弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-06-14の日記

「網走ちゃんぽん」気になるけれど…

私には気になっていたご当地メニューがありました。それは「網走ちゃんぽん」。「魚介と野菜で作られている網走ちゃんぽんならば私でも安心して食べらるはずだ。ぜひ機会を見つけて網走に行き、食してみたいものだなぁ」と、そんなふうに思っていたのだけれど…。

20120616-100604.jpg地元のフリーペーパーに「網走ちゃんぽん」のマスコットキャラクター「ちゃんぽん小僧」というのができたという記事を見つけ、食べたいと思っていた気持ちが一気に冷めてしまいました(笑)。※画像は「網走ちゃんぽん研究会」という市民グループのFacebookサイトからPRのためにお借りしています。

このマスコットキャラクター「ちゃんぽん小僧」は、「あばちゃん」という愛称を別に持っています。どっちかで良かったんじゃないでしょうかね。呼び方が統一されていないとキャラクターが弱まってしまうんですが、大丈夫でしょうか。一応、正式な名前と思える「ちゃんぽん小僧」とて愛称みたいなものですよね? すでに「あばちゃん」のほうが1人歩きしているようなので「あばちゃん」だけで良かったのではないでしょうか? そんなふうに思いました。

フリーペーパーの記事によれば…
「網走ちゃんぽんのおいしさを体で表現する、元気いっぱいの男の子をイメージ。左手に丼、右手に網走産うるしのはしを持ち、同研究会ロゴマーク入りのパンツをはいている…」
ということですけれども「へそ出しルックに飽きたらず、パンツ丸出しかいっ!」と思わずツッコミたくなるような年齢不詳の男の子(笑)。パンツというよりオムツみたいですよね、これ(爆)。

研究会ではこの「あばちゃん」のお面を商品化(!)するなどして、PRに力を入れたいそうなんですが…このお面、かぶりたい人っているのだろうか? デザインされた方には失礼とは思いますけれども、周囲の人達も「これはないわー」とか思
ったんじゃないかと(笑)。なんとかしないとダメでしょうね、きっと。

「網走ちゃんぽん」は本当に美味しそうだなぁと興味があったのだけれど、このキャラクターを見て食べたくなる人はいるのでしょうか? 何でも「ゆるキャラ」とか「萌えキャラ」とかにする風潮にはどうかな? と思うところは無きにしもあらずですけれども、それがPRとなって実績を上げている現状を考えると、「キャラクターはもう少しなんとかならなかったのかな?」と残念に思いますね。デザインが完全に昭和なのです。市民グループが考えたらしいですが、お金をかけずとも公募するとかの方法が別にあったと思います。本当に「網走ちゃんぽん」を広めていきたいならば再考すべきと思いました。

繰り返しますけれども、キャラクターの存在は大きいと認識した上での展開なのだろうから、もっと本気を出さないと。一般公募して子どもが考えたようなキャラクターなのであれば、素人くささ全開でも問題ないと思うのですが…内輪ノリで作っちゃったキャラクターが親しみを持って迎えられるとは到底思えません。

普通はこんなこと、書かないのだけれど…あまりにキャラクターのデザインに不快感を覚えたので、つい書いてしまいました。今週は特に疲れているせいもあるのかも。私のこの文章に対して不快感を覚える方もいると思うのですが…書かずにはいら
れなかった。それだけ「網走ちゃんぽん」には期待をしたということでお許し願えないかと。

散々書いたとは言え、「網走ちゃんぽん」にはやはり未練があるのでちょっとだけPR。2012年4月に誕生した新たなご当地グルメ、それが「網走ちゃんぽん」。網走市のご当地グルメと言えば「オホーツク網走ザンギ丼」「網走モヨロ鍋」「あばしりおでん」が知られておりますが、これらの「ご当地グルメ」と「網走ちゃんぽん」はちょっとその性格が異なり、雲仙市との縁が生んだ「ご両地グルメ」と呼ぶらしいです。

「網走ちゃんぽん」は、雲仙市小浜産の業務用スープをベースに、網走産のシジミ・ホタテを加えた濃厚な魚介のうまみが特長。地元の製麺会社が道産小麦を使って専用に開発した中太ストレート麺が、その中で踊ります。具材には、網走産の「長天」、三色なると、焼きちくわなどの練り物に道産野菜が入っています。

「網走ちゃんぽん」を食べることのできるお店は現在、網走市内7店舗。他のご当地メニューと同様にいくつかの規定(網走刑務所が作成した専用の器で提供するなど)があるほかは、各店オリジナルの「網走ちゃんぽん」が食べられるらしいですよ。食べに行きたいのだけれど、「あばちゃん」の顔は見たくないなぁ(爆)。


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