弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

Xubuntu 12.10をインストール

20121102-082328.jpg「Ubuntu 12.10」の派生OS「Xubuntu 12.10」をインストールしてみました。本家「Ubuntu」のほうは、以前「Ubuntu 12.04」をインストールしたときに体験したデスクトップ環境「Unity」になじめないし、手持ちのネットブックのスペックでは軽快な動作が期待できないので試さないことにしました。「Xubuntu 12.10」のほうは、おおむね快適に動作するようです。そんなお話。

ネットブックには、夢を見るための雪豹10.6を入れていたのだけれど、それを削除して「Ubuntu 10.04」をベースに自分専用にカスタマイズした「俺Linux」と「Xubuntu 12.10」を入れてあります。

「Xubuntu 12.10」のほうは、さすがに「Ubuntu 10.04」ほどのサクサク感はないにしろ、必要十分の快適さだと思いました。ただパーティションを2重にマウントして表示してしまうようで…これはバグなのか私の環境がおかしなことになっているのか、そのあたりはまだわかりません。

そうそう。インストール当初の日本語環境は「iBus+Anthy」なので、快適な日本語入力環境を入手したければ、ありがたいことにXubuntuにも用意されている「Ubuntuソフトウェアセンター」にて「Google日本語入力」のオープンソース版である「Mozc」を入れましょう。やり方は以下の通りです。

1、「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動し検索窓に「Mozc」と入力。
2、「Mozc engine for IBus – Client of the Mozc input method」をインストール。
3、しばらく待つと、依存関係にある「Server of the Mozc input method」と「GUI utilities of the Mozc input method」もインストールされます。
4、ログアウトして再ログイン
5、メニューバー上のIBusのアイコンをクリックし、追加された「日本語 – Mozc」を選択。
6、今後Anthyを使わないつもりなら、IBusの設定を開き、タブ「インプッドメソッド」を選択。チェックボックス「使用するインプッドメソッドをカスタマイズ」にチェックを入れ、「日本語 – Anthy」を「日本語 – Mozc」より下に移動するか、削除します。削除しても追加できるので心配はありません。


Appleの新製品(iMacとMac Mini)

Appleが発表した新製品の中に、その動向が注目されていたiMacの刷新がありましたね。デスクトップ機としてこれ以上ないほどの完成度を誇っていたモデルだけに、マイナーチェンジにとどまるのかさらなる進化を遂げるのか…私も気になっておりました。
それと、静かにアップデートしたMac miniですが…かなり魅力的なモデルになっておりましたね。そんなお話。

iMac

発表されたiMacはびっくりするくらい薄く(従来モデルに比べ最大40%小さい容積)なり、本当に驚かされました。中身も刷新されているようで、従来モデルとは「似て非なるもの」と言ってよいでしょう。

全モデルに第三世代のクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost)を搭載。21.5インチモデルにはNVIDIA GeForce GT、27インチモデルにはNVIDIA GeForce GTXを搭載。ポート数はThunderboltが2、USB 3.0が4です。ほかにHDMI、SDXC、ギガビットEthernet、そしてFireWire 800となっています。MacBook Pro Retinaディスプレイモデルがそうだったけれど、HDMIポートを標準で備えるようになったんですね。マルチディスプレイ環境が簡単に構築できますけれども、大きく美しい液晶のiMacをさらに拡張する必要はあるのかな?ってマルチディスプレイ環境を使ったことのない私は思いました。

それと、気になる新機能「Fusion Drive」は、フラッシュとHDDの良いとこ取りの機能。両方を組み合わせ、良く使われるファイルやアプリケーションを自動的にフラッシュ側に移動することで、より高速なパフォーマンスと素早いアクセスを実現するというものです。大容量のストレージが求められるデスクトップ機ではありがたい機能だと思いました。

そうそう。iMac 21.5インチモデルは11月発売、27インチモデルは12月発売です。

Mac mini

Mac miniはアップデートながら、プロセッサに第三世代のデュアルコアIntel Core i5、またはクアッドコアIntel Core i7を搭載、高速のグラフィックスもあいまってパフォーマンスが大きく向上していますね。

特筆すべきはメモリ。標準では4GBの1600 MHzメモリを搭載していますが、最大16GBまで拡張することができるというのはコンパクトな筐体からは想像しがたいものがあります。ポートはThunderbolt、4基のUSB 3.0ポートを搭載しています。

モデルは、デュアルコアIntel Core i5(2.5 GHz)、メモリ4GB、HDDが500GBで52,800円のもの。クアッドコアIntel Core i7(2.3 GHz)、メモリ4GB、HDDが1TBので68,800円のもの。そして、後者のスペックにServerOS Xを入れた88,800円のモデルがあります。


久々に俺Linuxをインストール

しばらくの間、OS X 雪豹の夢を見ていたネットブックに、対比させていたUbuntu 10.04をインストールしました。色々と自分仕様にカスタマイズした、いわば「俺Linux」とも言うべきシステム。消してしまうのは余りに惜しいので、雪豹の夢を見る前にSDカードに待避させていたのでした。今日はそれをネットブックのHDDにインストールしたお話。

「俺Linux」はRemastersysというアプリケーションを使って待避させておりました。SDカードをディストリビューションディスクに仕立てているので、SDカードで起動するとLive版とし使うことができるほか、HDDへのインストールも可能になっております。

今回は雪豹の夢を見る際にLinux用のHDD領域(20GB)を作っていたので、そこへのインストールとなります。

インストール自体は通常のUbuntuのそれとなんら変わることはありません。「俺Linux」をインストールする領域はFAT32でフォーマットしておいたので、これをEXT4で再フォーマットし、マウントポイントを「/(ルート)」にします。これらは手動で行う必要がはありますが簡単です。スワップ領域は本来内ならば用意すべきところではありますが、メモリが2GBあることに期待し今回は作成しませんでした。

注意すべきは…ブートローダーの場所です。私の場合はHDDのMBRにChameleonというブートローダーを入れてあり、そこで雪豹とLinuxを切り替える計画なので、LinuxのブートローダーであるGRUBがそこに書き込まれてしまうと雪豹が起動しなくなってしまいます。

それを回避すべく、インストール準備完了の画面でボタン「拡張」を押し、詳細オプションの画面でブートローダーをインストールする場所を俺Linuxを入れるパーティションにします。

そうすることでマシンの電源を入れる…ブートローダーChameleonが起動…俺Linuxを選択…ブートローダーGRUBが起動…俺Linuxが起動。こんなプロセスを経て起動画面が現れるわけです。

俺Linuxとはいえ満足のいくカスタマイズが十分にできているわけではないのだけれど、少なくとも新規で入れて各種設定やアプリケーションのインストールをしなくて済むのはありがたいところ。

次回はこれをベースにして、xubuntu 12.10を入れた話しを書こうと思います。


Appleの新製品(Macbook Pro 13 Retina)

Appleが発表した新製品の中に、MacBook Pro 13インチのRetinaディスプレイモデルがありましたね。13インチで驚くべき高解像度。これはよいですね。現在使っている15インチモデルの優位性がなくなってしまうくらいに。そんなお話。

MacBook Pro 13インチのRetinaディスプレイモデルは、ぱっと見た感じでは従来のモデルとほとんど違いがないのだけれど、薄さ1.9cm、重さ1.62kgと20%薄く、440gも軽いコンパクトな筐体に生まれ変わっております。これだけでも凄いです。

しかも、液晶ディスプレイの解像度は驚きの2,560×1,600ピクセル。私が現在使っているMacBook Pro(Early2011)は、標準解像度(1,440×900ピクセル)から1,680×1,050の高解像度ディスプレイにカスタマイズしてあるのだけれど、それを軽く凌駕するもの凄い高解像度です。こうなってくると15.4インチのRetinaディスプレイモデル(解像度は2,880×1,800ピクセル)を選ぶ必要性を感じないほどですね。まぁ実際のところ、クアッドコアやグラフィックプロセッサの部分で15インチモデルのハイスペックぶりが露呈するのですけれども。

プロセッサは標準でIntel Core i5プロセッサ(2.5 GHz)を搭載。グラフィックスはIntel HD Graphics 4000、メモリは8GB、そして最大768GBのフラッシュストレージというスペック。

簡潔に電源ポートがMagSafe2に進化、FireWireポートとギガビットEthernetポートを失った代わりにThunderboltポートが1つ増えています。失ったFireWireポートとギガビットEthernetポートについては必要であればThunderboltから変換するアダプタがオプションで購入できるので問題ないと思います。

また、SuperDrive(光学ドライブ)を失いましたが、これも昨今では携行する必要性を感じないので不要でしょう。必要ならばオプションで外付けのドライブを購入すれば問題なしです。そして、新たにHDMIポートが追加されました。これは変換コネクタを使わずともハイビジョンテレビに接続できたりして便利かもしれません。


Safari 6.0.1 と iPhoto 9.4 のアップデート

「OS X Lion」を10.7.5にアップデートして満足していたら翌日、LIFEさんが「Safariもアップデートされましたね」。「え?」。ソフトウェア・アップデートを見てみると「Safari 6.0.1」と「iPhoto 9.4」のアップデートがありました。

「Safari 6.0.1」は安定性、操作性、互換性、およびセキュリティが改善されたほか、以下の変更が含まれているそう。
・スマート検索フィールドから別の検索エンジンが選択されたときに、自動的に新しい検索結果を表示
・スマート検索フィールドが URL を検索語として認識してしまう問題を修正
・日本語を入力する際のスマート検索フィールドの精度を改善
・Google ドキュメントのスプレッドシートでスクロールや切り替えができない問題を修正
・google.com の検索フィールドに以前の検索クエリーが表示されてしまう問題を修正

メインのブラウザをFirefoxにしているので正直、アップデートしなくても…と思いましたが、iOS搭載端末との連携でSafariを使うこともあるのでアップデートすることに。

「iPhoto 9.4」のほうは以下の変更点がありました。
・OS X Mountain Lion の共有フォトストリームをサポートします
 → Mountain Lionじゃありません。

・Facebook に公開した写真にコメントを追加できるようになりました
 → Facebook 利用していません。

・カードとカレンダーに新しいテーマが追加されました
 → カード? カレンダー? テーマ?? 使ったことありません。

・新しい“ファイル”メニューコマンドを使用して、現在のフォトライブラリを Aperture で開けるようになりました(インストールされている場合)
 → Apertureがインストールされていません。

・パフォーマンスおよび安定性が改善されます
 → おー嬉しい。

というわけで「iPhoto 9.4」にアップデートします(笑)。


固定ページ

最近の投稿

カテゴリー





カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

過去の日記はこちら

キーワードで検索