弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

VirtualBox内Ubuntuの設定…

MacBook Pro(Early2011)にフリーの仮想PCエミュレーター「VirtualBox」を入れ、そこで「Ubuntu10.04」を動かしております。今日はその中にGoogle日本語入力のオープンソース版であるMozcを入れ、さらにはキーボードの設定を最適化しました。そのお話。

Google日本語入力はWindows、Macには対応しているものの、Linux版はリリースされておりません。なのでオープンソース版の「Mozc」を入れるわけですね。

キーボードの設定ですが、Ubuntuのメニューから「システム>設定>キーボード」とたどり、キーボードの設定のタブ「レイアウト」からボタン「オプション」を押して「キーボード・レイアウトのオプション」で「Control is mapped to Win keys (and the usual Ctrl keys)」を選べばOK。本来ならば「A」キーの左にあるcaps lockキーをCtrlキーとして使う設定も必要ですが、私のMacBook Proは英語キーボードなので、日本語キーボードの時より設定が少なくて済んでいるのか、Mac側のキーボード設定でcaps lockキーをCtrlキーに割り当てているからなのか、Ubuntu側では設定不要でした。たぶん後者だとは思いますけれども。

とにかく、これでコマンドキーとスペースバーを押すと日本語入力環境がオンになり、Macと同じ環境になります。あ、もちろんMozcのプロパティでのキー設定は「ことえり」一択ですよ(笑)。

 

 


ネットブックでVirtualBox…その4

ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Editoin」上のOS「Ubuntu 10.04」に入れた仮想PC環境「VirtualBox」でHP社がUbuntuをベースにカスタマイズしたOS「MIE」をインストールします。その作業の続きです。

前回は「MIE」のインストールツールがWindows用だったせいか失敗に終わったので、今度はLinux版を探します。幸いにしてWindows版を入手したことでツールの正式名称が「HP MIE Restore Image Creator」であると分かったので、それを手がかりに検索すると簡単に見つかりました(笑)。

ダウンロードしたファイルは「liveusb-creator-ubuntu_0.3.3netbook0dennis5_all.deb」。Windows版が「ImageCreator.msi」というシンプルで分かりやすい名前だったことを考えると、不安になるくらい長い名前ですが…これをインストールしてみます。「liveusb-creator-ubuntu」…ああ、よかった。パッケージインストーラの画面にはちゃんと「HP MIE Restore Image Creator」の表記があります。これで安心してインストールできますね(笑)。

無事にインストールできた「HP MIE Restore Image Creator」は、アプリケーションメニューのシステムツールの項目から起動できます。起動してすぐに分かることは…GUIがカッコイイ!ということですね。もうすでに「MIE」を意識したものになっております。もちろん、無事にUSBメモリも認識されているのでスタートを押すだけ。プログレスバーが100%になれば完了です。

通常のプロセスならば、この後でマシンを再起動し「MIE」のインストーラーを入れたUSBメモリから起動すれば良いのですが…前にも書いた通り、「MIE」のインストーラーはHDDの中身を有無を言わさず消去してしまいます。あらかじめパーティションを切っていてもダメです。すべてを消して「MIE」を入れ直す覚悟が必要。だからVirtualBoxで試すんですね。
ところが、空っぽのOSにUSBメモリを認識させることができません(笑)。何ということでしょう、しかも不思議なことにUSBメモリの中身は空っぽ。なんとも不可思議ですが、せっかく作ったUSBは無駄になりましたね、残念。ということは…次の方法を考えねばなりませんね。続きはまた後日に。


ネットブックでVirtualBox…その3

 ネットブックに入れた「Ubuntu 10.04」で、仮想PC環境「VirtualBox」を動かします。今日はOSをインストールしたいと思うのですが…結論から申し上げますとなかなかうまくいかず難儀しております。そのお話…。

 今回VirtualBoxで試すOSは…HP社がネットブック用に特化させたUbuntu 8.04ベースのOS「MIE」です。HP社は最初から「MIE」を搭載したネットブックを販売しており、それを後からWindows搭載のHPマシンでも「MIE」を使えるように、サイトで公開してくれておりました。デスクトップ画面がメディアセンター的な扱いになっていて、写真や動画などのサムネイルが表示され、メールの有無も分かるという仕様でした。

 私はLIFEさんからこのネットブックを買った時に「MIE」を試したのですが、インストール時に有無を言わさずHDDの中を真っさらにしてインストールされるOSなので、その後は怖くて試せなかったのです。当時はUbuntuに関する知識も少なくて…設定がうまくできずメインでの使用は諦めましたが…洗練されたデザインのデスクトップが印象的でした。そんな「MIE」を再び使いたい…VirtualBoxの中でならば大丈夫ですね。

 ところが、ネット上を探してもMIEのインストーラーがなかなか見つからず。ようやくダウンロードできた「MIE」のインストーラーは、Linux用ではなくてWindows用(笑)。

 「MIE」のインストーラーというのは、実は「MIE」インストール用のUSB作成ツールであり、しかもツール自体は843.5KBと軽量。2GB以上の容量を持つUSBメモリを用意し、このツールでそのUSBを選択すると、OSのデータがダウンロードされながらUSBに書き込まれます。確か1GBくらいしか容量をくわないのに、なぜか要求するUSB次にそのUSBで起動させるとHDDが真っさらになって「MIE」がHDDに転送される仕組みなんです。ツールを起動するOSに合わせてWindows用とLinux用があったはずなのですが…なぜかWindows用しか見つからなかったという…。

 仕方がないのでこれで試します。ダウンロードした「MIE」インストール用USB作成ツールの名称は「ImageCreator.msi」。これをWine経由でインストールします。

 次にインストールされた「HP MIE Restore Image Creator」をこれまたWineで立ち上げ、USBメモリに「MIE」のデータを書き込みます。ところが、ツールのリストにUSBメモリが表示されない…。USBメモリをFATでフォーマットし挿し直してもダメでした。やはりWineではダメか…Linux用のツールがないとダメなのだなと判断した私なのでした…なかなかうまくはいかないものですね。続きはまた明日。


ネットブックでVirtualBox…その2

 ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Editoin」上のOS「Ubuntu 10.04」に、仮想PC環境「VirtualBox」をインストールします。その作業です…と言っても「Ubuntu ソフトウェア・センター」にてVirtualBoxを検索。表示された「VirtualBox OSE」をインストールするだけですよ。ですので、その続きを書いていきますね。

 「VirtualBox OSE」は、複数の仮想PCを作成し、そこに様々なOSをインストールして動作させることができるアプリケーションです。OSの実験に使ったり、自分が使っているOSでは閲覧できないWebページを観るのに使ったり、動作しないアプリケーションを動かすのにも使えます。「VirtualBox OSE」の「OSE」とはオープンソース・エディションの略みたいです。あれ、以前私がUbuntuにVirtualBoxを入れたときには「OSE」という表記がなかったように記憶しているのですが…気のせいでしょうかね。

 さて、インストールが終了したならば、「VirtualBox OSE」はアプリケーションメニューのアクセサリーの中から起動できます。そこで仮想PCを作成し、インストールしたいOSを選んでおきます。それから仮想HDDを作成して、実際に仮想PCを起動するのですが、その前に仮想CD・DVDドライブにOS起動・インストール用のISOファイルを入れておけば、そこから起動できます。

 さて、最初に試すOSは何にしましょうか。実はもう決めてあるのですが…続きはまた明日にでも。


ネットブックでVirtualBox…

 ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Editoin」にUbuntu 10.04を入れてサブマシンとして使っているのですが、以前はなぜか動かなかったVirtualBoxを久々に動かしてみることにしました。

 色々なLinuxディストリビューションを試すのが好きなので、ネットブックのOSも目まぐるしく変わったりしておりますが、いちいち環境をリセットするのはさすがに面倒なので、SDカードにインストールする方法も併用しています。けれども、もっと気軽に試すことができれば便利だと思うので、以前からVirtualBoxを入れてはいたのですが、インストールはできても起動できなかったんですよね。私はてっきり「Atom CPUのせいなのかな…」などと思っておりました。

 そして今回のOS「Ubuntu 10.04」ではまだVirtualBoxは試していなかったんです。なぜならばUbuntu 10.10を使ってみて、タッチパネル搭載のモバイルPCに特化したUbuntu 10.10ではなく、最長3年のサポートが約束されているUbuntu 10.04を使うことにしたからです。これでOS入れ替えもひと休みかな…と思いきや、やっぱり何かしらのOSを試したくなってしまいまして(笑)。

 まぁVirtualBoxを使用せずとも実際のところネットブックはマルチブートにしてあり、起動時にペンギンか雪豹を選べるようにしてあります(当然、雪豹は実験のためですので普段は使いませんけれども)。また、緊急用にSDカードにもUbuntuを入れてあり、ネットブックに入れたままにしてあるので、いざという時も安心ではあるのですが(笑)。

 実際の作業については明日にでも書きますね。


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