弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

使っているブラウザ名は「Shiretoko」

Shiretoko

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 ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」に「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」を入れております。FTPアプリをインストールしようと思ったのですが、昨日書き忘れた「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」の最も大きな特徴のひとつがもとで思わぬ方向に…。

 「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」は基本的に、ウインドウを開くとそれが強制的に最大化されます。ウインドウではなくなる…といったほうがしっくりくるかもしれません。と言うのも、タイトルバーが上部のパネルと合体し、ネットブックの弱点である解像度の低さを補う仕様になっているからです。これはあながち悪くはないのですが、ほぼ強制的なので本来であれば小さなウインドウも横幅一杯に引き延ばされる事がしばしばあります。まずウインドウが開き一瞬のタイムラグの後、グインっと横に引き延ばされるのです。私は「あーまた来たよ、コレ…」みたいな感じでそれを見つめているのです(笑)。

 本題に戻りますと、WEB系の作業をしているとFTPアプリとブラウザ、エディタの間を行ったり来たりすることがありますが、ウインドウが常に最大化される「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」ではできるだけアプリケーションの切り替えを減らしたくなります。なので「Firefox」にFTP機能を付加できるアドオン「FireFTP」を使おうと思いましたら、Firefoxのバージョンが古いからダメみたいな表示が出ました。「Ubuntu 9.04 Netbook Rimix」のデフォルトブラウザは「Firefox 3」だったようなので「Firefox 3.5」を探したのですが、変わりに出てきたのが「Shiretoko 3.5.2」だったのです。「知床?」なんて雄大で未開の自然が残ってそうな言葉なのでしょう(笑)。どこからともなく親しみの気持ちが沸いてきますね(爆)。さっそく落としてみると何のことはない最新の「Firefox 3.5.2」でした。ただ、何故かブラウザ名が「Shiretoko」で、英語版しかなくて、地球にキツネが乗っかったようなアイコンがただの地球に変わっているくらいです。バージョンを確認すると「Firefox for Ubuntu…」と書いてあります。まぁアドオンとかも普通に使えるから問題ないですが…不思議な気持ちです。

 「Firefox」のバージョンが新しくなったので(正しくはFirefoxからShiretokoに改めたので)「FireFTP」をインストールしてみたのですが、うまく動かない…。結局、別にFTPアプリ「gFTP」をインストールしました。とは言っても「サーバーへ接続…」メニューから使いたいアプリケーションを選んでインストールするだけ。とても簡単に目的のアプリケーションを手に入れる事ができます。このあたりはLinuxの良いところでしょうね。

 他にも、サーバー接続の機能を使えば通常のファイルをブラウズするようにFTPサーバの中身を参照できるほか、エイリアスを作ってFTPパスワードを保存する設定にしておけば、ファイルを保存する際に直接FTPサーバを選択することもできて便利です。こんなに便利なのだから「Ubuntu」を始め、Linux がもっと世の中に普及すれば良いのに…と思います。Windows みたいな独占的で上から目線の OS ではなく、多くの人の手によって生み出された自由で優しい OS なのですから。


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