K_YOUBI_STR
「K_YOUBI_STR」は、曜日の数値を文字列に変換することができる命令です。
このページでは、文字処理に特化したHSP用モジュール命令セット「kurage_mod」の命令を解説しています。
【書式】
val = K_YOUBI_STR ( p1 , p2 )
p1 : int 曜日の値(0-6)
p2 : int パターンの値(1-7)
【解説】
時間・日付を取得するHSP標準関数「gettime」で得られる曜日の値をもとに、曜日を文字列に変換します。
「gettime」で得られた値は0〜6で、数値0が日曜日、順に月火水木金と続き、6が土曜日となっています。
「K_YOUBI_STR」ではその数値を文字列に変換することができます。どのように変換するかはp2の1〜7の数値でいくつかのパターンを選択できます。
パターンの種類はこんな感じです
p2 = 1 …パターン0「日 月 火 水 木 金 土」
p2 = 2 …パターン1「(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)」
p2 = 3 …パターン2「(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)」
p2 = 4 …パターン3「日曜 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜」
p2 = 5 …パターン4「日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日」
p2 = 6 …パターン5「Sun Mon Tues Wed Thurs Fri Sat
p2 = 7 …パターン6「Sunday Monday Tuesday Wednesday Thursday Friday Saturday」
p2のパターン選択の数値を0にした時は、p1の数値が何も変換されずそのまま返るので注意してください。
【サンプル】
#include "kurage_mod\\kurage_mod.as" //HSPのフォルダ「common」内からモジュール読み込み //まずはHSP標準関数「gettime」で曜日の値を取得 YOUBI_I = gettime(2) //p1に「2」を代入すると、曜日の数値が変数YOUBIに返る。 //【パターン0】 YOUBI_S = K_YOUBI_STR(YOUBI_I) dialog YOUBI_S,0,"パターン0の場合…" //【パターン1】 YOUBI_S = K_YOUBI_STR(YOUBI_I,1) dialog YOUBI_S,0,"パターン1の場合…" //【パターン2】 YOUBI_S = K_YOUBI_STR(YOUBI_I,2) dialog YOUBI_S,0,"パターン2の場合…"
【関連項目】
- K_WHAT_YOUBI … 特定の年月日から曜日を求める (kurage_mod)
- K_WHAT_DAY … 特定の日付から○日後を求める (kurage_mod)