「天の川」開発の進捗状況 (1)

　仕事仲間の氷翠さんが開発したシステムをもとに立ち上げたこのサイト「プログラムとはずがたり」も１年が経過しました。この辺りで、新たに開発しております枠組（フレームワーク）「天の川（Amanogawa）」の進捗状況を整理しておこうと思います。これから数日の間は、日記とも言えぬようなつまらない文章になるかと思います。まぁ、普段も面白くない日記だとは思いますけれど（笑）。

一応、開発済の部分

　まず「天の川（Amanogawa）」でこれまでに開発できましたのは、サイト全体に関する設定ファイル、「天の川（Amanogawa）」の設定ファイル、３つのコア・システム（メインメニュー生成、サブメニュー生成、ビュー＝テンプレートエンジンに接続するための表示処理部分）、コア・システムから呼び出されるモジュール（メニュー生成用クラス「お品書き（Oshinagaki）」）です。
　設定ファイルコア・システムは特に説明が不要と思います。モジュールは、複数のコア・システムで呼び出される共通の処理をまとめたものをコア・モジュールと呼びます。また、コア・システムに限らず、特定のコンテンツのコントローラーから直接呼び出されるモジュールも存在します。これをコンテンツ・モジュールと呼びます。
　すでに完成しているモジュール「お品書き（Oshinagaki）」は、メインメニューとサブメニューを生成する際に呼び出されるコア・モジュールです。中身はクラス化してありまして、対応するメニュー生成用のテンプレートを読み込み、分割・整形するところまでを受け持ちます。その後、各メニュー生成プログラムに移行して実際にメニュー項目を読み込み、分割・整形。その後、テンプレート内にデータを流してメニューが生成される仕組みです。

現在、開発中の作業

　そして、現在進めております作業が「日記に関するプログラムをひとつにまとめる」ことです。
　日記を利用するページは、トップページと「日々のこと」の月毎のページ、日毎のページの３つです。それぞれのページのコントローラーを呼び出す処理の中で、日記に関係したプログラムのセットを読み込むようにすることで、他のコンテンツで余計なプログラムが呼び出されるのを防ぎ、効率よく処理させることができるようになります。もちろん、処理の共通化を図ることで、何度も同じプログラムを書かなくても良くなりますし、更新あるいは改造の際も変更する場所が少なくで済むので良いことこの上なしです。

　長くなりそうなので、続きは明日にでも…。

※この記事は過去のサイトから移行したものであり、
現在の内容とは異なっている場合がありますことをご了承下さいませ。