弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

OpenからLibreへ…

会社で使っているサーバーのうち1台(Mac Pro G5)を手元で管理しておりますが、サーバー用途にとどまらず通常の仕事でも使うことがあるため、色々なアプリを入れて活用しております。特にメインのWindows98SEでは開くことのできないファイルを開いたりするのにも役立ったりしておりますけれども…今日はExcelやWordのファイルを開く際のお話。

ExcelやWordといったマイクロソフトのOffice互換のフリーアプリである「OpenOffice」をずっと使っていたのだけれど、Excelのファイルが開かないことが多く、あまり役に立っておりませんでした。なんだか挙動もおかしいし…バージョンも古いというせいもあるかと思うので、この機会に「OpenOffice」から派生したLibreOfficeを試してみることにしたのでした。

LibreOfficeは公式の日本語サイト(http://ja.libreoffice.org/download/)からダウンロードします。余談ですが…UbuntuではいつからだったかOpenOfficeに代わりLibreOfficeのほうがデフォルトになっておりますね。

私はPPCのMacにインストールしたいので、LibreOffice Mac OS X のPPC版、バージョン 4.0.3をダウンロードしました。そうそう。LibreOfficeはデフォルトでは英語表示のみのため、日本語の言語パックを追加でインストールしておかねばなりません。

ダウンロードされた「LibreOffice_4.0.3_MacOS_PPC.dmg」を解凍して中のアプリケーションをMacのアプリケーションフォルダにコピーすればインストールは完了するのだけれど、同時にダウンロードした言語パック「LibreOffice_4.0.3_MacOS_PPC_langpack_ja.dmg」は解凍し実行してもアイコンが現れては瞬時に消えてしまい、インストールすることができません(困)。

思えば、多言語を想定して作られているアプリケーションは異なる言語の関連ファイルがアプリケーションのアーカイブの所定の場所におさめられているものです。これを知っていれば手作業でも言語パックのインストールが可能だろうと思い、実際に試してみることにしました。

まずは言語パック「LibreOffice Language Pack」を右クリックして「パッケージの中身を表示」を選択。中の「Contents」フォルダを開きますが…あるべきフォルダ群が見つからない。代わりにそこにある圧縮ファイル「tarball.tar.bz2」を解凍します。すると、本来あるべき「Contents」フォルダが出てきます。「Contents」の中にあるフォルダ群には、それぞれ日本語用のファイルが入っていたりします。フォルダ内が空っぽでない場合は、そのファイルは必要だということになります。

次にMacの「Applications」フォルダにインストールした「LibreOffice 」本体を右クリックして「パッケージの中身を表示」します。中の「Contents」フォルダを開くと、さきほど言語パックの中身を解凍した際に表示されたフォルダと同じ項目があることがわかります。その中の同名のフォルダ内に、先ほどの言語パック内にあった日本語用のファイルまたはフォルダをコピーすればOKです。

とにかくパスを合わせる必要がありますから、そこだけ注意すれば大丈夫のはず。ここに書いてあることを実践しても日本語化がうまくいくとは限りません。ですが、もし失敗しても
「LibreOffice」のインストールからやり直せばOKです。

実は私は1度失敗しまして…日本語化には成功したもののツールバーが表示されない不具合に見舞われたので「LibreOffice」を入れ直しました(笑)。


「Evernote」の不正アクセス…

ネットのニュースで「Evernote」のユーザー情報の一部漏洩を知りました。ユーザー名やメールアドレス、パスワードの情報がアクセス可能な状態になっていたそうです。 パスワードは暗号化されていたものの、念のためパスワードがリセットされたようですが…。そんなお話。

「Evernote」はメモが簡単に取れるばかりか検索機能も強力なため、自分が集めた情報を整理するのに役立っておりました。

その後「Dropbox」でパソコンやスマートフォン、タブレットなど各デバイス間のファイルを共有するようになってからは「Evernote」の使用頻度は減ったものの、音声メモも残せたり画像から文字情報を拾うこともできるなど重宝する部分があります。

とは言え不正アクセスなどから個人情報を守るために、「Evernote」の中に大事なデータを残すのは良くないですね。思えば外部に漏れてはいけない何かのパスワードとかも保存していたような…。

すぐに対策を施さねばなりませんね。大切な情報は自分で守らねば。誰も代わりに守ってはくれませんからね。


「LINE」のアカウント削除の方法…

便利だとは知りながらも気持ちが悪いのでiPhoneから削除した「LINE」というアプリ。ですがアプリケーションを削除してもアカウントが消えるわけではなくて…サーバーに電話帳のデータが残っているためアカウントの完全削除を行いました。今回はその方法に関するお話。

「LINE」を辞める時に、その吸われた電話帳情報等も消しておかないと、ずっとそこに残ったままになってしまうんですね。私は「LINE」のアプリを削除してもアカウントが消えないことに気付いておりませんでした。思えば人から「LINEでお知らせしましたけど…」とか「ゲームの招待しておいたから」などの話を聞きましたが、その時にはすでに「LINE」を削除していたので不思議に思っていたのでした。

さて「LINE」のサーバーにアップロードされた自分のデータを消すためには、もう一度「LINE」をiPhoneにインストールする必要がありました。認証して「LINE」が使えるようになってから、「設定>プロフィール>アカウント削除」を選べばOKです。


XAMPPで簡易Webサーバーを構築

手持ちのネットブックに簡易Webサーバを構築しようと思い「LAMP」を試すも失敗。OSまでダメにしてしまった無知な自分が嫌になりつつ(笑)、今度は「Xubuntu12.10」に別の簡易Webサーバ環境「XAMPP」を入れることにしました。そんなお話。

「XAMPP」は、以前「LAMPP」という名称だったのが、いつのまにやら「XAMPP for Linux」に改名していたようです。

XAMMPの公式サイト(http://www.apachefriends.org/jp/xampp-linux.html)から最新版をダウンロードし、サイトの説明を見ながらインストール。GUIツールがないので起動や停止にはターミナルからコマンドを入力する必要があります。

「XAMPP」を起動するためのコマンド
sudo /opt/lampp/lampp start
「XAMPP」を停止するためのコマンド
sudo /opt/lampp/lampp stop

ブラウザを起動し、「http://localhost/」にアクセスすると「It works!」という画面が表示されていたらインストールは完了です。ドキュメントルートは「/opt/lampp/htdocs/」になります。


LAMPで簡易Webサーバーを構築…失敗

手持ちのネットブックに簡易Webサーバー環境を作りたいと思い、Macでお世話になっている「MAMP」のLinux版とも言える「LAMP」を導入することにしました。そんなお話。

「LAMP」はLinux用のApacheとMySQLとPHPのセットで、それぞれの頭文字を取ってその名称としています。それぞれを個別にインストールするのは面倒ですが、「LAMP」をインストールすると簡易Webサーバー環境が簡単に構築できるので、私のような知識に乏しい人にも導入が容易になります(笑)。

今回は、LAMPを導入するのに「tasksel」を使いました。ターミナルにて コマンド「sudo tasksel」を入力すると、関連パッケージをインストールできるのです。導入したいパッケージを複数選択すれば一括インストールも可能です。私はここから「LAMP Server」を選択しインストールしました。

ブラウザを起動し、「http://localhost/」にアクセスすると「It works!」という画面が表示されていたら無事にインストールが完了したことになります。ドキュメントルートは「/var/www」になります。

ところが、PHPの動作は確認できたのだけれどMysqlが動作しません。PhpMyAdminも動かない…。素人の私には設定が難しく、お手上げ状態でいたところ…氷翠さんが「XAMPPにしたらどうですか?」とひとこと。聞けば「XAMPP」にはMac版、Linux版もあるのだとか。ほほう。Macでは「MAMP」、Linuxでは「LAMP」だったから「XAMPP」にはWindows版しかないと勘違いしていた私でした(笑)。

さっそく「tasksel」から「LAMP」を削除したのだけれど…なぜだか分からないですがGUI関連のパッケージが丸っと消えてしまい、カスタマイズした俺LinuxがCUIでしか起動しなくなりました。しかもGUIのパッケージがエラー表示が出てインストールできないというオチが付きました。

まぁ、俺LinuxはSDカードにインストーラーを残してあるので、使いたくなったらいつでも復旧できますから大丈夫ですが。「XAMMP」は別パーティションに入れた「Xubuntu 12.10」で試そうと思います。


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