久々に俺Linuxをインストール
しばらくの間、OS X 雪豹の夢を見ていたネットブックに、対比させていたUbuntu 10.04をインストールしました。色々と自分仕様にカスタマイズした、いわば「俺Linux」とも言うべきシステム。消してしまうのは余りに惜しいので、雪豹の夢を見る前にSDカードに待避させていたのでした。今日はそれをネットブックのHDDにインストールしたお話。
「俺Linux」はRemastersysというアプリケーションを使って待避させておりました。SDカードをディストリビューションディスクに仕立てているので、SDカードで起動するとLive版とし使うことができるほか、HDDへのインストールも可能になっております。
今回は雪豹の夢を見る際にLinux用のHDD領域(20GB)を作っていたので、そこへのインストールとなります。
インストール自体は通常のUbuntuのそれとなんら変わることはありません。「俺Linux」をインストールする領域はFAT32でフォーマットしておいたので、これをEXT4で再フォーマットし、マウントポイントを「/(ルート)」にします。これらは手動で行う必要がはありますが簡単です。スワップ領域は本来内ならば用意すべきところではありますが、メモリが2GBあることに期待し今回は作成しませんでした。
注意すべきは…ブートローダーの場所です。私の場合はHDDのMBRにChameleonというブートローダーを入れてあり、そこで雪豹とLinuxを切り替える計画なので、LinuxのブートローダーであるGRUBがそこに書き込まれてしまうと雪豹が起動しなくなってしまいます。
それを回避すべく、インストール準備完了の画面でボタン「拡張」を押し、詳細オプションの画面でブートローダーをインストールする場所を俺Linuxを入れるパーティションにします。
そうすることでマシンの電源を入れる…ブートローダーChameleonが起動…俺Linuxを選択…ブートローダーGRUBが起動…俺Linuxが起動。こんなプロセスを経て起動画面が現れるわけです。
俺Linuxとはいえ満足のいくカスタマイズが十分にできているわけではないのだけれど、少なくとも新規で入れて各種設定やアプリケーションのインストールをしなくて済むのはありがたいところ。
次回はこれをベースにして、xubuntu 12.10を入れた話しを書こうと思います。
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