「Ubuntu 12.04」に思うこと…
さて、今春にリリースされる次期「Ubuntu」の最新バージョン「Ubuntu 12.04」は、LTSと呼ばれる長期サポート版なのは周知の事実ですけれども、これまでのLTSであった「Ubuntu 8.04」「Ubuntu 10.04」がサポート期間3年だったのに対し、「Ubuntu 12.04」はサポート期間が5年に延長されるそうです。じっくり長く使えるOSになるということですから5年間のサポートというのは嬉しいですけれども、次期バージョンではアプリケーションのメニュー表示が現在のプルダウンによる選択式ではなく、キーボード入力によって候補から選択する方式に切り替わるようです。
これは「Unity」によってマウスあるいはタッチでのオペレーションへの偏重を避けるねらいがあるようで、将来的な音声認識によるオペレーションを意識した流れ…とも言われております。
しかし、Unityを日本語環境で使う際に私が問題だと考えている「アプリケーションの頭文字入力による選択で日本語が使えない」というのもありますから、日本語でのキーボード入力によるオペレーションがどれだけ使い物になるかははっきり言って疑問です。
日本語をはじめインプッド・メソッドを経由して文字入力を行う言語環境においては、従来のプルダウン式のメニュー選択のほうがずっと使いやすいのではないかと思うからです。
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