iPhone 4Sで純正テザリングする方法…要脱獄(Jailbreak)
日本ではiPhone5で解禁となったApple純正テザリング。脱獄(Jailbreak)環境にある場合はその限りではなく、iPhone 3GSのころはアプリを利用してのテザリングが可能でした。iPhone4Sの場合は純正テザリングがありながら制限されている状態にありますけれども、脱獄(Jailbreak)環境ならば純正テザリングを解放することができます。以下はその手順の覚え書き。
純正テザリングの解放前に、Cydiaにて「iFile」というアプリを入手しておきます。これはiPhoneの中身にアクセスできるアプリ。これがないと以下の作業を進めることができませんので注意を。
1、CommCenter patchをインストール(私が入れた時のバージョンは6.1r1-21でした)
→リポジトリhttp://v.backspace.jp/repo/を事前に追加すること。
2、iFileで「/System/Library/CarrierBundles/iPhone/Softbank_jp.bundle/」にアクセス。
3、ファイル「carrier.plist」をテキストビューアで開く。
4、「type-mask」と書かれているところを検索(私の環境では3ヵ所ありました)。
5、その中にすぐ下の行に「7」と書いてあるところを探す。
※「0」というところが2ヵ所あるが、それは無視。
6、「7」の数値を「7」から「55」に書き換え、保存して「iFile」を閉じる。
7、設定アプリを開き「一般 > リセット」とたどり「ネットワークの設定をリセット」をタップ。
※端末が自動で再起動されます。
8、再起動したら設定アプリを開き「インターネット共有」の表示を確認。
※あれば成功なので13へ。
9、ない場合は「一般 > モバイルデータ通信」とたどり「モバイルデータ通信」をオフにしてから再度「ネットワークの設定をリセット」
10、再起動したら設定アプリを開き「インターネット共有」の表示を確認(ただしグレーになっている)。
※あれば成功なので12へ。
11、なければ数回リブートをすると出るかもしれない(私は10で出たので未確認)。
12、9で「モバイルデータ通信」をオフにしていたらオンにする。
13、設定アプリの「インターネット共有」をオンにする。パスワードを先に変更しておくのが吉。
以上です。おつかれさまでした。
ただしご利用はくれぐれも自己責任で!