弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

夢うつつ、うつつ抜かして…

 実は…夢の途中で夢から覚めてしまいまして…困っております(笑)。バックアップを済ませ、不要なシステム部分に動作するバックアップOSを書き戻してみたのですが…そこにブートローダー様があったようで…ブートローダーの読み込みエラーが表示されて止まってしまうようになりました。

 ブートローダがなければ、iPodに用意したバックアップ用のパーティションから起動させることもできません。ブートローダーを入れようにも、何らかのOSが立ち上げらなければお話にならないのです…。そこで…一番簡単な方法を模索して白羽の矢を立てたのは…Ubuntuベースの軽量OS「Jolicloud」です。

 今月初めにリリースされたパブリックβ版は、残念なことにインストーラーがWindowsのEXEファイル形式になっているので導入できませんが、私は「Jolicloud」αテスター登録をしていたので、アルファ版のインストーラーを持っています。なので…そこからブート。インストール先は…8GBのMicroSDカードを妻が使っているので手元にあった4GBのSDカードに入れました。これを使って夢の続きを見るための復旧作業を行おうと思います(笑)。


iPodをHDとして使う…

 以前、iPod(Photo)を外付けのブートHDとして使う方法を模索したことがあり、うまくいかなくて諦めていたのですが、ブートはできなくてもバックアップにでも使えたらと実験してみたところ、ブートローダーのChameleon経由でならブートHDとして使えることが分かりました。

 もともと「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」の電源ON時にF9キーを押して起動させるデバイスとしてiPodを選択できなかったのですが、「Carbon Copy Cloneer」(以降CCC)を使ってシステムのCloneを取った後、Chameleonの画面でiPodのパーティションが選択できることに気が付いたのです。

 そこで、iPodのパーティションを3つに分割。本来のiPodとしては7GBを割り当て、残りを15GBずつ2つに分けて、バックアップ領域としました。とりあえず、まともに動く10.5.7と、まともに動かない10.5.7の両方をそれぞれのパーティションにバックアップしました。

 そして、両方のパーティションで起動することを確認しました。

 ただし、母艦のiMac(Mid2007)と夢Mac(Mini 1000 Vivienne Tam Edition)の両方でiPodが接続されることになって、少々やっかいです(笑)。空いているパーティションを勝手にiPodとして認識し、関連ファイルを勝手にコピーするのです(笑)。まぁ、設定次第で何とかなるとは思いますが。気分は余り良くないですね。

 CCCでバックアップを取るのに、初回は30分近くかかりましたが、2回目以降は差分バックアップを行うので4分程度で済みました。これは便利ですね。フリーで使えるドネーションウェア(寄付歓迎アプリ)であることが信じられないくらいのクオリティです。


夢のまた夢…

 しつこいですが再度新規に10.5.7を入れ直しました。sleepができそうなオプション類にチェックを入れて、今度こそはと意気込んでみたのですが…

 やはりインストール直後は起動しませんね、今回はお約束の処理を2つ済ませた後、すでに動いている10.5.7のExtensionsと内容を近づけるようにしてから起動させてみます。パーミション修復も必須ですね。

 起動前にシングルユーザーモードで起動させ、以下のじゅもんを入力します。

1. Enter
2. 「-s」を入力後、Enter
3. テキストがマトリックス的にダーッと流れるのをボーッと眺める(笑)。
4. 「/sbin/fsck -fy」を入力後、Enter
5. 「/sbin/mount -uw /」を入力後、Enter
6. 「passwd root」を入力後、Enter
7. 適当なパスワードを入力後、Enter
8. 確認のためもう一度パスワードを入力後、Enter
9. 「touch /var/db/.AppleSetupDone」を入力後、Enter
10. 「reboot」を入力後、Enterで起動。

 さてrootで起動し、後のことも考えてソフトウェアアップデートが自動で行われないようにしてから、通常使うユーザーを作成しました。ところが、起動時にアラートが表示され、AppleACPIPlatform.kextに不具合があるとのこと。過去の経験ではなかったアラートですが、これも冷静に対処。現状のシステムにあるものをコピー。ついでにJISキーボード対策が施されたVoodooPS2Controller.kextを入れ、Library/KeyboardLayoutにPS2して入れて、再起動です。

それと…前から気になっていたメニューバー上のドライブ取り出しボタン。いらないのに「システム環境設定」内には関連した項目が見つかりません。何気なくコマンドキーを押しっぱなしでドラッグしてみたら、ドックと同様に煙になって消えました(驚)。元に戻す方法が分からないのですが…どうせいらないのでこれで良しにします(笑)。

 ですが…試行錯誤の末に有線LANでネットには繋がるも、母艦のiMac(Mid2007)とのファイル共有が、やはりうまくいかないです。Bluetooth接続は…ファイルの送受信はできるが、ブラウズしようとすると接続アプリが落ちてしまう…といった感じ。別にSafari4にこだわりがあるわけでもないですし…これ以上の新たな夢見は不要と判断。Safri4は動かないですけれども、10.5.5からアップグレードした現状の10.5.7を使うことにします。


新しい夢の話…その2

 「私はデネブ」1.5(10.5.7)でインストールしたシステムの調整を行っています。夢の話ですので…例によって興味のない方はスルーでお願いします。

 インストール完了後、最初に立ち上げてからやっておくべきことを書きます。「システム環境設定」「ソフトウェアアップデート」で自動的にチェックしない。アップデートのダウンロードもしないようにしておきます。その後、通常OSを使うためのユーザーを作成します。このユーザーには管理権限は与えますが、パスワードはなしの状態にしておき、自動でログインされるように設定しておきます。

 ここまできたら、次にやることは現状で動作する機器のチェックです。現状使わないと思われるTime Machineのメニューをツールバーから削除。サウンド…OK(VoodooHDA.kext入り)でした。Bluetoothも問題なし。SDカードの認識も、USBマウス&メモリの認識も大丈夫でした。タッチパッドも普通に動作しています。VoodooPS2Controller.kextがあらかじめ入っているのですが、タッチパッドのスクロールには未対応です。ですので、あらかじめJISキーボード対応させたVoodooPS2Controllerを直接入れてみたのですが…動作しませんでした。なので、タッチパッドに対応したVoodooPS2Controllerをインストーラー経由で入れ直し、JISキーボード対応を行いました。

 次に気づいたトラブルは…有線LANが繋がらないこと。なのでAppleYuKon2.kextとLAN9500.kextを入れて再起動でOK。ですが、ネットには繋がっているのにファイル共有ができないトラブルに見舞われました。ネットワーク内の母艦であるiMac(Mid2007)は見えているのに、ゲストでもユーザー名を入れても接続ができない状況です。また、Bluetooth接続は…ファイルの送受信はできるが、ブラウズしようとすると接続アプリが落ちてしまうという症状があります。

 同じ設定で以前の夢(10.5.5ベースの10.5.7)では問題なく繋がっていたので、kextの何かが問題なのだと思い、それっぽいのを試しましたが原因が分かりませんでした。

 ただし、試行錯誤の中で豹同士ならば可能な画面共有に成功(笑)。「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」からは繋がらないけれど、母艦からはビビアンにアクセスできるのも不思議。「やはり以前の環境に戻すか…」と思いつつ、何を思ったかダメもとで10.5.8にアップグレードしたら…嘘のようにファイル共有が復活しました(笑)。

 もちろん、解像度がおかしくなるのでそれは修復しましたが…その他は良い感じ。いよいよスリープの問題を解決する時がきましたかね。情報を仕入れつつ頑張ってみようと思います。


新しい夢の話…

 「私はデネブ」1.5(10.5.7)にてチェック項目を変更しながら数回のインストールを試みましたが、林檎マークが表示されるだけで、システムの読み込みが行われません。シングルユーザーモードでも起動できないので手の施しようがありません。調べてみると…1.5.1じゃないとインストールがうまくいかないようです。ですが、システム自体は正しくインストールされているようでしたので、起動できるシステムのほうから一計を案じてみることにしました。

 起動できないほうのシステム(笑)は、日本語環境とhp mini1000に関するfix、Chameleon2にチェックを入れてインストールしたものです。すでにかなり理想的な動作をしてくれている10.5.7(10.5.5~アップグレードした夢)で起動し、起動できないほうのパーティションに、必要と思われるものを追加することにしたのです。

 まずは『DSDT Patcher GUI』を起動し、『Darwin/Mac OS X』にチェックが入っていることを確認。『New HPET Option』『Apply DSDT Patch to:』にチェックを入れてインストールです。

 次に「UInstaller」を起動し、起動できないほうのシステムと「OSx86_Essentials」が選ばれているのをチェックした上で、「Apply kext package」にチェックを入れてインストールです。

 ここで再起動してみると…システムの読み込みが行われているのを確認。「成功か?」と思いましたが…林檎マークの入ったシステム起動時の画面が崩れた状態で何らかのウインドウがシルエットで開いているのだけが確認できました。「とりあえず起動はした」。これだけ分かれば大丈夫です。以前の失敗から学んでおります。これはビデオ関連のkextが入っていないことによる症状であると分かるからです。

 そこで…ビデオに関するkextだけを追加してみます。インストール時のオプションでmini1000用のfixが行われているはずなのですが…何かが足りないのでしょうね。一気に色々と入れないのは…効果を確かめながらやりたいからです。
「AppleIntelGMA950.kext」(1.5.30から1.5.48へ)
「AppleIntelGMA950GA.plugin」(1.5.44から1.5.48へ)
「AppleIntelGMA950GLDriver.bundle」(1.5.44から1.5.48へ)
「AppleIntelGMA950VADriver.bundle」(1.5.44から1.5.48へ)
「AppleIntelIntegratedFramebuffer.kext」(1.5.30から1.5.48へ)
 上のバージョンから判断するに、一番上と下の2つのkextの入れ替えだけで動作しそうです。

 上記のファイルを「OSX86Tools」で入れてから再起動。すると…今度は灰色の画面ですがダイアログが1つ出ているのがハッキリと確認できました。「Welcome to Mac OS X」という見出しに加え「おいおい、お前が使っているモニターじゃMac OS Xのセットアップアシスタントが実行できないぜ…」みたいなメッセージが表示されています。ここで「Go」ボタンは押さずに電源をオフ。シングルユーザーモードで起動し、以下の呪文を打ち込みます。

/sbin/mount -uw /
passwd root
※「Changing password for root. New password:」の表示でパスワード入力後Enter。
※「Retype new password:」の表示で上記と同じパスワードを入力後Enter。
touch /var/db/.AppleSetupDone
reboot

再起動後、ログイン画面が表示されるので、rootでログイン。パスワードはさっき入力したものを使います。

 今日はここまで。続きは後日です。


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