ではその淡い心の葛藤を安っぽく書いてしまいそうなので（笑）。