弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

K_CHK_GYO

「K_CHK_GYO」は、指定したインデックスが何行目にあるか調べることができる命令です。

このページでは、文字処理に特化したHSP用モジュール命令セット「kurage_mod」の命令を解説しています。


【書式】

val = K_CHK_GYO ( p1 , p2 )

p1 : var 元の文字列を代入した変数
p2 : int インデックスの数値


【解説】

複数行を持つ文章の中で、指定したインデックスが何行目に位置するか調べることのできる関数です。

valに返る値は、0行から始まりますので、標準命令のメモリノートパッド命令「note…」で行を扱う際に便利です。

あらかじめ対象となる文字列のインデックスを標準関数の「instr」などで調べておく必要があります。


【サンプル】


   #include "kurage_mod\\kurage_mod.as"
    //HSPのフォルダ「common」内からモジュール読み込み

   a = {"今日は朝から晴れていた
         でも昼から雨が降ってきた
         夜には雪がちらついて
         明けには槍まで降ってきた
   "}
   i = instr(a,0,"雪")
   dialog i                //このサンプルでは「56」が返ります
   g = K_GYO_CHECK(a,i)        //変数INDEXを使って行を調べます。
   dialog "文字列「雪」の場所は" + g + "行"
   
   //※結果
   //文字列「雪」の場所は 2 行


【関連項目】

  • instr … 文字列の検索をする
  • notesel … 対象バッファ指定
  • noteget … 指定行を読み込み

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