「Mac OS X 10.7 Lion」の新機能

今年2011年7月に「Mac App Store」経由でリリースされる「Mac OS X 10.7 Lion」。「Mac OS X 10.5 Leopard」から「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」になった際には、軽く速くなったものの中身の変更が主でしたけれども、「Mac OS X 10.7 Lion」はiOSの操作性の良さをフィードバックしているとのことで、ユーザーインターフェースに大きな変更があると思われます。現在分かっている新機能で私が気になっているものを書いてみようと思います。

まずは純正のエディタである「テキストエディット」。Windowsの「メモ帳」とは違って、Macの「テキストエディット」は単なるテキストエディタではなくリッチテキストエディタの性質を持っているのはMac OS X以前からのものであります。しかも、画像やムービーを入れ込んだりもできますから、HTMLエディタとしての使用も可能です。そんな高機能な「テキストエディット」が「Mac OS X 10.7 Lion」でさらに進化。ついに縦書きをサポートするほか、iPhoneと同じ絵文字も使えるようになるみたいです。とは言っても、縦書きのMacのアプリはすでに「iText Pro」がありますし、実際に使わないかもしれないですけれども（笑）。まぁ、日本語での使用に優しくなるということで気になったわけです。

次に、これまでMacで表示されるウィンドウの縮小・拡大は、右下角のつまみをつかんでしか行えませんでしたが、「Mac OS X 10.7 Lion」では、右下のつまみが消失。その代わりウィンドウのどの隅をつかんでもサイズ変更が可能になるらしいです。MacのGUIでこの部分は問題だと以前から思っておりましたから、この変更は嬉しいと思います…が、ふと考えてみると、これは会社で使っているWindows 98では当たり前にできる機能だったということに気が付きました（笑）。

そして「Mac OS X 10.6 SnowLeopard」では一部採用だったマルチタッチジャスチャーを、「Mac OS X 10.7 Lion」ではOS根幹から完全にサポート。それに伴ってウィンドウ右横のスクロールバーもなくなっておりますけれども、これはスクロール時に半透明のスクロールバーがウィンドウに重なるように表示される仕様になっているから問題ないですね。

このほかにも様々な新機能について私なりの期待感を記していたのですが…誤ってテキストを消してしまいました（泣）。改めて書く気力が残っておりませんでした。