K_AFTER_GET
「K_AFTER_GET」は、特定の文字列から後ろを抜き出すことができる命令です。
このページでは、文字処理に特化したHSP用モジュール命令セット「kurage_mod」の命令を解説しています。
【書式】
val = K_AFTER_GET ( p1 , p2 )
p1 : var 元の文字列を代入した変数
p2 : str キーワードとなる文字列
【解説】
特定の文字列を境にして、そこから後ろ部分を抜き出すことができる命令です。
反対に前の部分を取り出すK_BEFORE_GET命令と対になっています。
取り出した文字列には、キーワードとなる文字列は含まれません。
キーワードを2つ指定して、その間にある文字列を抜き出す命令にはK_BETWEEN_GETがあります。
【サンプル】
#include "kurage_mod\\kurage_mod.as" //HSPのフォルダ「common」内からモジュール読み込み A = {"ある文字列から前を抜き出すならば、K_BEFORE_GET命令が良いでしょう。<;br>; ある文字列から後ろを抜き出すには、K_AFTER_GET命令を使うと便利です。"} W(0) = "<;br>;" T = K_AFTER_GET(A,W(0)) //特定の文字列から後ろを抜き出す dialog T,0,""+W(0)+"から後ろの文字列" //※結果 //ある文字列から後ろを抜き出すには、K_AFTER_GET命令を使うと便利です。 //※注意点 //この例の場合、取り出した文字列には<;br>;の後ろにある改行コード(\n)も入っていることに注意してください。
【関連項目】
- K_BEFORE_GET … 特定の文字列から前を抜き出す (kurage_mod)
- K_BETWEEN_GET … 2つの言葉の間にある文字列を抜き出す (kurage_mod)