俳句と短歌
ここ何年もゆったりと俳句ならびに短歌と向き合っていない気がします。以前は俳句会に所属し活動したり、俳句展への応募などもしていたのですが、なかなか時間がとれなくて…。やっぱり、俳句、短歌に限らず文学活動は、ゆったりとした時の流れの中に身を置き、悩んでひねり出すのではなく気づけば自然と浮かんでくるものを書き留めることで生み出したいものですよね。そんな日々を送りたいと常々考えている私が、最近詠むことができた俳句と短歌がこちらです。
「風薫る 晴れゆく空を 眺めおり」
解説:薫風の候、晴れ渡る空の余の雄大さに、私はふとを足を止め見入ってしまったことよ。
「オホツクの 風に吹かれて 桜散る 川面に踊る 花も美し」
解説:オホーツクにもようやく桜の便りが届いたかと思えば、五月の風に吹かれて早くも散り始めている。川のほとりを歩いていると、舞い散る花びらの中、川面に流るる桜の花が目に留まった。揺れ踊るその花の儚くも美しい様子に、ものの哀れを感じた私は足を止め、その花が見えなくなるまで見つめていたのだった。
ふぅ…こじつけの解説を書くのにすごく時間がかかったというのは内緒です(笑)。