弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

Mozcのアップデートとアイコン変更

Mozcの萌えアイコン化 Linuxネタを提供しているサイト「憩いの場」を運営されているSawaさんという方が、Fedora・Ubuntu用の日本語入力環境「Mozc(Google日本語入力のオープンソース版)」のパッケージを公開されており、そのバージョンアップがアナウンスされておりましたのでさっそくアップデートしてみました。

 Sawaさんが公開されているレポジトリを導入済なので、アップデートは簡単。「Ubuntuソフトウェアセンター」でできちゃいます。さっそく日本語入力を試してみると…まずMozcのアイコンが変更されてました。しかもいくつかアイコンが同梱されておりまして、なにやらピンクでハートな萌え系アイコンが…。もしかして…と思えば案の定、moebuntuのTOYさん作によるものでした。ということで、私のMozcアイコンも萌えアイコンに変更(笑)。
 
 管理者権限でNutilusを開き、/usr/share/ibus-mozc/iconの中にある任意のアイコンからmoebuntu.pngを選び、/usr/share/ibus-mozc/にあるproduct_icon.pngに上書きすれば変更されます。

 それから、TOYさんのブログ「萌え萌えmoebuntu」にて、Mozc萌え萌えツールアイコンが公開されていたのでダウンロードさせていただきました。で、こちらはさきほどのディレクトリ/usr/share/ibus-mozcのmozctool_icon.pngを置き換えればOKです。

 以上2つのアイコンを入れたMozcが上の写真。うん、いい感じです(笑)。


Ubuntuに「Mozc」(Google日本語入力)を導入しました。

 Windows版とMac版のみだった「Google日本語入力」がオープンソースとなり、Linux上で動作するようになっておりました。Linuxのオープンソース版は「Mozc(もずく)」という何とも美味しそうな名前(笑)。導入にはビルドしたりIBusへの登録など色々と大変そうだったのですが、ビルドしなおかつGUIの環境設定ファイルをセットにしてリポジトリを公開しているサイトがありましたので、そこから導入させていただくこととし、「Mozc」をUbuntu 10.04に入れてみました。

 私は標準のIBusに機能不足を感じておりましたので、それまでの標準だったSCIMを入れ直しその上でAnthyを使っておりました。ところが「Mozc」を使うためにはIBusでなければならないようなので、まずはインプットメソッドを今まで使っていたSCIMから標準のIBusに戻し、上記のサイトより「Mozc」のリポジトリを登録。端末から「Mozc」を追加し再ログインします。それから「システム/設定/IBusの設定画面」のインプットメソッドタブで「Mozc(Japanese Keyboard…)」を選択すれば「Mozc」が使えるようになりました。

 さっそく試してみて思ったことは、Googleがネット上から抽出した固有名詞の語彙データを非公開にしているため、他のOS版より機能が劣っているものの、IBus上のAnthyでは使えなかった予測変換もできるし何より変換精度が高いので、文字入力がサクサクできました。まだGUIの単語登録機能がないのですが、開発されている方がいらっしゃるということで、すでにコマンドラインでの単語登録は可能のようです。

 それと、Mozcの設定変更は「システム/設定/Mozcの設定」で行ないます。キーバインドのデフォルト設定にMacの「ことえり」があるのはありがたいです。ショートカットキーが「ことえり」のソレに変わりますのでとても便利です(笑)。

 単語登録のGUI化が完了すればとりあえずの問題点はなくなろうかと思います。今後、Linux標準のIMEに育っていく可能性が十分にあると思いました。

ちなみに「Mozc」のインストール直後は、インプットメソッドをオンにした時の言語バーに「Mozc(Japanese keyboard layout)」と表示されているため邪魔なのですが、「システム/設定/IBusの設定」で「言語バーにインプットメソッド名を表示する」という項目のチェックを外すと「Mozc(Japanese keyboard layout)」の文字が消えて「モ」のアイコンだけになるので見た目がスッキリしますよ(笑)。

「Mozc」などのリポジトリを公開しているサイト様「憩いの場」に詳しい情報が載っております。


Google日本語入力のバージョンアップ…

 家に帰ると、Google日本語入力がバージョンアップしたようで「再起動せずに有効にしますか…」的なメッセージが出ていました。おっβ版のままではありますが、期待していたひらがなから英語への変換機能が有効になっていました。「これは…だったら使うしかないじゃないかっ!」

 夢Macの英語環境ではGoogleベータ版が重いため、つい数日前から母艦のiMac(Mid2007)でも純正の「ことえり」に回帰していたのですが、ここにきてまた「…ことえりも良いけど、新しくなったGoogle日本語入力も良い…」揺れてしまう自分がいるのです…馬鹿ですね(笑)。

 バージョンアップでの機能追加は、ほかに郵便番号から住所への変換、テンキー入力のサポート、かな入力機能関係の修正、変換精度の向上、安定性の向上なのだとか。変換精度については確かに時々あれ?みたいなことがあったので、良かったです。安定性の向上…これによって夢Macでも使えるようになっていれば嬉しいかもしれません(笑)。

 実際のところは、これに刺激をうけて「ことえり」が今後、さらにバージョンアップしていくことを期待したいところです。


「ことえり」おきばりやす…

今日はMac純正の日本語入力環境「ことえり」を使って日記を書いてみることにします。「かわせみ」試用版との比較のためです。今後「かわせみ」を使い続けるか否か、それを決めるためには再度「ことえり」を使ってみる必要があると考えたからです。

確かに「かわせみ」は大変素晴らしい日本語入力環境であると思います。今後も使い続けたいと思いますが、それではこれまで使っていた「ことえり」はどうだったのか? もう一度振り返ってみたいと思いまして…。

「かわせみ」ってなんぞや?という方は…2009年10月 > 27日 日本語入力環境「かわせみ」… とか、2009年10月 > 30日 「かわせみ」の印象… を読んで頂きたく思います。時間があって「かわせみ」ともっと仲良くなりたいという方は無駄に長いですが2009年10月 > 30日 日本語入力環境を擬人化する…を読んで頂けると幸いです(笑)。

私はずいぶん以前から「ことえり」には辞書を追加して使っております。使っているのは「NADのカタカナ語辞書 3.9v」です。後は必要に応じて「とみ?和英辞書」「とみ?英和辞書」を使用したり外したりしております。後は…単語登録の機能を駆使して自分の使いやすいユーザ辞書を作成することくらいですかね。それによってどれだけ「ことえり」が賢くなるか…それは未知数なのですが、実はそれほど困っていなかったというのが現状なのですよ…実は。

おっと…今「ですので」と入力しましたら「で素ので」と変換されました。早速ですか…。頑張れ「ことえり」。


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