弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-07-13の日記

ライブの夜…

今日はBASSNINJA(ベースニンジャ)の異名を持つ北海道出身のベーシスト、今沢カゲロウさんのライブに行ってきました。バンドにおける低音担当というベースの役割を完全に超えた、今沢カゲロウさんの超絶テクニックが本当に素晴らしかったですね。途中休憩を挟みながらもベース一本で約3時間のライブでしたが、あっという間に感じたのはとにかく演奏が素晴らしかったことと、昆虫好きの今沢カゲロウさんによるMCが面白かったからだと思います!

2年ぶりという新しいアルバムを引っさげ、今回のツアーは北海道では北見が初という夜でした。春に隣町でライブがあり、その時に聴きに行ったLIFEさんが今回のライブを教えてくれたのが、私が行くことになったきっかけです。6弦ベース一本で様々な音を出し年間250ものステージをこなすベーシスト…という今沢カゲロウさんのことはずいぶん前から知っていたのだけれど、実際に音を聞いたのは春のライブのユーストリーム配信が最初。その映像からも演奏テクニックやパフォーマンスの凄さは伝わってきましたが、実際に「生」で聴きたくて今回、ライブに行ってきたわけです。

一応、趣味で音楽をやっている身として、機材や奏法などにも着目させていただいたのだけれど…今沢カゲロウさんはRoland「VB-99」というベース専用のシステムに弦の一本一本のニュアンスを読み取る専用のピックアップを取り付け、ベース一本で様々な音を表現しておりました。ベースの生音による激しいスラップであったかと思えば、ベース本体を打楽器のように鳴らしてリズムを取り、時にギターと見紛うばかりのディストーションサウンドを表現したり、シンセのような音を効果的に使ってみたり。

また、それらの多彩なサウンドはBOSSの「Loop Station」を用いて演奏をリアルタイム録音し、ペダルで再生・停止をコントロールしながらシンセにて音を変化させて重ねていく奏法。ベースの演奏テクニックもさることながら、特に「VB-99」を特徴づける2つのコントローラーを巧みに足で操って、ギターのチョーキング・サウンドのようなニュアンス、ハンマリングのような音を表現するという音作りのパフォーマンスにも魅せられました。

そうそう。ライブの場所は北見市内のライブハウスでした。以前、自分も立ったことのあるステージ。ここを訪れたのは久しぶりでした。ついでにライブハウスのマスターとちょっとだけ仕事の話もさせていただいたり(笑)。また、今沢カゲロウさんご本人から「BassNinja」のステッカーをいただきました。ありがとうございました。

ライブを聴いて、自分の音楽活動も本格化させたいと強く思いました。実はUSB接続のMIDIキーボードを買ったのだけれど…何だか忙しくてまだ触ってないんですよね(笑)。もう一ヶ月近く経つというのに…まったく(笑)。

あと、ライブの中で今沢カゲロウさんが蚊に刺された時にひと晩ですっかり元通りにする方法を伝授してくれました。私の妻はよく蚊に刺され、しかも刺されたところが腫れ上がるので、帰宅してからこの話を聞かせ「これでもう刺されても安心だな」という言葉を添えたのですが、「えー、できれば刺された後じゃなくて、刺されない方法が知りたかった」と言っておりました(爆)。


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