弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-02-13の日記

2012-02-13のツイート…

  • 今日の晩ご飯…もんじゃ焼き(ひと口)、ナムル、鶏のグリル焼き、みそ汁、焼きなす、白米。 19:47:30
  • 昨日と今日は頭痛。 19:49:27
  • 薪ストーブで暖をとりつつ甘酒を飲む。そんな至福のひととき。 21:19:55
  • Firefoxが10.0.1になった。もの凄いスピードでバージョンアップしているのだから「10.0.1」の真ん中の「0」は不要だと思います。 22:56:14

あの「ハチロク」に思うこと…

かつて「ハチロク」の愛称で若者に親しまれたトヨタの往年の名車「カローラ レビン/スプリンター トレノ」。「ハチロク」という愛称は、「AE86」というエンジンと車体、グレードによって類別される形式番号からの愛称だったわけですが、2012年春に販売するトヨタのFRスポーツが「ハチロク」にあやかって「86(ハチロク)」という名称にするというネーミングセンスは、いかがなものだろうとちょっと思ったりしました。確かにあくまでもあの「レビン」が復活したわけではないので、やはり新しい車名にする必要があったのでしょう。共同開発し水平対抗エンジンの技術を提供したスバルのほうからは兄弟車として「BRZ」という車が発売されますけれども、ネーミングだけを見ると後者のほうがカッコイイ気がそこはかとなくするのはどうしてでしょうか。今日は、私が半日だけ「ハチロク」に乗った時の思い出話。

ちなみに私は「ハチロク」が生産終了してから免許を取得した世代。私が免許を取ったころはAE92型が主流の時代でした。黒金ツートンの「レビン」あたりが友人に人気でしたが、私が免許取って最初に買った自分の車は「セリカ」でした。

それでも「ハチロク」には憧れていました。ただ、自分で車を買うまでの間に乗っていた父親のE70型スプリンターで冬道におけるFRの恐怖を体感したことがあり、自分でFRの「ハチロク」に乗る勇気がわきませんでした(笑)。その後も車を買い換える時に思い切って「ハチロク」もいいな…冗談交じりではありますが、そんなふうに考えることは良くありました。

セリカに乗っていた学生時代、「大のハチロク好き」を自認する2歳年上の同級生が私に「ハチロク」の良さを懇々と語り、どういう経緯だったか忘れましたが「1日乗ってみてよ」と彼の愛車である「ハチロク」を貸してくれたことがありました。

それは白黒ツートンのレビン。ガードレール専門のキス魔のようなドリフト好きな「ハチロク」でした(笑)。その車を借りて、私は無謀にも彼女(妻のことです)を連れてドライブデートに行く計画を立てたのでした(笑)。

行き先は忘れましたが、札幌の中心部を抜けて円山動物園やら北海道神宮のほうを走った記憶があります。とにかく、段差でビョンビョンと跳ねる固い足回り、道行く人を皆「見返り美人」のような立ち姿にするほど野太い音を奏でるマフラー、身動きが取れなくなるほどサポート性の高いフルバケットシートに5点式シートベルト、乗り降りを困難にするほどのロールバー…そんな「ハチロク」。1日借りたのだけれど、途中で十分満足したので早めに引き返し、半日で返した記憶があります(笑)。


トヨタ「86」とスバル「BRZ」

トヨタとスバルが水平対抗エンジンをフロントミッドシップ・レイアウトにした小型FRスポーツカーを共同開発するということで大いに注目を集めておりましたけれども、ついに先日、トヨタは「86(ハチロク)」を4月6日から、スバルは「BRZ」を3月28日から発売すると正式に発表しましたね。当初は「巷で言われる『若者の車離れ』対策なのか?あの「Bb」みたいな…」程度に思っておりましたら、ニュースを読むとどうやらトヨタは本気のようですね。本気でスポーツカーを復活させ、若者を車社会に呼び戻すつもりのようです。

最大200馬力、最大トルク20.9Kgmを叩き出す2Lの水平対抗エンジンをフロントタイヤよりもエンジンを後方配置したフロントミッドシップでレイアウト。エンジンの重心が極めて低く、数値では日産GT-Rよりも、あのポルシェカイマンよりも低いそうです。

若者向けの価格ではないのかと思いきや…確かに最高級モデルはそれなりに高価ですが、最廉価モデルはトヨタもスバルも200万円前後となっているようです。大抵、一般車の廉価モデルは高級な装備が外された、ある意味「安っぽい」仕様となってしまうところなのですが、この車の最廉価モデルに至ってはさすがはスポーツカーを謳うだけはあるようですね。トヨタ「86(ハチロク)」の最廉価モデル「RC」はモータースポーツのベース車輌であり、余計な装備は持たず、前後バンパーとドアミラー、ドアノブが無塗装となる無骨な仕様。価格は価格は199万円と安い。で、カスタマイズを自分の手で行う余地が残されていると考えるべきです。これにディーラーで装着できるオプションやドレスアップパーツがたくさん用意されるらしいので、それらを好みで装着すると驚くほど高価にはなるようですけれども(笑)。

ちなみに量販グレード「G」は(6速MT)で240万円ほど。最上級グレード「GT Limited」(6速AT)で300万円ちょっとだそうです。

とりわけ「若者にスポーツカーに乗って欲しい…」そんな原点回帰をめざすトヨタの本気度はスゴイものがあると感じました。それは販売チャンネル。お得意の販売チャンネルで異なる意匠替えは行わず、トヨタ店、カローラ店、トヨペット店、ネッツ店で一斉に「86(ハチロク)」を販売するそう。そしてさらに驚いたのが、ディーラーの中で新たに専門ショップ「AREA86」を立ち上げるという計画。全国283ヵ所に設置するそうで、私の住む道東の街にも3店舗に「AREA 86」が誕生するようです。これには本当にびっくり。

「AREA 86」は展示車および試乗車があって、ディーラー装着のドレスアップパーツやチューニングパーツの相談に乗ってくれる専門スタッフが常駐する店舗。スポーツカー好きが集う「大人のたまり場」をめざしているのだとか。そんなお店に86と限定するような名称をつ達が阿智mつまってけて良いのか…という心配は置いておいて、「AREA 86」のは4月7日以降のオープンが予定されているそうです。

トヨタ「AREA 86」のページはこちらです。
http://toyota.jp/86/

渦中の黒木メイサとSUBARU「BRZ」のスペシャルサイトはこちらです。
http://subaru-brz.jp/pc/


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