弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-01-04の日記

新年会…

今日は会社の新年会がありました。その余興のための簡単なゲーム開発をWindowsで動作するインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて、ここしばらく続けておりましたけれども、嬉しいことに大きなトラブルもなく無事に終わり大きく安堵しているところです。そんなお話。

余興で行ったのは「すごろく競争」的なゲーム。以前の日記でも書きましたが、簡単に説明すると実際にさいころをふって出た1から6までの数字に対応するキャラクターを選択すると、スロットが回り始めます。スロットを止めると、そのキャラクターが何マス進めるかが決まります。その場での足踏みにとどまることもあり、1マス、2マス、最大で3マス進めるルールです。

上記のようにゲームはごくごくシンプルな内容なのですが、HSPでは文字処理に関するプログラムしか書いたことのない私には簡単ではありませんでした。特にサウンドの準備を休み中にやったりして、これがかなり疲れました(笑)。

ゲームの開発中は、小学生のころにハマったMSXでのプログラミングを思い出しました。あのころはキャラクターの画像はなく、文字をキャラクターに見立ててゲームを作っておりました。テキストベースのRPGも作ったなぁ。本当に懐かしい…そんなことを考えながら開発を進めました。

途中までは会社の私のデスク上にあるWindows 98SEマシンにて開発をしていたのだけれど、プログラムの実行速度がマシンのスペックに影響を受けること、サウンドカードがなく音が出せないことなどから、Ubuntu上のWindowsエミュレーター「Wine」にてMacBook Proを使って開発を進めました。ところが「Wine」で動かしているHSP上のプログラムではサウンドを再生できないという問題が発生。初音ミクさんはちゃんと歌ってくれるので「Wine」のサウンドエミュレートに問題があるわけではなさそう。ですが、もう時間がない…。

そんなわけで、仕上げは会社の先輩のWindowsマシンを借りて開発しました。先輩のマシンはlenovo製の「ThinkPad R400」。CPUはCeleron、OSはWindows 7が載っておりました。現在の私の開発環境である手持ちのHSP3.2をごっそりコピーして動作させると、当然のことですが音が出ました。このマシンのおかげで開発の仕上げができたのですけれども、サウンド関係の処理がなかなかうまくいかず…宴会の30分前にようやく実行ファイルであるEXE形式にすることができました。キャラクターのグラフィック部分で消し残りが出たりと若干のバグもありましたが、とにかく間に合って良かったです。

しかも、ゲーム自体は偶然が偶然を呼び、盛り上がったのではないでしょうか。あまりの奇跡とも言える展開ぶりに、「このゲームは手心が加えられる仕様ですか?」と聞かれたくらいです。本当に盛り上がりました。ただ、開発した私としては、人参のルーレットの部分でサウンドを出すことを重視したためスロットの動きが滑らかではなく、ストップボタンを押した時に画像がひとつずれることがあり、それが気になりました。パチンコのスロットをやる人からは「『スロットの滑り』みたいで、かえっておもしろかったよ」と言われたので、これはこれで良かったのかもしれません(笑)。


2011「ボジョレー・ヌーヴォー」を正月明けに飲む

11月の第3木曜日は言わずもがな「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁日ですね。昨年のこの日に「ボジョレー・ヌーヴォー」を購入したのですが、実際に飲んだ…つまり私が勝手に定めた「仕事がひと段落ついたら解禁日」というのが今日になってしまいました(笑)。そのお話。

例年は年末に向けた仕事がひと段落つく12月中旬から遅くともクリスマスごろには解禁していたのだけれど、今年は新年会の余興で使うゲームの開発をすることになって、解禁のタイミングを逃しておりました。しかも正月はビールを飲んでいたり(笑)。2日と3日はゲームで使うBGMの準備をしていたので、ようやく「ボジョレー・ヌーヴォー」を解禁した、というわけです。念願の「ボジョレー・ヌーヴォー」。そのお味は…ちょっと渋みがあり「ヌーヴォー」としては美味なほうではなかったかと思います。

今回(と言っても昨年ですが)私が購入した「ボジョレー・ヌーヴォー」は、人気コミック「神の雫」とブルゴーニュの名門「アルベール・ビショー」のコラボレーション・ヌーヴォーでした。フランスはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区にある「アルベール・ビショー」は、ベルナール・ビショーが創立した約180年の歴史を誇るワイン商(ネゴシアンといいます)なのです。「アルベール・ビショー」のヌーヴォーは、世界唯一のボージョレ・ヌーヴォーのコンクール「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」(2010)で大金賞に選出された名誉あるワインとのことです。

コラボレーション・ヌーヴォーは3種類ありまして、そのうち私が購入したのは「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 神の雫ラベル」。平安時代一の美女とされた小野小町をモチーフとするラベルのヌーヴォーでした。先ほども書いた通り、味は普通です。ヌーヴォーですからね、フレッシュな味わいを話題性とともに楽しむものですから、年が明けた今、これを飲んで「美味しいですー」と書くような愚をさらしたくはないですよね(笑)。厳密に言えばこのことを日記のネタにすることすら、どうかと思ったりしているくらいですけれども(笑)。

そう言えば…話は変わりますが、数年前からペットボトルの「ボジョレー・ヌーヴォー」も登場しておりましたね。基本的に解禁日にすぐ飲んでしまうワインですから(もともと業者向けの試飲ワインだったわけですし)、長期保存には向かなくともペットボトルでの供給というのはコスト削減に大きく貢献するのではないかと思いますね。

思えば…私がボジョレーを毎年楽しむようになってから、もう20年が経ちました。あ、昔の話ですし計算はしないでくださいね。きっと当時の私はナイフみたいに尖っていて「♪触るワインの封をみな傷つけた♪」ような状態であったと推測できますので(爆)。


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