弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010-07-02の日記

Ubuntu のWineでHSPを動かす

WineでHSP

WineでHSP

 ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」に入れた「Ubuntu 10.04」にWindowsのアプリを動かすことのできる「Wine」をインストールしています。その「Wine」上でWindowsで動作するフリーのインタプリタ言語「HSP(HotSoup Processor)」を動かしてみました。なんかまどろっこしい書き方ですが、ようはUbuntuでHSPを使いたいのでやってみたということです(笑)。

 HSPの公式サイトhttp://hsp.tv/で用意した「HSP3.21」インストーラーは、残念ながら動作しませんでした。ですので、インストーラーをあらかじめWindowsで展開しておく必要があります。HSPの入ったフォルダをWineのC:Program Filesに入れておきます。そうすると…無事に起動しました。簡単ですね。

 ですが、フォントが汚いです(笑)。フォントを変更してみたり…試したのですが改善されないですね。まぁ取りあえず良しとしますけれども。

 そう言えば、UbuntuにはHSPと同じくインタプリタ言語のPythonが標準で入っておりますね。こちらはプラットフォームを問わずLinux、Mac、Windowsでも動作するので使い勝手が良いのでしょうが未習得です。これに対し基本はWindowsでしか動作しないHSPですが、何より使い慣れておりますからガリガリとプログラムが書けますし、それがLinux(Ubuntu)で動作するとなれば嬉しいことこの上無しです。

 さて、何を作ろうか…って言っても取り急ぎ作るものがありませんので、時間を見つけつつ既存のプログラムのバージョンアップでもしてみようと思います(笑)。


HSPで開発したアプリのバグ修正

 私が以前「HSP(Hot Soup Processor)」で開発したテキストファイルをhtmlに変換するアプリがありまして…ここ数日、そのバグ修正を行っております。このアプリは私と氷翠さんが隔日で使っているもので、小さなアプリケーションを動かして目的の仕事を行う物なんですが。氷翠さんの環境では、そのうちの2つのアプリが動作中にエラーを起こして強制終了してしまうようになり困っていたそうなんです。

 私はWindows 98SEで運用していて問題なく起動するのですが、氷翠さんはWindows VistaからWindows XPに変えた途端に動かなくなったと言います。それを聞いて私は確信しました。原因のひとつがWIndows XPではないかと推察されるからであり、また実は過去に開発したアプリの中で、同様の症状が出ているものがあったからです。

 ほかならぬ、先日ソースを書き直して完成させた年号西暦の相互変換アプリ「一発換太君」も、旧アプリではT女史のノートPC(XP)で動作しなかったために作り直したアプリなんです。

 氷翠さんによると、XPでアプリを起動した際に発生するエラーは、ファイル操作を行う辺りらしいとのこと。そこでファイルをコピー、移動する命令を調べて怪しい箇所を特定し、その命令をコメントアウトすると、アプリの動作としては完結しないものの(当然ですね)エラーは起きないことが分かりましたので、代替命令文を入れて解決することにしました。とは言え、まだいくつか動作不良のアプリがありますので、早く直さねばなりませんね。

 私の開発環境下での話なので参考になるかどうかは分かりませんが、一応書いておきますね。エラーは、HSP純正プラグインhspextにあるファイルのコピー・移動命令「fxcopy」で発生しておりました。ですので、標準命令の「bcopy」に置き換えて解決させました。


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