弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-11-02の日記

車の冬支度、タイヤ交換…

土曜の夜に雪が降ったというのに、日曜日をダラダラと過ごしてしまいました。そのせいで今朝、ガソリンスタンドにタイヤ交換の依頼をして出社しようと思いましたらバスの時間が変更になっていました…。散々です…すべて自業自得ですがね(笑)。

もう時間がありませんので、車で行けないのであればタクシーで行くより他はありません。ですので、まずは屋外の状況を確認…。外は…すごく寒い。吐く息は…真っ白だ。車の状況は…ウインドウに雪が積もっている。地面の様子は…ところどころに雪があるか濡れている状況。霜柱は…ないようだ。水たまりはは…薄氷は張っていない。道路は…濡れているが凍ってはいない。

「よし、行ける!」。

と言う訳で…何とか車で出社できました。念のためゆっくり走行しましたが、どこも問題はありませんでした。

「どうだった?無事にたどり着けた?」と妻から連絡がありました。聞けば明日以降も寒い日が続くらしいです。しかも外を見ると、いつの間にやら雪が降ってます!

「やはりタイヤ交換を依頼すべきだな…」。そう判断した私は、昼休みが来るとともに行動を開始しました。

まずは家に戻るや否やスタッドレスタイヤを車に積み込みます。ところが車のトランクには先客が…。先々週の釣り道具が入れっぱなしでした(爆)。なので、まずはそれを玄関にどんどん置いていきます。それからタイヤを積み込みました。その後、釣り道具の片づけを妻に託して家を出ると(笑)、仕事をいただいた会社を訪問して資料を渡すとともに打ち合わせ…。それを済ませた後、ガソリンスタンドへ行き、車を預けてきました。

スタンドから会社までは徒歩で10分くらいですかね。久しぶりに歩いた道です。寒風の中でしたので喉が痛くなりました。なんかもう…空気が冬のそれですよね(笑)。とにかく無事にタイヤ交換が済みましたので、これでひと安心です。


源氏物語の続編!?

ネットを見ておりましたら興味深いニュースが…「源氏物語」の続編とみられる写本の一部が発見されたそうです。

ニュースの出所は毎日JPさん http://www.excite.co.jp/News/society/20091102/20091102E40.053.htmlです。

平安末期の文献には「源氏物語」54帖の続編としていくつかの巻名が表記されており、これらは紫式部とは別人が書いたとされているそうです。今回発見された古写本の断簡(切れ切れになった書物)の紙質が鎌倉末期から南北朝時代のものと分かり、続編の中の「巣守」とみられているのだとか。

何より興味深かったのは、見つかった断簡にはこれまでの資料にはなかった和歌「うき世をも かけはなれなは いる月は 山こそついの すみかなるらめ」という歌が記されていたとのこと。

とても素晴らしい…源氏物語の世界観を思わせる平安・鎌倉時代の和歌です。こうした歴史的・文学的にも貴重な資料はとても興味深い訳ですが…これが一般の目に触れるのは一体いつのことになるのでしょうね。しかも、片田舎に住む私はそれを拝観する機会があるのかないのか…。うーん悩ましい限りです。

という訳で、余りに心に響く素晴らしい歌ですので思わず現代語訳をしてみました。自信はありませんが、概ねこのような意味合いではないかと思います。

「うき世をも かけはなれなは いる月は 山こそついの すみかなるらめ」

高く昇り切った月が次に沈む先は山。
いくら浮き世でもてはやされた貴方であったとしても、
その時期を過ぎた今、都を離た山でこそ人生の最期を迎えなければなりません。

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