XAMMPにWordPressを導入
ネットブック上のOS「Xubuntu 12.10」に入れた「XAMPP」に「WordPress」を導入することにします。そんなお話。
まずはWordPressの日本語サイトからWordPressのzipファイルをダウンロードします。
ターミナルから「sudo nautilus」を入力し管理者権限でファイルマネージャ「nautilus」を起動し、ユーザーのホームからフォルダ「ダウンロード」へ移動。ダウンロードしたzipファイルを展開します。展開してできたフォルダ「wordPress」の名前を任意のものに変更(これがアドレスの一部になります)。
それをLAMPの公開フォルダ「/usr/share/apache2/default-site」内に入れます。
ブラウザで「http://localhost/先程変更したWordPressフォルダの名前」にアクセスするとWordPressの設定画面が表示されます。
XAMPPで簡易Webサーバーを構築
手持ちのネットブックに簡易Webサーバを構築しようと思い「LAMP」を試すも失敗。OSまでダメにしてしまった無知な自分が嫌になりつつ(笑)、今度は「Xubuntu12.10」に別の簡易Webサーバ環境「XAMPP」を入れることにしました。そんなお話。
「XAMPP」は、以前「LAMPP」という名称だったのが、いつのまにやら「XAMPP for Linux」に改名していたようです。
XAMMPの公式サイト(http://www.apachefriends.org/jp/xampp-linux.html)から最新版をダウンロードし、サイトの説明を見ながらインストール。GUIツールがないので起動や停止にはターミナルからコマンドを入力する必要があります。
「XAMPP」を起動するためのコマンド
sudo /opt/lampp/lampp start
「XAMPP」を停止するためのコマンド
sudo /opt/lampp/lampp stop
ブラウザを起動し、「http://localhost/」にアクセスすると「It works!」という画面が表示されていたらインストールは完了です。ドキュメントルートは「/opt/lampp/htdocs/」になります。
LAMPで簡易Webサーバーを構築…失敗
手持ちのネットブックに簡易Webサーバー環境を作りたいと思い、Macでお世話になっている「MAMP」のLinux版とも言える「LAMP」を導入することにしました。そんなお話。
「LAMP」はLinux用のApacheとMySQLとPHPのセットで、それぞれの頭文字を取ってその名称としています。それぞれを個別にインストールするのは面倒ですが、「LAMP」をインストールすると簡易Webサーバー環境が簡単に構築できるので、私のような知識に乏しい人にも導入が容易になります(笑)。
今回は、LAMPを導入するのに「tasksel」を使いました。ターミナルにて コマンド「sudo tasksel」を入力すると、関連パッケージをインストールできるのです。導入したいパッケージを複数選択すれば一括インストールも可能です。私はここから「LAMP Server」を選択しインストールしました。
ブラウザを起動し、「http://localhost/」にアクセスすると「It works!」という画面が表示されていたら無事にインストールが完了したことになります。ドキュメントルートは「/var/www」になります。
ところが、PHPの動作は確認できたのだけれどMysqlが動作しません。PhpMyAdminも動かない…。素人の私には設定が難しく、お手上げ状態でいたところ…氷翠さんが「XAMPPにしたらどうですか?」とひとこと。聞けば「XAMPP」にはMac版、Linux版もあるのだとか。ほほう。Macでは「MAMP」、Linuxでは「LAMP」だったから「XAMPP」にはWindows版しかないと勘違いしていた私でした(笑)。
さっそく「tasksel」から「LAMP」を削除したのだけれど…なぜだか分からないですがGUI関連のパッケージが丸っと消えてしまい、カスタマイズした俺LinuxがCUIでしか起動しなくなりました。しかもGUIのパッケージがエラー表示が出てインストールできないというオチが付きました。
まぁ、俺LinuxはSDカードにインストーラーを残してあるので、使いたくなったらいつでも復旧できますから大丈夫ですが。「XAMMP」は別パーティションに入れた「Xubuntu 12.10」で試そうと思います。