さようなら、懐かしの銀行口座
引っ越しを機に出てきた使っていない銀行などのキャッシュカードや通帳。これらを整理しようと思い、時間のある時に銀行などの金融機関に出向いております。今日は現在はない銀行の通帳を解約したお話。
この口座は札幌に住んでいた時、アルバイトの給料受け取りのために作ったものでした。現在の街に引っ越してからはまったく使っておらず、口座の存在すら忘れておりましたけれども、久しぶりにその口座を見つけたと思ったら、銀行そのものが破綻してなくなってしまっていたという(笑)。
それでも業務を引き継いだ銀行がなんとかしてくれるらしいので、行ってきたのです。
実は通帳とキャッシュカードが見つかってから、一度ATMに赴きカードを入れてみましたが「お取り扱いできません」と表示されたんですよね(笑)。やはり、銀行に行かねばならないようで。
で、銀行に行きました。窓口で調べてもらったら、10年以上取り引きがなかった口座は凍結されるらしく、再度使えるようにするには口座を作った銀行に届け出をする必要があるのだとか。
とは言え、口座を作った銀行はもうないと思われるのですが…その地域で事業を引き継いだ銀行が代行してやってくれるみたいで事なきを得ました。
手続きに時間がかかりましたけれども、無事に口座を復活させることができ、その後解約。口座にはかつてのアルバイト代が残っているのではないか…ちょっとワクワクしたのだけれど、戻ってきたのはわずか数十円(爆)。「後のことを考えて少しは残しておけよ。どうせロクな使いみちをしていなかったくせに」。私は当時の無計画な自分を憎らしく思いました(笑)。
思えばバイト代は当時の「彼女」とのデート代に使っていたのでした。で、「当時の彼女が現在の妻です」とか言うとちょっとカッコ良く、「彼女には散々貢いだあげくフラれました」とか言うとちょっとカッコ悪いですよね(笑)。ですが大丈夫。私の場合は前者のちょっとカッコ良いほうです(爆)。ようするに、きっと、いや決してムダ遣いではなかった私のバイト代なのでした。
さようなら、懐かしの銀行口座(懐)。