現在放送中のアニメ「けいおん!」のOP曲『Cagayake! GIRLS』と、ED曲『Don’t say “lazy”』が、オリコン週間チャートでも好記録を出しましたね。ED曲『Don’t say “lazy”』が2位に、OP曲『Cagayake! GIRLS』が4位にランクインしていましたー。また、「らき☆すた」OP曲「もってけ!セーラーふく」のキャラクター名義の最高初動記録6.6万枚を更新したとのことです。凄いですね「けいおん!」。
一部で「アニソンが、アニソンが…」と言われているようですが、「らき☆すた」の「もってけ!セーラーふく」にしても「けいおん!」のOP曲『Cagayake! GIRLS』、ED曲『Don’t say “lazy”』にしても、聴いて耳に残ってまた聴きたいと思えるからセールスにつながりチャートでの結果に反映されるわけです。これは良曲であるということに他ならないと思います。両曲とも「軽音楽部らしさ」や「ガールズバンドらしさ」を全面に押し出した楽曲ですから、この曲を気にバンドブームが再来したり、再び数多のガールズバンドが活躍する時代になれば良いな…と、バンド活動をしていた者として強く思います。
現在放送中のアニメ「けいおん!」のオープニング曲(OP)『Cagayake! GIRLS』と、エンディング曲(ED)『Don’t say “lazy”』が、それぞれ22日にシングルリリースされて以来、連日オリコンチャートを賑わせておりますね。アニメ自体、4コマ漫画が元になっているとは思えないほどのクオリティで、さすがアニメ制作が京アニ(京都アニメーション)という作品です。OP、EDともに、本当によい曲ですよ。アニメイト効果により、週間チャートでは頂点までいってしまうのではなかろうか…と密かに期待しております。今日は特に書くこともありませんので、この両曲について私なりの考察を…
はじめに
OP『Cagayake! GIRLS』、ED『Don’t say “lazy”』はともに、「桜高軽音部」というアーティスト名でリリースされています。登場する部員達の声を担当する声優さんが歌っているものですが、OP、EDの映像を見たことがある方ならば、あたかも桜高軽音部が演奏し歌っているようなイメージがどこまでもついて回ると思われます(笑)。本当はガールズバンドではないのに、ガールズバンドが演奏し歌っているとしか思えないような雰囲気を持つ楽曲なのです。
一方のエンディング曲『Don’t say “lazy”』も、バンドサウンドは全開。OPよりスピードと激しさを増したナンバーは、大人びていてクールな印象。コード進行や歌詞にも切なさのスパイスも少しばかり入り交じり、素直に「カッコイイ曲!」と言える仕上がりになっています。各パートの演奏についてはOPのほうが難しい印象があるものの、小技を効かせたOPに対し、EDの『Don’t say “lazy”』のほうは直球勝負っぽくてバンドらしさはこちらに軍配かもしれません。また、楽曲全体では高いレベルにまとまった印象のある楽曲です。