ロリポップのPHP…
ロリポップの管理ツールを何気に見ておりましたら、PHPのバージョンが変更できるようになっておりました。PHP4からPHP5に切り替えられるというものなのですが、PHP5に切り替えたら最後、二度とPHP4には戻せないというワンウェイ・チケットの仕様になっておりました。結論から申し上げますとPHPのバージョンを4から5に変更しました。以下はそこに至るまでの葛藤と決意の記録です(笑)。
私は自宅でMacを使っておりまして、WEBプログラミングやサイト構築・確認のためのローカル・サーバー環境としてMANPを利用しております。このMAMPはPHPのバージョンを4と5のいずれかから選べるようになっており、私は普段からPHP5を使って開発しておりますから問題はないと思われますので、いっそのこと5に切り替えてみるのも良いかな…とも考えましたが、2度とPHP4には戻せないという言葉がどうにも気になって一時は躊躇(ちゅうちょ)してしまいました(笑)。
しかも、ロリポップのページでは、PHP4の今後の提供について「PHP4は既に開発・サポートが終了しておりますので、2009年春頃を予定として提供を終了させていただきます…」と強気な書き方がされており、「ただし、今後セキュリティ上の深刻な問題等が発生した場合、やむなく提供を終了する場合もございます。早めにPHP5への切り替えをよろしくお願い致します」とさえ書かれているのです。
どうも利用者を煽(あお)るだけ煽っている感が否めなくもないのですが、そこで「躊躇しているようでは負けだ。人は常に前に向かって歩まねばならないのだよ(笑)」と思いまして「ここは一つ、PHP5に切り替えてみようではないか」と決心。まずは念のためローカル環境とサーバー環境の同期をとった上で、ある方法を用いてPHP5での動作を実際に確認することにしてみました。
ある方法とは…ロリポップのページに補足事項として書かれていたのですが現在、サーバー上にあるPHPファイルの拡張子の末尾に5を付けると…そのファイルをPHP5で実行させることができるというものです。
ですので、実験は以下の手順で行うことにしました。
1 同期をとったローカル環境で、サイトの動作を確認。 2 PHPの末尾に5を付けたファイルをアップロードし、動作を確認。 3 ロリポップの管理ツールでPHPのバージョンを5に変更し、動作を確認。 4 PHPバージョン変更の完了。やったぁー。 の以上です。
まずは1の作業…今までPHP5で開発していたわけですから、問題があるはずもないのですが…試してみますと、やはり大丈夫でした。サイト全体も、付けたばかりのコメント機能も全くエラーもなく動作しました。本当に当たり前のことなんですけどね。
次に2の作業…「すべてのPHPファイルの拡張子に5を加え、アップロードすればいいな…うーん。結構な数だ…」と考えているうちにだんだんと面倒になってきたので、ここは思い切って割愛することにしました(笑)。
そして3の作業…ロリポップの管理ツールに再度アクセスしログイン。WEBツールの中で「NEW」の文字をチカチカさせている「PHPバージョン」のメニューに飛び、PHP5に変更するためのボタンをクリックしました。
すると小さなダイアログにバージョン変更の確認メッセージメッセージが…。ここまで来てはもう後には引けませんので、勢いよくボタンをクリック。
今度は間髪入れずに「PHPのバージョンが変更されました」的なメッセージが表示されました。
「えっ? これで終わり?」。拍子抜けするほどにあっけない作業でした。
しかも、WEBツールのメニューから「PHPバージョン」がなくなっておりました(笑)。
というわけで、今日からこのサイトはPHP5で動いているようなのです(笑)。