弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011年6月の日記

プラグイン「Ktai Style」を導入

今日は、このサイト『弐条海月の「とはずがたり」』のブログシステム「WordPress」を携帯電話でも表示できるようにするプラグイン「Ktai Style」を追加しました。そのお話。

Ktai Style は、5つのキャリアのガラパゴスケータイとスマートフォンでブログをシンプルな表示に変換してくれるプラグインです。ページを軽量化し、容量が大きいページは端末に応じてページの分割までやってくれるようです。

以前から仕事仲間のpnyoさんに聞き、Ktai Styleの存在は知っておりましたが、私自身がスマートフォンを使っていることもあり、サイトを自動でスマートフォン対応に変換してくれるプラグイン「WPtouch」のほうを愛用しておりました。ところが、WPtouchにバックドアがあるということなのでプラグインを停止せざるを得ず、代わりになるプラグインを探していたのでした。

Ktai Styleではテーマも変更可能のようです。WordPress のテンプレート構造に準拠しており、複数のKtai Styleテーマをインストールしておいて切り替えることも簡単にできたり、簡単なブログの管理機能も備わっているので、このプラグインを導入するだけで携帯サイトの心配は不要になるという優れたプラグインです。

デフォルト状態でこのサイトを表示してみたのがこちらの画像。かなりシンプルですが、むしろ携帯電話ならばそれで良いのかもしれません。そもそもブログですから見た目どうこうよりも本来はその内容で勝負すべきものだと思いますし(笑)。

Ktai Styleにはまだ他の機能がありましたよ。設定によって携帯電話の絵文字に対応させることもでき、コメントや投稿本文に絵文字が使えるようになるそうですが、さすがにこの機能は私には不要だと思いました。ただし、適用させると絵文字は携帯キャリアによって対応した絵文字に変換されるだけでなく、パソコンやスマートフォンからの閲覧時にはテキストに変換されるという親切設計なのがは良い点だと思いました。


我が家のネットワーク環境…完

以前書いた記事ですが、放置しておりました。公開せず後悔(笑)。なので一部追記して載せることにしました。我が家のネットワーク環境のお話の最終回です。

任天堂DSiのLLを長男・次男が使っておりまして、FONルーターに接続してポケモンのWi-Fi通信などもやっております。私もと思ってDSLiteを使ってWi-Fi通信をしようとしたら…繋がらないんですよ、これが。

しばらく考え、それでも分からなかったので、LLとDSLiteのネットワーク設定を見比べて気がついたこと。現状の無線LANで使っておりますセキュリティ「WPA & WPA2」では、DSiではOKでもDSLiteでは弾かれてしまうことが分かりました。

そこで…ずっと以前には使えていたことを思い出し、今は妻のマシンとなっているiMac(Mid 2007)を使って問題を解決することにしました。iMacのインターネット共有をセキュリティ「WEP」でONにして、DSLite用の無線LANネットワークを作成したところ、問題なく接続できることを確認しました。ただし「WEP」はセキュリティが甘いので普段はオフにしておき、必要な時にオンにして使おうと思います。

無線LANとかネットワークとかの設定って、昔よりはずっと簡単になっていますよね。ほとんど自動でやってくれる機能とかもありますよね(Fonは面倒くさいですが…)。でも、こういった設定はたまにしかやらないので忘れてしまうこともありますよね(笑)。まぁ、無事に家庭内ネットワークの構築が完了した室内を見渡せば…有線LAN接続のiMac、Lubuntuを入れたDOS/V機が1台の計3台に加え、無線LANで接続するMacBook Pro、ネットブック、iPhone3GSが2台、任天堂DS3台、任天堂Wiiがある我が家の環境がちょっと異常なのかもしれないですけれども(爆)。

 


世界遺産登録…

小笠原諸島(東京都小笠原村)が世界自然遺産に、平泉(岩手県平泉)世界文化遺産登録されることが決まったとのニュースを目にしました。国内の世界自然遺産は東北の白神山地、九州の屋久島、北海道の知床に続いて4ヶ所目となりますね。私としては知床はある意味近場なので世界遺産に親しみを感じておりました。

特に世界文化遺産に登録された平泉は、国内では12番目の登録になりますね。正式な登録名は「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」となっているようです。奥州藤原氏の祖である藤原清衡公が建立した「中尊寺」には1度しか行ったことがないのですが、荘厳かつきらびやかな金色堂の印象が今でも強く残っております。この平泉の世界文化遺産登録は、東日本大震災の復興に向かう中で、東北の人々はもとより日本人にとってひとつの力となり得るのではないかと感じました。

余談になりますが、小学校のころに「チューソン」というあだ名の友人がおりました。「中尊寺」のことを思い出していたら…同時に「チューソン」のことも思い出しました(笑)。本名をそのまま音読みにしただけの「チューソン」というあだ名は誰が付けたものなのか、もしかしたら私かもしれませんけれども(笑)。「チューソン」とうちの親同士も仲良くしていたので、親は連絡先を知っているかもしれませんが、元気かな?「チューソン」。


メールのエラー

お客様から私のメールに2MBくらいの画像を添付すると、エラーで返ってくるという話を聞きました。実は今回が2度目。以前、別のお客様に言われた時にメールの設定を見直してはみたのですが…。

前回言われたのは数ヶ月前。ちょうどAppleの有料クラウドサービス「MobileMe」を解約しようと思っていて、会社のレンタルサーバーで用意した自分用のメールアドレスをお客様に伝えたころのことでした。最初はレンタルサーバーのメール環境が非力なのかと思いましたが、理論値ではヘッダなどを含め200MBまでの容量のメールを送れるとのこと。それならば何が原因なのか…。

今回受信したメールは、全部で3通。1通目はJPG画像が2つ添付されており、2通目と3通目にはJPGファイルが1つずつ添付されておりました。気になるのは2通目の文中にある「画像重いので2つに分けて送信します」の言葉と、3通目のタイトル「2つ目です」。そして2通目、3通目のメールの添付画像が、1通目のJPG画像2つと同じものだったということ…。

まとめると、1通目のメールは添付画像を含め間違いなく届いているのに、先方にはエラーが返り、結果、2通目、3通目として1枚ずつ送り直すことになったという事実です。

私のiPhoneでは仕事上のメールも受けられるようにしてありますが、リアルタイムでメールが来たことを知らせる「プッシュ」通知に対応していないため、定期的にメールをチェックする「フェッチ」でメールを受ける必要があります。フェッチの頻度を上げればリアルタイムでの受信には近づきますが、その代償としてバッテリーの持ち時間が悪くなります。

そのため、仕事のメールは受信時にプッシュに対応しているiPhoneのメール(i.softbank.jp)に転送する設定にしてあったのでした。iPhoneのメールがヘッダ含め1MBしか受信できないために大きな画像があるとエラーを返すのですが、転送先の会社のレンタルサーバーではなく直接送信元のお客様のメールにエラーを返していたということが分かりました。

お客様には添付ファイルは間違いなく届いていることを説明しましたが、リアルタイムで私が受信するために毎回エラーをお客様に返すわけにはいかないので(笑)、取り急ぎiPhoneのメールへの転送はしないことにしました。

後は、リアルタイムでプッシュ通知を受ける方法を探す必要がありますね。別のアプリを使うか、Gmailを使うか…。ちょっと考えてみようと思います。


HSP、プログラムの改良…

サーバー内で常駐動作させているフォルダ監視プログラムを改良することにしました。このプログラムはJPG、BMP、EPSなどの画像ファイルが所定のフォルダに追加された場合、画像を格納するフォルダに移動するアプリケーション。過去にWindowsで動作するフリーのインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて開発したもので、今回は機能を追加してテキストファイルも監視できる処理を書き加えます。先日の日記で書いた、テキストファイルの末尾に入った改行を自動で取り除くためのプログラム、アレです(笑)。今日はそのお話。

サーバーないで動作させていたアプリは「画像監視V3」という名称でしたが、テキストファイルも監視対象に加るのでこのままでは不適切ですよね。よって「仕分け屋ジロー」と命名。あ、名前は何となくのフィーリングです(笑)。

まずは設定ファイルをサーバー環境用から、ローカル開発環境でのテスト用に書き換えて実行させてみます。するとさっそくのエラー(笑)。4年間で何か変わったことは…自作モジュールのファイル名およびその関数名ですね。それらを変更して再度実行。エラー(笑)。エラーをはき出す部分を精査してみるとscreen命令。単にウィンドウを生成するところです。「記述に何もおかしなところはないのにおかしいな」と思い、テストでscreen命令を適当なサイズで書いてみると…そこまでは動作するではありませんか。

そこで気づいたこと。このアプリは省スペース設計なので、ウィンドウタイトルだけしか表示せず、ウィンドウタイトルに動作状態を表示する仕様。ですから横幅220pxに対し、縦幅は0pxの設定だったんですね。そこで気づいたことは…HSP3.2ではウィンドウサイズの最低値が0ではなくなったのではないかということ。試しに縦幅を1にしてみたところ…問題なく動作(笑)。まぁ、そんな感じで開発を進めていこうと思います。
処理対象のファイルは拡張子をリスト化して設定ファイルの中に書き込んでいたのですが、当初は.EPS.eps.JPG.jpgのように大文字と小文字の拡張子を記述し、ピリオドで分割して取り出しフォルダ内のファイルリストから検索していたのですが、よく動作を確認すると大文字と小文字の区別を付けていないことが分かったので、小文字の拡張子はリストから外しました。これだけで動作速度が2倍になりました(笑)。

実際のリストはこちらです。

.EPS.PSD.AI.JPG.JPEG.GIF.BMP.TXT

ここに新たにテキストファイルの拡張子.TXTを追加するわけですが、圧倒的にテキストファイルを監視するほうが多いことから、設定ファイルに書き込む.TXTの拡張子の数を増やしました。

.EPS.TXT.PSD.TXT.AI.TXT.JPG.TXT.JPEG.TXT.GIF.TXT.BMP.TXT

見ての通りものすごく強引な力業(ちからわざ)ですが、これで期待する動作を十分にこなしてくれそうです。
と思いきや、画像を発見した時のルーチンとテキスト処理のルーチンは別にしたほうが効率が良いので、結局テキストを見つけた時は別のサブルーチンに移動し、テキストの数だけ繰り返して処理する仕様にしました。その結果、.TXTはやはり一つで良くなりました。

.TXT.EPS.PSD.AI.JPG.JPEG.GIF.BMP

今日のローカルでの動作テストは良い感じだったので、明日は実際にサーバ上でテストします。設定ファイルを書き換えてサーバー対応にしてからの作業。うまくいけば次はまた前から取り組んでいるアプリケーション開発に戻ります。


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