弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

「ことえり」おきばりやす…

今日はMac純正の日本語入力環境「ことえり」を使って日記を書いてみることにします。「かわせみ」試用版との比較のためです。今後「かわせみ」を使い続けるか否か、それを決めるためには再度「ことえり」を使ってみる必要があると考えたからです。

確かに「かわせみ」は大変素晴らしい日本語入力環境であると思います。今後も使い続けたいと思いますが、それではこれまで使っていた「ことえり」はどうだったのか? もう一度振り返ってみたいと思いまして…。

「かわせみ」ってなんぞや?という方は…2009年10月 > 27日 日本語入力環境「かわせみ」… とか、2009年10月 > 30日 「かわせみ」の印象… を読んで頂きたく思います。時間があって「かわせみ」ともっと仲良くなりたいという方は無駄に長いですが2009年10月 > 30日 日本語入力環境を擬人化する…を読んで頂けると幸いです(笑)。

私はずいぶん以前から「ことえり」には辞書を追加して使っております。使っているのは「NADのカタカナ語辞書 3.9v」です。後は必要に応じて「とみ?和英辞書」「とみ?英和辞書」を使用したり外したりしております。後は…単語登録の機能を駆使して自分の使いやすいユーザ辞書を作成することくらいですかね。それによってどれだけ「ことえり」が賢くなるか…それは未知数なのですが、実はそれほど困っていなかったというのが現状なのですよ…実は。

おっと…今「ですので」と入力しましたら「で素ので」と変換されました。早速ですか…。頑張れ「ことえり」。


日本語入力環境を擬人化する…

 この日記の前にMacで新しく登場した日本語入力環境「かわせみ」について書いております。できればそちらをお読みいただいてから以下の文章をお読みくださることをオススメします。ただし、あきれるくらい長文ですしこれはもはや日記の様相を呈してもおりません。それでもお付き合いくださるという方のみ続きをご覧ください。日本語にこだわり、日本語入力環境をこよなく愛する男の主張です。

 まず個人的嗜好を言わせていただくと…「日本語入力環境は究極の育成ゲームである」というのが私の持論であります(笑)。日本語が好きです。日本語で綴られる文章が好きです。日本語を入力することができる環境が好きです(IME以外)。と声高に宣言した上で、現時点における Mac OS X での日本語入力環境を鑑みるに、その選択肢は3つあるわけですが…その1つ1つについて私が勝手に擬人化し、キャラ設定を付加してみました。再度確認します。本当にお付き合いいただけるという方のみ、長文覚悟の上お読みくださいませ(笑)。それにしても…自分、何でこんなことやってんだろう? こんなことして何の意味があるのだろう? ホント…馬鹿ですね(爆)。

「ことえり」

 Mac OS に標準で入っている日本語入力環境「ことえり」。classicと呼ばれる旧世代のMac OS(~9.2)の時代はかなり厳しい日本語入力環境であったことは確かですが、OS X以降飛躍的な成長を遂げました。それでもまだまだユーザーをイラっとさせる言葉を返してくることもあります。これはさしずめ…かなりのドジっ子&空気読めない系でありながら、主役のため誰からも愛されているというキャラクター像が浮かび上がってはこないでしょうか?(爆)。

 名前は…そうですね…「御言愛利(みこと・えり)」なんてどうでしょう? 三言は「こと」を姓らしく、しかも言葉に関する漢字を使いつつ選びました。愛利は結局Macユーザは基本的にAppleが好きなので「ことえり」も愛されていることから愛の字を「え」と読ませて使うことにしました。最後の「利」は…余り利口じゃないけど何故か憎めない…の「利」でお願いします(爆)。何だかんだいって一部では学園のアイドル的存在。熱狂的な信者がいるわけですよ。例えば…私みたいなね(爆)。

「ATOK」

 日本語入力環境市場に君臨する「ATOK」。私も仕事でやむなく使っているWindowsには入れて使っております。以前はMacでも使っておりましたがMac OS X以降の「ことえり3」が何とか使い物になると分かってからはMacでは使っておりません。私が使っていたATOKはそのまま妻が引き継いでおります。

 さて、そんなATOKは…私が言うまでもなく実に優等生です。でもって擬人化するならば…完璧超人的な人物がふさわしいでしょうね。学級委員長とか生徒会長とか。名前は…「調度・A・詩句美(ちょうど・えーとっく・しくみ)」とでもしておきますか。「調度」は「丁度」を名前っぽく変えたものです。ミドルネームのAは言わずもがな「ATOK」から。そのままですが(笑)。名の「詩句美」は言葉にちなんだ漢字を並べてみたものですが、元は「仕組み」を名前っぽくアレンジしたものです。ミドルネームを除けば「丁度仕組」…これを無理矢理に英語変換すると「ジャストシステム」ってことで。誤変換ではありませんよ。そういう仕様なのです(爆)。

 さて、ここでいきなりミドルネームが出てきましたので、ハーフとかクォーターとかの設定でいきましょうね(笑)。必要ですよね、それ系のキャラって(爆)。ですので容姿端麗・眉目秀麗なお嬢様かつお姉様、金髪テラロングのウェーブヘアーという属性を付加します。さらには通っている学園の理事長の孫。誰にでも優しい(Windows、Mac、Linux、携帯まで対応)、慈愛に満ちた人物ですが、完璧主義のため相手にもそれを求めてしまう傾向があり、近づきがたい印象を与えているというのはいかがですか?

 キャラ設定に思わず力が入ってしまったのは何故でしょうね(笑)。でも、誰もがその実力を認めておりながらも、あまりにも有能であるが故に近づきがたい印象すら持ち合わせている…。実際のATOKにも言えるのではないでしょうかね。価格的にも、日本語入力環境にそこまで必要か?と思わせるほどの高機能ぶりにも…。

「かわせみ」

 さぁ、最後のキャラクターは誕生したばかりの「かわせみ」をベースにしたものです。勢いに任せて長文になってしまっているこの日記を読んで下さっている方も、少しだけ気になっているのではありませんか?「かわせみ」のキャラ設定を(爆)。

 「かわせみ」は、惜しまれつつMac版の開発を終了していた「egbridge」から派生した日本語入力環境。シンプルで軽快、それでいて基本以上のものを抑えていることから今後、隠れた名プレイヤーのような存在となり得るのではないでしょうか?。そんな「かわせみ」を擬人化してみることにします。

 …名前は「川背未子(かわせ・みこ)」。姓の「川背」は、川の流れのように静かに言葉を操ること、「egbridge」が生まれ変わる形でいつの間にかMacにおける日本語入力環境の新たな選択肢となり先行するそれらの背後に迫っていることからの命名です。名の「未子」は未だ未知数の力を漢字で表してみましたが…いかがですか?

 キャラクター的にはロリキャラが欲しいところなのかもしれませんが、私にはそちら方面の耐性がありませんので、そういう味付けを好みません。よって寡黙な眼鏡っ子属性を与えたいと思います(あれ?余り変わらない?)。図書委員で目立たぬ存在。つい最近までクラスの中でもその存在に気づくものはいなかったという設定はいかがでしょう。おとなしそうな見た目とは裏腹に実は確固たる信念があり、行動力も持ち合わせている。そんな魅力に気づいた先見の明を持つ人々の注目を最近にわかに集めている。でもやっぱり基本無口。誰かの邪魔をしたり前に出て自己主張したりはしない…まるで日本語入力環境の鏡のようなキャラではありませんか? 反対に…ありますよね?うるさい日本語入力環境…ワープロソフトとか表計算ソフトと連携してしゃしゃり出るアレとか(冷笑)。

 話が逸れたので元に戻します…。ついでに書けば…「かわせみ」はコーエーのライセンスを受けて開発された経緯があることから、…訳あって親元を離れており祖父が神主を務める光栄神社で巫女をしながら日々学校に通っている大和撫子ということでいかがでしょう? イメージが膨らんできましたか?

まとめ

 嗚呼…ついつい熱くなって長文になってしまいました(反省)。ここまで読んで下さったこと、心より感謝致しますよ。本当に(笑)。私には絵心がありませんので擬人化した擬人化した日本語入力環境のイラストとかは描けませんけれども…これらのキャラクターにまつわるショートストーリーなんかを書いたら面白いかもしれませんね。そうなれば某OSの日本語入力環境はライバルか何かで登場させるべきですかね? なんだか育成する気も起きぬほど馬で鹿な日本語入力環境だと聞いておりますが(冷笑)。


「かわせみ」の印象…

 最近はリリースされたばかりのMac OS X専用日本語入力環境「かわせみ」の体験版を使って文字入力をしておりますが、とても良い感じですので、嬉しくなってしまいます。つい長文を打ってしまいそうになるので、ここは自重しませんと(笑)。

 Mac純正の日本語入力環境である「ことえり」と違うなと感じたのは、Macを起動したての状態で文字を打ち始めた時ですかね。一瞬だけもたつくような感覚がありました。ですが、その後は標準の「ことえり」よりも快適な印象すらあります。変換精度が高いことも使い始めるとすぐに分かります。これは…久々に使って「嬉しいアプリ」かもしれませんね。

 あっ、先日の日記でちょっと物足りない「ことえり」を立派に育成するんだ…とか書いてしまいましたが(笑)、その思いを根底から覆してしまうほど「かわせみ」は良い感じで簡素で素直な日本語入力環境です。

 さて、良いアプリケーションを見つけると、誰かに教えたくなるものです。私としては…妻が使っているiMac(FlatPanel)にも「かわせみ」をインストールしたいくらいですが、残念ながら「かわせみ」はleopard(10.5)以降のOSにしか対応していないのです。

 まぁ、最近は妻のiMacが絶不調でして…時々いきなり固まってリセットを余儀なくされることが増えておりますから、そのうち何らかのアクションがあるかもしれませんし…(期待)。例えば27inchのiMacとk(略)。それとも、単純にHD交換で済ませてしまうかもしれないのですが…。

 あっ「かわせみ」の体験版は物書堂さんのサイトからダウンロードできます。Mac OS X 10.5以降が対象となりますが、興味のある方は試してみてはいかがですか?

 余りに「かわせみ」での文字入力が快適であったため、日記はまだまだ続きます。とんでもなく長くなりそうな予感がするので、とりあえず「かわせみ」の感想はこのくらいにしておき、次の話題は別に書くことにしたいと思います。


日本語入力環境「かわせみ」…

 今日は朝から小雨が降っておりました。夜更け過ぎに雪へと変わったらどうしよう(笑)なんてことを考えつつ、Mac専用のシンプルかつ軽快な日本語入力環境「かわせみ」の体験版をダウンロードしてこの日記を書いているところです。

 「かわせみ」の情報は…仕事仲間のLIFEさんが教えてくれました。LIFEさんは 情報通ですし、何より私と同様に Mac を愛する男ですので、色々と教えてくれて助かっております。そんな LIFEさんによると、「かわせみ」はMacのソフト開発を撤退したエルゴソフトの「egbridge」がベースになっているそうで、エルゴソフトにいた方々による物書堂という会社が、現在「egbridge」の権利を持つコーエーからライセンスを受けて開発した日本語入力環境のなのだとか。もともと「egbridge」ユーザの LIFEさんには、親近感の沸くものなのでしょう。

 私はと言うと…会社でやむなく使っている Windows では ATOK を、自宅の Mac では純正の「ことえり」を使っており、基本的には「ことえり」で十分だと思っています。あくまで個人的嗜好として記しておきますが、日本語入力環境は究極の「育成ゲーム」っぽいところがあると私は思っておりますので、ちょっと物足りない「ことえり」とか、色々と困らせてくれるLinuxの日本語入力環境「Anthy」にとても魅力を感じるのです(爆)。

 

 それを踏まえた上で「かわせみ」の公式ページで仕様を眺めてみますと…現在入力中の読みに一致する過去の履歴候補を表示・選択できる「スマート履歴変換」、直前の文章を解析し変換を行う「スマート・インライン変換」といった便利な省入力機能を備えているようです。

 「かわせみ」が動作する OS は、Mac OS X 10.5 Leopard と 10.6 Snow Leopard 。ダウンロード販売のみの取り扱いですが、1ライセンス1,995円(税込)、3ライセンスのファミリーパックが 3,990円(税込)という驚きの価格でリリースされています。こうした思い切った価格設定は、OS X 10.6 Snow Leopard の価格と照らし合わせても十分購入を検討できるものであると思います。性能がどうであれ標準で「ことえり」という日本語入力環境を有する Mac OS X に、高価な日本語入力環境を改めて購入して入れることはないと考える人もいるはずだからです。

 ただし、「egbridge」をもとに開発されていて、そのユーザ辞書が使えたり、慣れたキーボードショートカットで操作できたりという利点があったとしても、ライセンスの問題からなのか決して進化ではなく「egbridge」にあった多くの機能が失われている点は抑えておかなくてはなりません。ですが、このことが逆に軽量化に繋がっているのかもしれませんし、何より割り切って機能をスポイルしつつも価格を大胆に抑えてリリースする物書堂さんの姿勢に好感が持てます。要するに「かわせみ」はとにかく多くの人に使ってほしい優れた日本語入力環境なのではないかと思えるのです。

 物書堂のサイト http://www.monokakido.jp/では、30日間試用できる「かわせみ」の体験版をダウンロードすることができます。気に入ったら、ライセンスキーを購入することで、製品版にアップグレードできるようです。

 ちなみに「かわせみ」というのは言わずもがな鳥の名前ですが、漢字では「川蝉」または「翡翠」と書きます。前者は普通に読めると思いますが、後者は「ひすい」とも読めます。実は宝石の翡翠はカワセミの羽根の色から付けられた名前なのです。そんなことから、仕事仲間の「氷翠」さんには「ひすい」繋がりということで、ぜひ Mac を買って日本語入力環境として「翡翠(かわせみ)」を選んでほしいと願わずにはいられないのです(笑)。

 よし、オチも付いたし…今日はこのへんで(爆)。


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