弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010-11-30の日記

封書のこと…(中)

 前回書きました「封書のこと…(上)」の続きです。仕事上で封書やはがきを受け取る機会がありまして色々と見ておりますと、些細なことかもしれませんがマナーを守るということ、つまりは受け取る相手を思いやる気持ちの有無を考えさせられることがあります。今日はそれに関するお話です。

 私が受け取った封書の中に、このようなものがありました。その封書は、字は綺麗ではなくとも読みづらいということはなく、丁寧に書かれています。ただ、その文字の大きさや配置のバランスなどから、人とのコミュニケーションを取るのがあまり得意ではない方のような印象を持ちました。同時に書かれている住所・宛名に2箇所の誤字があるにも関わらず修正されず誤字に気づいた様子もないことから、物事を深く考察したり疑うことをあまりしない性格、おっとりとした性格の持ち主ではないかというように感じました。

 もちろん、これは私の身勝手な考察でしかなく、もし違っていて私の考察が相手に迷惑を与えるようなことがあったとしたならば平身低頭謝らねばならないところです。もちろん、私は誰にも口外しておりませんから迷惑をかけてはいないはずですけれども(笑)。つまりは、前回書きました「封書のこと…(上)」にあるとおり「手書きの文字には表情がある」と考え、書かれた文字から勝手に人物像を、私が私の頭中に描き出していたということでしかないのですから。

 さて、話を戻して…。その封書の差し出し主に、取り急ぎ尋ねたいことがあったのですが、肝心の電話番号が書かれておりませんでした。もともと早急に連絡を取らねばならないことがあるために、電話番号は必ず書き添えていただけるようあらかじめお願いしてあるにも関わらずです。幸いにして、その方から封書が届いたのは今回が初めてではなく、初回時には電話番号があったことを思い出したことから封書の束を引っ張り出し、その方の電話番号を調べて連絡を取ることができました。もちろん、その際に「次回からか・な・ら・ず連絡先を明記するよう」お願いしておいたことは言うまでもありません(笑)。

 それ以後も数回、その方から封書をいただくのですが、最近の2回ほどは電話番号はおろか差出人の住所も名前すらも書かれておりませんでした。「もう何度も送っているから分かるだろう」と思っているのかどうかは分かりかねますが、わざわざ本人に連絡を取ろうとは思いません。調べて連絡をするのが面倒である、というよりも、受けると相手の気持ちを考えていない封書に対し私が取れる最大の手段が「差出人不明のためが分からないので対処のしようがない」ということだからです。いや、もしかしたら私が単にいじわるだからかもしれないのですが(笑)


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