弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

「OS X Lion 10.7.5」のアップデート

「iOS6」登場の話題に沸く中で、ひっそりと「OS X Lion 10.7.5」のアップデートがリリースされていたそう。今日になってLIFEさんから教えてもらいました。実はまだ「OS X Mountain Lion」にしていない私のMacBook Pro(Early 2011)ですが…OSアップデートの必要性を感じないので放置しておりました。とりあえずまだ予定はないので、今回は「OS X Lion 10.7.5」のアップデートをインストールすることにしました。

「10.7.5」アップデートは、安定性、互換性、およびセキュリティ向上させるオペレーティングシステム全般の修正を含んでいるほか、次の修正が含まれているのだそう。

・「Launchpad」内のアイコンの配置が再起動後に変更される問題を解決。
・Spotlight を使って SMB サーバを検索するときの問題を解決します
・iMac(Late 2009 以降)の Wi-Fi 信頼性を改善します
・Active Directory サーバに接続するときの互換性を改善します

あ、ついでに「OS X Mountain Lion」も「10.8.2」のアップデートがリリースされたみたいです。私はまだMountain Lionにはしていないですけれども。


「Ubuntu Tweak」のインストール

「Ubuntu」のさらなるカスタマイズをしようと思いましてアプリケーション「Ubuntu Tweak」をインストールしました。「Ubuntu Tweak」は、かゆいところに手が届く…Windowsで言うところの「窓の手」的なアプリケーションです。私としてはウィンドウの閉じるボタンの位置を簡単に変更したかったので「Ubuntu Tweak」を入れることにしたのだけれど…その他にも色々な設定が変更できるのです。そんなお話。

「Ubuntu Tweak」の公式サイト(http://ubuntu-tweak.com/)に行くと、ダウンロードボタンがあります。これをクリックすればインストーラーがダウンロードされ、「パッケージマネージャ」が開きます。あとはボタン「インストール」を押すだけなのだけれど…依存関係にエラーが出てうまくいきません。

こういった場合、依存関係にあるファイル名を調べて端末から「apt-get」でインストールしたり「Synapticパッケージ・マネージャ」で検索してインストールする方法もあるのだけれど、今回は原因が別にある気がして「Ubuntu Tweak」の公式サイトをもう一度眺めることにしました。

あれ? よく見ると公式サイトのダウンロードボタンの下にリンクがありますね…「For Ubuntu 11.04 and before: old versions」って書いてあります。見落としていたのですが「Ubuntu 11.04用とそれ以前の古いバージョンが欲しいって? ならここをクリックしろよ」ということですね(笑)。ダウンロードボタンで入手できるのは最新版の「Ubuntu 11.10」以降用「Ubuntu Tweak」だったらしいです。私の環境は「Ubuntu 10.04」でブラウザは「Firefox」なのだけれど、「Ubuntu Tweak」の公式サイトのダウンロードボタンのレイアウトが崩れているので、そちらに気をとられてリンクに気づかなかったのです(笑)。

気をとりなおして…「For Ubuntu 11.04 and before: old versions」のリンクをクリックすると、過去のバージョンもダウンロードできるページに飛びます。あとはそこで自分の「Ubuntu」に合ったバージョンをダウンロードすれば良いです。私の場合は「ubuntu-tweak_0.5.14-1~maverick1_all.deb」をインストールしました。今度は「パッケージマネージャ」で依存関係のエラーが出ず(当たり前ですね)、すんなりと「インストール」できました。これであれこれ「Ubuntu」の設定を変更してみようと思っております。

私はLTS(長期サポート版)ということで「Ubuntu 10.04」をメインにしておりますけれども、ネットブックじゃなければ常に新しい「Ubuntu」を使ってしまうかもしれないですね。あ、メイン使いにはしていないまでも、とりあえず新しい「Ubuntu」が出たらとりあえずインストールはしておりますね(笑)。


Remastersysのインストール…

「Ubuntu 12.04」をサポートした「Remastersys」がいつの間にやらリリースされておりました。バージョンは「Remastersys 3.0.2-1」。私がネットブックに入れているのは「Ubuntu 10.04」なのだけれど、ちょっと思うところがあるので一旦、バックアップを取ろうと思っているのです。ですので、せっかくなので新しい「Remastersys 3.0.2-1」を試してみることにしました。そんなお話。

ロゴとかアイコンとかはさておき、GUIが新しくなって良い感じですね。なんだか、テーマがあって変えられたりするみたいですけれども「Remastersys」の本懐はテーマの変更ではなくてバックアップをとったりディストリビューションを作ることにあるので、私は試しませんでした(笑)。

Synapticでのインストール方法


1. ブラウザで「http://www.remastersys.com/ubuntu/remastersys.gpg.key」を開き、ページ(鍵ファイルの内容)をファイルとしてホーム内Downloadにでも保存します。


2. 「Synaptic パッケージ・マネージャ」を開き、メニュー「設定 > リポジトリ」を選択。ウィンドウ「ソフトウェア・ソース」が開いたらタブ「認証」を開き、ボタン「鍵ファイルのインポート」を選択します。ダイアログが表示されたら、先刻ファイル保存した鍵ファイルを選択します。


3. 鍵ファイルを選択しても特に何かのアクションがあるわけではないので不安になりますが(笑)、ウィンドウ「ソフトウェア・ソース」のタブ「他のソフトウェア」を開くと、Remastersysのリポジトリが追加されていることが分かると思います。表記はお使いのUbuntuのバージョンによって違うと思います。


4. ウィンドウ「ソフトウェア・ソース」を閉じます。設定を反映するには「Synaptic パッケージ・マネージャ」の再読み込みボタンを押す必要があります。初めての変更時にはメッセージ・ダイアログが表示されて再読み込みを促すはずです。


5. 「Synaptic パッケージ・マネージャ」の検索窓に「remastersys」と入力します。このへんは何とも言えないのだけれど、私の環境では「Remastersys」がインストール済だったので、「Remastersys-gui」を右クリックし「インストール指定」しました。お使いの環境によっては「Remastersys」のほう(あるいは両方?)を「インストール指定」する必要があるやもしれません。いずれにせよ「インストール指定」が終わったら必ず「適用」ボタンを押してください。せっかくの「インストール指定」が反映されませんので。


6. しばらく待つと…インストールが終わります。「Remastersys」はUbuntuメニューの「システム > システム設定」内にあります。起動させると…こんな感じです。おつかれさまでした。

今回めんどうなのでターミナルからのインストール方法は割愛します(笑)。


Snow Leopardの夢をみる…2

先日、ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Edition」で10.6.2の夢をみたのだけれど、iLife’11を入れようと思ったら、10.6.3じゃなきゃインストールできないことが分かりました。そこでAppleのサイトから10.6.3の統合アップデートv1.1というのをダウンロードしてインストール。不安いっぱいの状態で再起動すると…案の定、起動途中でフリーズします。それを回避したお話。

とりあえず起動しなくなったネットブックを前にしばし考えます。そうだ、バックアップを取っていたんだった。ところがバックアップ先のSDカードからシステムを起動することができません。Atomプロセッサ対応のカーネルがない…というようなメッセージがでます。バックアップ先のSDカードにブートローダーを入れ忘れたのが原因か。

万事休す…「だがここで諦めるわけにはいかないっ」と思い、インストーラーを入れたSDカードから起動、インストーラーのユーティリティーからターミナルを起動し、NetBookInstallerを立ち上げ、バックアップの入ったSDカードを選択してブートローダーだけインストールしました。

このおかげでバックアップSDカードでブートローダーが立ち上がるようになったのだけれど、途中でフリーズして起動しません。

どうせ動作しないならば、HDDのシステムのほうで何とかするしかない…そう思った私は、HDDのブートローダーのメニューから「Boot Single User」を選び、起動時のプロセスを眺めてみることにしました。途中で止まったヵ所を確認すると…どうやらネットワーク関係のエクステンション読み込みで失敗しているのが見て取れました。

そこで、extensionのアップデートをかけたり、キャッシュクリアをしてから起動させると…なんと無事に10.6.3が立ち上がったではありませんか。

でもキーボードもマウスも反応なし。音も出ず無線LANも使えません。そこでextensionのアップデートを再度行います。無線LAN以外は無事に動作しました。うーん、無線LANがなければどうにもならないし…ここからどうしようか?

ネットで色々調べると…HP Mini 1000で10.6.3を動かす際にネックになるのがやはり無線LANだということが分かりました。今まで使っていたextension「IO80211Family.kext」ではなく、代替として「Bcrm4315Injector.kext」を使うのだということも分かりました。そこで「Bcrm4315Injector.kext」を入れてみると無線LANが復活しました。

これで「iLife’11」を入れることができますね。

ところが…結論から言うと「iLife’11」は入りませんでした。インストール中にエラーが出て止まってしまう。想定外の使用方法をとっているのだから仕方がないです。結局、泣く泣く「iLife’09」を入れましたけれども、10.6.3にしたことでパフォーマンスの低下がいちじるしい。あ、気付けばスリープから復帰しない(泣)。困ったなぁ。


SnowLeopardの夢をみる…

MacBook Pro(Early2011)を持ち歩くのはちょっと億劫。そこで最近は出番が少なくなっていたネットブックで以前も夢をみたことがあるMac OS X(10.6 Snow Leopard)の夢…を再度みてみることにしました。先週から試していたのだけれど、欲張ってバージョンアップを目指したせいで何度インストールしなおしたことか…。ようやく諦めもついて10.6.2にとどめ置くことで一応の完成をみました。そんな話。

私が使っているネットブックは「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Edition」。HDD 60GB、メモリ2GB、英語キーボードです。Snow LeopardとUbuntuのマルチブートでいこうと思っているので、パーティションは2つに分けます。あらかじめ入っていたUbuntu 10.04はすでにバックアップをとっていたので、あとで復元すれば大丈夫です。

簡単に夢をみる方法を書いておきます。まずはインストール用となる8GB以上のメディアを用意します。私は今回、8GBのSDカードを使いました。手持ちのMacでSnow LeopardのインストールDVDをマウント、インストール用のSDカードも認識させてSDカードにインストールDVDの中身をコピーします。コピーはディスクユーティリティを立ち上げてタブ復元から行います。

復元が終わったら、インストール用SDカードに対してNetBookMakerを適用しパッチを当てます。これをやらないとインストールができません。

インストール先となるHP Mini 1000にSDカードを差し、起動時にF9を押してSDカードから起動させます。ここまでの作業がうまくいっていると、しばらく待ったあとSnow Leopardのインストール画面に進みます。

ここでインストール言語を選択したあと、上部のメニューからユーティリティを選び、パーティションを切っておきます。私は60GBのうちMacに40GB、Ubuntuに20GB用意しております。

Snow Leopardをインストールするパーティションを選んだら、カスタマイズを選択肢、不要なものを削除しておくと後で便利です。例えば…使うかどうか分からない様々なメーカーのプリンタドライバとか、使う予定のない言語ファイルとかは不要です。そういったものを除外しておきます。

インストールは私の環境では完全に終わることはありませんでした。何回も試すと分かるのだけれど、残り8分で止まることもあれば7分で止まることもあったり、インストールに失敗しました…という表示が出ることもあります。ところが、過去の経験からそういった場合でもインストール自体は終わっているはずです。

あわてずにインストールを終了し(電源を落としてしまって)再起動します。ただし、まだHDDからの起動はできない(ブートローダーが入っていない)ので、F9を押してインストールDVDの内容を復元したSDカードを選択します。すると途中で起動パーティションを選ぶ画面に移行するので、その時にHDDのSnow Leopardをインストールしたパーティションを選べばMac OS Xが起動するはずです。

起動時に日本語で表示される場合と、英語で表示される場合があります。これもどういった時にそういう状態になるかは分かりませんが、初めての起動時は「The Mac OS X Setup Assistant Cannot be used with this Monitor.」というメッセージが表示されます。これはそのままGOボタンを押して無視します(笑)。

この方法でインストールすると、デフォルトの言語が英語になっています。そこでSystem PreferencesのLanguage & Textで日本語が一番上にくるようにします。ネットブックのような縦解像度の足りないディスプレイを使っている場合は、Dockを左側に置き自動で隠す設定にしておくと邪魔にならず便利です。

ことえりを使えるようにしたり、必要なアプリケーションを入れたりして…さらにアップデートをかけていくのだけれど…そこで何度も失敗したのです。原因は新しいバージョンのNetBookInstallerを用いたこと。私のネットブックでは非対応になっておりました。それを知らずできるだけバージョンを上げようと試行錯誤。いい加減疲れました。

で、以前からHP Mini 1000で行われていた夢をみる方法を用い、10.6.2までバージョンをあげ、私の環境は完成としました。


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