K_WHAT_DAY
「K_WHAT_DAY」は、特定の日付から○日後を求めることができる命令です。
このページでは、文字処理に特化したHSP用モジュール命令セット「kurage_mod」の命令を解説しています。
【書式】
val = K_WHAT_DAY ( p1 , p2 , p3 , p4 )
p1 : int ○日後(または○日前)の値
p2 : int 基準となる年の値(オプション)
p3 : int 基準となる月の値(オプション)
p4 : int 基準となる日の値(オプション)
【解説】
今日の日付を基点として○日後の日付を求めることができる命令です。
○日の部分をマイナス表記にすることで、○日前の日付を求めることもできる仕様です。
基準となる年月日はデフォルトでは今日となりますが、パラメータの追加によって基準となる年月日の変更も可能です(オプション)です。
ただしパラメータはいずれも入力する場合は数値型変数でなければなりません。
この命令文を実行すると、○日後(または○日前)の年月日が文字列型変数で返ってきます。パラメータを追加せずp1に0を入れた場合は、今日の日付が文字列型変数で返ってきます。
年月日の文字列は繋がっているので、これを分割したい場合はHSPの命令文「strmid」を使うと良いでしょう。以下に例も示しているのでご覧くださいませ。
【サンプル】
#include "kurage_mod\\kurage_mod.as" //HSPのフォルダ「common」内からモジュール読み込み //【サンプル1】 //通常の処理 a = K_WHAT_DAY(3) dialog a //※結果 //今日から3日後の年月日が文字列型変数で返ります。 //今日が2011年5月3日であれば、a には 20110506 が返ります。 //【サンプル2】 //マイナスの数値を入れて実行すると○日前の年月日を求めることができます。 a = K_WHAT_DAY(-5) dialog a //※結果 //今日から5日前の年月日が文字列型変数で返ります。 //今日が2011年5月3日であれば、a には 20110428 が返ります。 //【サンプル3】 //基準となる年月日を変更する場合 a = K_WHAT_DAY(3,2011,6,6) dialog a //※結果 //パラメーターで指定した年月日から3日後の年月日が文字列型変数で返ります。 //基準の年月日が2011年6月6日であれば 20110609 が返ります。 //【おまけ】 //K_WHAT_DAYで取り出した年月日の文字列型変数を分割する場合 //変数aの中身が 20110609 だったなら YEAR =strmid(a,0,4) //0から4文字を取り出す MONTH =strmid(a,4,2) //4から2文字を取り出す DAY =strmid(a,6,2) //6から2文字を取り出す //※結果 //YEARには 2011 が、MONTHには 06 が、DAYには 09 が返ります。
【関連項目】
- K_WHAT_YOUBI … 特定の年月日から曜日を求める (kurage_mod)
- K_YOUBI_STR … 曜日の数値を文字列に変換する (kurage_mod)