K_ADD_ZERO
「K_ADD_ZERO」は、半角数字が1桁なら「0」を加え文字列化できる命令です。
このページでは、文字処理に特化したHSP用モジュール命令セット「kurage_mod」の命令を解説しています。
【書式】
val = K_ADD_ZERO ( p1 )
p1 : var 変換対象となる文字列
【解説】
半角数字を文字列型に変換する際、数字が1桁なら「0」を加えて文字列化します。
2桁以上であれば、そのまま文字列化しますので、数字を扱う際に便利な命令です。
ただし、元の半角数字は数値型(整数および実数型)でなければ動作しません。
文字列で構成されている場合は動作せず、エラー表示をして元の文字列を返します。
文字列から切り出した数字などを変換する場合は、あらかじめ標準のint()命令などで数値型変数化してください。
数値の0を変換した場合は、文字列型の空””を返します。
【サンプル】
//HSPのフォルダ「common」内からモジュール読み込み
#include "kurage_mod\\kurage_mod.as"
//【サンプル1】
a = 5
a = K_ADD_ZERO(a) //半角数字が1桁なら「0」を加え文字列化
//※結果
//aには"05"が代入されます
//【サンプル2】
a = 15
a =K_ADD_ZERO(a) //半角数字が1桁なら「0」を加え文字列化
//※結果
//aには"15"が代入されます
//【サンプル3】
a = 0
a =K_ADD_ZERO(a) //半角数字が1桁なら「0」を加え文字列化
//※結果
//aには""が代入されます