弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-01-09の日記

HSPでのアプリケーション開発

Windowsで動作するインタプリタ型のプログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)3.2」を使って仕事で使うアプリケーションを開発して役立てている私ですが、マシンのOSをバックアップのものにしたことで、 HSPを入れ直すことになりました。これまでと同じ「HSP 3.2」をダウンロード、インストールしたつもりが、どうもそうではなかったようで…。そんなお話。

仕事用のアプリのソースが新しく導入したHSPで動作しません(泣)。エラーが出るんですよね。これは後から追加したプラグインなどが原因であることが多いのですが…そんなヘマはしていないつもりです。

よく見ると…バージョンが「3.2.1」になっております。3.2系の最終バージョンのようです。何かが違うのでしょうね。後から追加した外部プラグインがダメのようです。

確かに、後から追加した外部プラグインは「HSP 3.0」用に開発されたもの。その後バージョンアップはなされていないので、何かが引っかかっているのでしょう。とても便利な外部プラグインだったので、私のアプリケーションはそれを頼りに開発してきました。これは再びアプリケーションを開発し直さねばなりませんね…。

そんなことを思っておりましたが、ふと冷静に考えると「HSP 3.3」がすでにリリースされているんですよね。先日試したところ、変数を最初に初期化しなければならないなど仕様変更があったようですが、どうせ開発し直すならば新しいHSPのバージョンで行うべきです。

そう思って「HSP 3.3」を再び用意しました。今年はこれを使ってアプリケーションを開発し直します。「HSP 3.3」ではGUIサポートが拡張されているので、外部プラグインに頼らないGUI構築が可能になっているようです。

あと「HSP 3.3」のエディタのエンジン「Footy2」が安定動作するよう改良され、色分けキーワードも拡充されているようです。そしてスクリプト実行速度が10〜20%程度改善されています。

また、かつてHSPのソースをJAVAアプレットに変換できるツールが同梱された時にも驚きましたが、今回はCソースコードへの変換が可能な「HSPソースコンバーター」が同梱されております。

さらにはiPhoneやiPad、iPod TouchのiOS搭載端末、またはandroidなどのスマートフォン(スマホ)のアプリケーション開発も可能になる新しい「HSP3Dishランタイム」が同梱されております。これはもしかしたら、かつて計画され途中で頓挫したMac版HSPへの布石にもなり得ますね。将来が期待されます。

今年は「HSP 3.3」でアプリ開発をし直したいですね。そのためにも自分で開発した文字処理用のモジュール命令群「kurage.mod」を大幅に拡張して頑張ろうと思います。

そうそう。本当ならば同じくOSを問わずに動作する「Python」または「JAVA」辺りで開発したいところではあるのですが…過去の資産が生かせる点で、どうしてもHSPを選んでしまう自分。保守的ではありますが、新しい言語を覚える時間よりHSPでサクッと開発したほうが効率が良いんですよね…。


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