弐条海月の とはずがたり

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» 2012-02-19の日記

2012-02-19のツイート…


「OS X Mountain Lion」に思うこと

2012年夏に登場する新しいMacのOS「OS X Mountain Lion」の仕様が先週発表されました。昨年夏に「OS X Lion」を格安でダウンロード販売し話題をさらったばかり…そんな気もしますが、今度の「OS X Mountain Lion」はどうでしょうかね。Appleのサイトを熟読すると…iPadの「iOS 5」で培った機能やGUIオペレーションをフィードバックしているようです。もともと「Mac OS X」から派生した「iOS」が本家の進化を促し、そして「OS X」が「iOS」に近づいておりますね。いつか統合する日が来るのではないか…そんなふうにも感じられました。私が個人的に気になっている機能について書こうと思います。

まずは「OS X」 の「iChat」が進化した「メッセージ」ですね。これは「iOS」の「iMessage」とメッセージのやり取りができる点にも注目です。

そして「リマインダー」。私は以前、Macの「iCal」を使ってリマインダーっぽいことをやっておりましたが、「iPhone 3GS」を使っていたころにToDoリスト系のアプリに出会ってからはそちらを使っておりました。で、「iPhone 4S」と「iPad2」では「iOS 5」から「リマインダー」が登場。「iCloud」によって同期されるのが便利過ぎて、Macの「iCal」でリマインダーが同期されていることに気づかないでおりました(笑)。「OS X Mountain Lion」で「リマインダー」が使えるようになれば、さらに便利になりますよね。楽しみです。

次は「メモ」。こちらも「iOS」ではよく使っているアプリのひとつ。「iCloud」と連係できるのでiPhoneとiPadで同じ内容をいつでも参照・編集できるて役立っております。現在、「OS X Lion」では「メール」アプリにて「メモ」の内容を共有することができておりますが、あくまで「メール」アプリなだけに、ちょっと違和感がありますね。専用の「メモ」アプリが登場することで、より使い勝手が良くなると思います。しかも、重要なメモはデスクトップに表示することも可能。ダッシュボードに追いやられた「スティッキーズ」より、ずっと便利なはず。余談ですが…「OS X Mountain Lion」では通知機能も充実するようですし、「ダッシュボード」は不要になるのではないかと思いますね。

そして「Gatekeeper」。これは悪質なソフトウェアを気づかないうちにダウンロードしたりインストールするのを防ぐためのもの。安全のためとは言え、自由度が失われるのは困ります…そんな人のために3つのセキュリティオプションが設定できるそうです。「今まで通り」「Mac App StoreとデベロッパID付きに限定」「Mac App Storeのみ」がそう。「今まで通り」だと自由度は高いですがリスクもありますね。ですが文字通り「今まで通り」なわけで、言わばこのオプションを選択する場合、「Gatekeeper」の存在意義が失われることを意味しますね(笑)。

ほかにもメール、Twitter、アラートなどの新しい情報を一元管理できて便利な「通知センター」。リンク、写真、ビデオなどを簡単に共有できる「共有シート」。様々アプリケーションから直接ツイートできる「Twitter」。ゲームのスコアや友達のおすすめゲームなどを知ることのできる「Game Center」などもありますね。MacのOSが今後どのような形で進化し、iOSとの関係はどうなって行くのか…「OS X Mountain Lion」を体験することで、その方向性が見えてくるのではないかと思うんです。今夏のリリースが待ち遠しいですね。


「OS X Lion 10.7.3」

Appleが先日リリースした「OS X Lion 10.7.3」のアップデートをインストールすると、すべてのアプリケーションがエラーメッセージを出してクラッシュするという現象が起きていたようですね。実は私も「OS X Lion 10.7.3」のアップデートを導入済なのだけれど、普段スリープ状態で使っていて電源を落とすことがないので、実はまだアップデート後の再起動をしていないんですよね。

問題のクラッシュは再起動後に起きるらしいので、スリープ状態で再起動をしていない今のところは問題なしです。そもそも、アップデートしたすべてのマシンで問題が起きるわけでもないらしく、私と同時期に購入したLIFEさんのMacBook Pro 13インチモデルは、何の問題も起きなかったそうです。再起動をすべきか、やめておくべきか…それが問題です(笑)。

こういった問題が起こるので、アップデートを安易にしないほうが良いですよね。「OS X Lion」にしてから動作しなくなったアプリケーションもあることだし…。新しいものに安易に飛びつくのは考えものかもしれませんよね。

ただし…よく調べてみますと、上記のような問題が起きる可能性があるのは2月1日にリリースされた「OS X Lion 10.7.3」アップデートのようで、私が導入した「統合アップデート」では大丈夫のようです。これならば安心して再起動できますね。

それではさっそく再起動…あ、無事に起動しました(笑)。取りあえずはひと安心ですね。

「OS X Lion 10.7.3」の改善点とか

「OS X Lion 10.7.3」での改善点の主なものを以下に挙げてみます。

  • 多言語サポートの強化
  • スマートカードを使ってOS Xにログインする際の問題を解決
  • Windowsファイル共有に関する互換性問題を解決
  • マークアップを使用したMicrosoft Word文書の印刷に関する問題を解決
  • スリープからの復帰時のWi-Fi接続の問題を解消
  • ワイヤレスネットワークへの接続前のSafari起動に関する問題を解決
  • ディレクトリサービスにおける認証の問題を解決
  • デジタルカメラRAWサポートの拡張(「デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 3.9」に相当)

などです。

このうち「スリープからの復帰時のWi-Fi接続の問題」は、私も前から気になっていたものです。妻のiMac(Mid 2007)がスリープからの復帰後に無線LANネットワークを見失うことがあったり、私のMacBook Pro(Early 2011)もネットワークが不調になることがあったからです。


HSP用文字処理モジュール「kurage_mod」の解説完成

Windowsで動作するインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」でのプログラム開発に役立つ、文字処理に特化した自作モジュール「kurage_mod」の解説がようやく完成しました。解説をアップしていなかった18の命令を一気に更新していますよ(笑)。

解説を追加した命令は「K_AFTER_GET」「K_BEFORE_GET」「K_BETWEEN_DEL」「K_BETWEEN_GET」「K_CHK_DIR」「K_CHK_GYO」「K_DEL_CR」「K_DEL_GYO」「K_DEL_LF」「K_EI_HAN」「K_EI_ZEN」「K_FOOT_DEL」「K_HEAD_DEL」「K_NUM_ZEN」「K_NUM_HAN」「K_REP_S」「K_REP」「K_XML_ADD」です。下書きはできていたのだけれど、まとまった時間がなかなかとれず作業しておりませんでした。

「kurage_mod」の解説の詳細およびダウンロードはこのサイト『弐条海月の「とはずがたり」』のコンテンツ『HSP用文字処理モジュール「kurage_mod」のページ』をご覧ください。同ページの中ほどにある表の命令名に詳細へのリンクを貼っております。


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