弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

ネットブックでVirtualBox…その3

 ネットブックに入れた「Ubuntu 10.04」で、仮想PC環境「VirtualBox」を動かします。今日はOSをインストールしたいと思うのですが…結論から申し上げますとなかなかうまくいかず難儀しております。そのお話…。

 今回VirtualBoxで試すOSは…HP社がネットブック用に特化させたUbuntu 8.04ベースのOS「MIE」です。HP社は最初から「MIE」を搭載したネットブックを販売しており、それを後からWindows搭載のHPマシンでも「MIE」を使えるように、サイトで公開してくれておりました。デスクトップ画面がメディアセンター的な扱いになっていて、写真や動画などのサムネイルが表示され、メールの有無も分かるという仕様でした。

 私はLIFEさんからこのネットブックを買った時に「MIE」を試したのですが、インストール時に有無を言わさずHDDの中を真っさらにしてインストールされるOSなので、その後は怖くて試せなかったのです。当時はUbuntuに関する知識も少なくて…設定がうまくできずメインでの使用は諦めましたが…洗練されたデザインのデスクトップが印象的でした。そんな「MIE」を再び使いたい…VirtualBoxの中でならば大丈夫ですね。

 ところが、ネット上を探してもMIEのインストーラーがなかなか見つからず。ようやくダウンロードできた「MIE」のインストーラーは、Linux用ではなくてWindows用(笑)。

 「MIE」のインストーラーというのは、実は「MIE」インストール用のUSB作成ツールであり、しかもツール自体は843.5KBと軽量。2GB以上の容量を持つUSBメモリを用意し、このツールでそのUSBを選択すると、OSのデータがダウンロードされながらUSBに書き込まれます。確か1GBくらいしか容量をくわないのに、なぜか要求するUSB次にそのUSBで起動させるとHDDが真っさらになって「MIE」がHDDに転送される仕組みなんです。ツールを起動するOSに合わせてWindows用とLinux用があったはずなのですが…なぜかWindows用しか見つからなかったという…。

 仕方がないのでこれで試します。ダウンロードした「MIE」インストール用USB作成ツールの名称は「ImageCreator.msi」。これをWine経由でインストールします。

 次にインストールされた「HP MIE Restore Image Creator」をこれまたWineで立ち上げ、USBメモリに「MIE」のデータを書き込みます。ところが、ツールのリストにUSBメモリが表示されない…。USBメモリをFATでフォーマットし挿し直してもダメでした。やはりWineではダメか…Linux用のツールがないとダメなのだなと判断した私なのでした…なかなかうまくはいかないものですね。続きはまた明日。


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