弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-04-23の日記

HSPでUTF8を扱う…

Windowsで動作するインタプリタ型のプログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて急きょ、プログラムを開発することになりました。会社のWEBサイトで公開しているデータベース内のテキストデータを、テーマとおおよその年月日で抽出する必要がありまして。社内サーバーのテキストデータを扱うなら私ひとりでできるのだけれど、その場合はWEB掲載用の整形やら画像処理も発生します。だったら、すでにWEB上にある自社のデータを二次利用すれば余計な手間はかからない…と思い、WEB上での処理は氷翠さんにお願いしました。

氷翠さんは仕事が速いので半日で目的のプログラムを作ってくれました。データは検索したテーマごとにテキストファイル化されております。私のほうではいくつかのテキストファイルを1つに結合し、中身を整形。その後で削除するデータか残すデータかどうかを判断、最後にタグ付けしてhtml化する…そんなアプリを作る計画なのです。

ところが、書き出されてくるテキストファイルは文字コードがUTF8。このままではHSPで扱うことができません。エディタで変換をかけようにも、そのままでは化けしてしまう文字があったりするのです。

どうしたものかなぁと思っていたら、新しいHSPにて文字コードが相互変換できるようになっているのを見つけました。そこでFTPなどネット関係の拡張命令を含む純正のプラグイン「hspinet.as」をインクルード。この中に文字コードに関するものがありまして…「nkfcnv」命令ですね。おかげで長年の問題であったUTF8のテキストファイルをHSPで扱うことが簡単にできるようになりました。私がHSPで文字処理を始めたころは、できなかったはず。だからないものとばかり思っておりました。先入観が仇になったわけです。それにしても、いつからUTF8が扱えるようになっていたんだろう? もっと速く気付けば良かったです。

一番大きな問題が解決したので、あとは急ピッチで開発を進めていこうと思います。


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