2012-09-19のツイート…
- 風邪のせいか身体がだるいなぁ。 07:49:55
iPhoneやiPad、iPod touchなどApple製のモバイル端末のOS(オペレーション・システム)「iOS」。その最新版である「iOS 6」が本日からダウンロード&導入できるようになるのを前に、久しぶりにiOSのJailbreak(脱獄)を試してみようと思い、現在のiOS5.1.1でJailbreak(脱獄)が可能になるアプリ「Absinthe 2.0.4」にて試してみました。Jailbreak(脱獄)は自己責任ですけれども…そんなお話。
まずはgreenpois0n.comのサイトから、アプリ「Absinthe 2.0.4」を手持ちのパソコンにダウンロードします。Mac版(10.5以降)、Windows版(XP以降)、Linux版が用意されているのは親切ですよね。
対応しているiOSデバイスは、iOS5.1.1を搭載したiPhone 4S、iPhone 4 (GSM/CDMA)、iPhone 3GS、iPad1、iPad2 (WiFi/CDMA/GSM)、iPad3 (WiFi/CDMA/Global)、iPod 3G、iPod 4Gとなっています。また「Absinthe 2.0.4」では、いわゆる「紐なし脱獄」が可能です。再起動するたびに特定の操作をしないといけない…紐あり脱獄ではないのでラクです。これらの説明に「なんのこっちゃ?」と思う方は試さぬほうが賢明と思われます。
Jailbreak(脱獄)の方法は、以下の通りです。
1、デバイスのバックアップをとる(パソコンにデバイスを接続。iTunesに表示されたデバイス名を右クリックしてバックアップを選択)。
2、iOSでバイスにパスコードを設定している場合は解除しておきます。
アプリ「設定>一般>パスコードロック」からオフにします。確認のためパスコードの入力を2回求められます。セキュリティ確保のため脱獄後に再度、パスコードを設定しましょう。
3、ダウンロードした「Absinthe 2.0.4」をApplicationフォルダにでも入れ、実行。
4、ボタン「JailBreak」をクリックしてしばらく待ちます。ボタンの左側のプログレスバーで進捗状況を確認できます。アプリのほうに「JailBreak関連のファイルを転送してるぜ」「再起動するから待って。まだDockコネクタを抜いたらダメだぜ」などのメッセージが英語で表示されます。この時、iOSデバイス側には何も表示されません。プログレスバーが3分の2を過ぎたあたりから全然進まない感じがあり、途中でおかしなことになったのか?と不安がよぎりました。
30分経過しても状況は改善されないので、iOSデバイスを再起動してみました。すると…「再起動するから待って。まだDockコネクタを抜いたらダメだぜ」と表示されていたメッセージが「プロセスの完了を待ってるぜ」に変わりました(笑)。自動で再起動するんじゃなかったのか?
それから3分ほど経って、メッセージが変わりました。「リカバリー完了。脱獄をもう一度したいなら、デバイスを接続し直せよ」だって(笑)。
Dockコネクタを抜いてデバイスを確認…あれ?「Cydia」が見つからない(笑)。
仕方がないので、メッセージに従って再度Dockコネクタを接続しボタン「JailBreak」をクリック。すると、iPhoneのメニューバー上に同期を示すアイコンが表示され、しばらく待つと「復元の実行中」という文字が表示されました。今度はうまくいっているっぽいです。
5、音が出てデバイスのロック画面が表示された時、「Absinthe」の画面に「終わったぜ、楽しめよ!」というメッセージが英語で表示されました。ちょっと目を離した隙に再起動したのかもですね。2度目のチャレンジではたぶん10分かかってないと思います。
6、デバイスのほうに「Cydia」のアイコンが表示されていればOK。「Cydia」をタップして起動すれば「Preparing Filesystem」と表示されしばらく待つことになります(画面が暗くなります)。再びロック画面が表示されたその時、貴方は幾ばくかの不安や緊張とともに、大いなる自由を手に入れたことになるのです(笑)。
7、もう一度「Cydia」をタップして起動させると初期設定のため「Who Are You?」というメッセージと選択肢が表示されます。ここでは「Developer」を選び「Done」をタップします。この後の具体的な楽しみ方は「Cydia」で検索すると良いでしょう。
私は手持ちのiPhone 4SとiPad 2(GSM)にて脱獄しました。