弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

その店員、ユニークにつき…

 何度も新規でOSをインストールするのは面倒なので(笑)、余っているIDE規格のHD(ハードディスク)をバックアップ用に使いたいと思いまして、IDEからUSBに変換するケーブルを買うことにしました。妻に話してみると「嬉しそうにOSの再インストールばかりやっているけど、あれって面倒な作業だったんだ。知らなかったわ」とのこと。いやはや…返す言葉もありません(笑)。

 ネットで買おうと思って以前から密かにあれこれ調べてはいたのですが…現物を見ようと思いまして、市内のパソコンショップヘ。久しぶりだなぁ。この訳の分からないパーツなどが所狭しと並ぶ店に入るのに、ちょっと身構えてしまうような感覚(笑)。ふと、自作PCにハマっていた10年くらい前のことを思い出しました。

 ですが、当時とは大きく様変わりしていますよね。パソコンのパーツも一般化したということでしょうか。店内にはカップルもいたりして(笑)驚いたくらいです(笑)。店員さんがいかにもパソコンに詳しそうな雰囲気だったので安心しましたが(爆)。

 そのパソコンに超詳しそうな店員さんに説明してもらいながら、商品を絞っていきました。すごく丁寧に説明してくれながら、こちらのPC知識のレベルを伺ってきます。「IDEとかSATAってご存じですか?」と聞かれたので「……いいえ」と何も知らない風を装ってみることにしました(爆)。

 その時、店員さんのメガネ越しの目が一瞬、キラリと光ったのを私は見逃しませんでしたよ。「お客様が持っているハードディスクは、どんなパソコンで使っていたものですか?」との質問には、店員さんが確実に私のHDがIDEであると絶対の自信が持てるよう「Windows98から2000の時代に使っていたものです」と答えてあげました(爆)。すると、スイッチが入ったかのように背筋が伸びて、そこから「IDEというのはでHDの企画のひとつで…」と蘊蓄(うんちく)を語りだしました…。

 余談ですが…その店員さんは私が紅白歌合戦で初めて見た、DJ含め3人組のアーティストのDJによく似た人でした。アーティスト名までは思い出せないのですが。そのDJは目の前にあるターンテーブルを1度も回すことなく、前の2人が歌っている後ろで、ずっと嬉しそうに飛び跳ねているだけだったので衝撃を受けたのです。そして今、私の目の前で嬉しそうに語っている店員さんが、そのDJのイメージとピッタリ重なるのです(笑)。

 それはさておき、余っているHDをUSB接続で利用する方法は色々とあるようで、売り場はなかなかの充実ぶりでした。HDに直接ケーブルを差して使う物とか、ケースに入れて使うタイプ、台座に差したり抜いたりして使えるタイプとか…です。

 「IDEに対して、SATAという規格は…」
 店員さんの語りはまだまだ続きます。

 HDは常時使わないと思いますので、必要な時にさっと使える手軽さに期待して、ケーブルのみのタイプにしようと思います。ケースなどいらないのですよ、きっと(笑)。なので変換ケーブルの商品を探します。おっ、さらにいくつかの種類に分かれているみたいです。結構複雑ですね。 

 「IDEとSATAでは、ケーブルの端子に明確な違いがあるので簡単に区別できます。例えば…」
 店員さんの語りはなおも続いているようです。まるで腹話術の人形みたい。後ろで誰かがもう、停止ボタンを探したくなるくらいです(笑)。

 IDEのHDにのみ対応、SATAにのみ対応、IDEとSATAの両方に対応しているもの…があるようです。とりあえず私が今必要としているのはIDE規格のHDを接続できるものなのですが…将来性を考えればSATAでも使えたほうが良いですね。なので、両方に対応しているものを選ぶことにします。IDEのみのもとと比較して1000円くらい値段がアップしますけどね。

 「USBのほうですが、USB3.0という規格も出てきていますが、現在の主流はまだUSB2.0です。速度のほうがですね…」
店員さんの話はもはや関係ないところにまで飛躍しちゃっているようです。

 絞り込んだ商品は2つ。Mac対応を堂々と謳っているものと、何も書いていないもの。Mac対応を謳う商品のほうが500円ほど割高です。実際には、どちらを選んでもMacで動くと思うのですが…一応「Mac対応って書いてないほうでもMacで動きますか?」と聞いてみました。

 店員さんは少し驚いて、急にトーンダウンして「すみません。Macのことはさっぱり分かりません」と突然、頭を下げてきました(笑)。いや、別に誤らなくてもいいし…と思いましたら「Mac対応と書いてあるものは、Macで動きます…と言えるのですが…」だそうです。「そんなの、当たり前だろっ」とツッコミたくなるのをこらえるのが大変でした。

 結局、ユニークな店員さんのおかげで楽しめたので、500円割高なMac対応と書いてあるものにしました。正直言って、仮にMacで動かなくても、VirtualBoxでWindowsを立ち上げれば済むことだし、ネットブックで使うこともできるから関係ないんですけどね。


夢うつつ、うつつ抜かして…

 実は…夢の途中で夢から覚めてしまいまして…困っております(笑)。バックアップを済ませ、不要なシステム部分に動作するバックアップOSを書き戻してみたのですが…そこにブートローダー様があったようで…ブートローダーの読み込みエラーが表示されて止まってしまうようになりました。

 ブートローダがなければ、iPodに用意したバックアップ用のパーティションから起動させることもできません。ブートローダーを入れようにも、何らかのOSが立ち上げらなければお話にならないのです…。そこで…一番簡単な方法を模索して白羽の矢を立てたのは…Ubuntuベースの軽量OS「Jolicloud」です。

 今月初めにリリースされたパブリックβ版は、残念なことにインストーラーがWindowsのEXEファイル形式になっているので導入できませんが、私は「Jolicloud」αテスター登録をしていたので、アルファ版のインストーラーを持っています。なので…そこからブート。インストール先は…8GBのMicroSDカードを妻が使っているので手元にあった4GBのSDカードに入れました。これを使って夢の続きを見るための復旧作業を行おうと思います(笑)。


iPodをHDとして使う…

 以前、iPod(Photo)を外付けのブートHDとして使う方法を模索したことがあり、うまくいかなくて諦めていたのですが、ブートはできなくてもバックアップにでも使えたらと実験してみたところ、ブートローダーのChameleon経由でならブートHDとして使えることが分かりました。

 もともと「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」の電源ON時にF9キーを押して起動させるデバイスとしてiPodを選択できなかったのですが、「Carbon Copy Cloneer」(以降CCC)を使ってシステムのCloneを取った後、Chameleonの画面でiPodのパーティションが選択できることに気が付いたのです。

 そこで、iPodのパーティションを3つに分割。本来のiPodとしては7GBを割り当て、残りを15GBずつ2つに分けて、バックアップ領域としました。とりあえず、まともに動く10.5.7と、まともに動かない10.5.7の両方をそれぞれのパーティションにバックアップしました。

 そして、両方のパーティションで起動することを確認しました。

 ただし、母艦のiMac(Mid2007)と夢Mac(Mini 1000 Vivienne Tam Edition)の両方でiPodが接続されることになって、少々やっかいです(笑)。空いているパーティションを勝手にiPodとして認識し、関連ファイルを勝手にコピーするのです(笑)。まぁ、設定次第で何とかなるとは思いますが。気分は余り良くないですね。

 CCCでバックアップを取るのに、初回は30分近くかかりましたが、2回目以降は差分バックアップを行うので4分程度で済みました。これは便利ですね。フリーで使えるドネーションウェア(寄付歓迎アプリ)であることが信じられないくらいのクオリティです。


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