テキスト整形アプリ完成…
2種類のテキストを自動判別し整形処理をしてくれるアプリケーションをWindowsで動作するインタプリタガタプログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて開発しております。β版が完成したため、Ubuntu上のWineで動作させようと思ってテストをすると起動せず。いや正確には起動はするのだけれど、目的のテキストファイルをドラッグ&ドロップした途端にアプリケーションがストンと落ちるのです。それを解消するお話。
ドラッグ&ドロップ機能の実装は「llmod3」と「dragdrop.hsp」によるものです。Windows上では、当たり前ですが問題なく動作しますから、Wine上のWindows APIとの相性がよろしくないのでしょう。
サードパーティー製の外部プラグインは使わずに開発を進めることに決めた以上、ドラッグ&ドロップ機能は諦めることにしました。代わりに考えたのが所定のフォルダ内にあらかじめテキストファイルを入れてからアプリケーションを起動する方法。これならば実はドラッグ&ドロップよりも処理が簡単ですし、扱いやすいのではないかと思ったのです。
で、アプリと同一階層に処理用のフォルダを作成しました。もしそのフォルダを消してしまった時に自動生成する機能なんかも設けたりしてエラーチェックも万全。これで完成か…と思いきや専用フォルダを設けるよりも、アプリケーションの場所に直接テキストファイルを置いたほうがより簡単だなぁと思ったので、せっかくの機能ですが封印。アプリと同一階層にテキストファイルを置けば、自動認識してファイルを読み込み、2種類の処理のうちどちらの処理が必要がも自動判断する仕様にしました。
で、ちょっと使ってもらったあとで、さらに改良。データの書き出し順序を変更してその後の処理をしやすくしたほか、別の原稿用紙に簡単に貼り付けられるように、クリップボードにコピーするボタンを設けました。
ほかにテキスト書き出し機能もつけようか…とも思いましたが、それはこのアプリをしばらくT女史に使ってもらってから考えようと思います。