弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

「Joli OS 1.2」をインストール

クラウドコンピューティングに特化した、UbuntuベースのLinux OS「Joli OS 1.2」を手持ちのネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM」で体験してみたのだけれど、Live USBでは分かり得ない部分もあるので、実際にインストールしてみることにしました。気軽にOSを入れたり消したりするならば、MacBook Proに入れてある仮想マシンでのエミュレーター環境「VirtualBox」を使えば良いのだけれど…そんなの気にしない(笑)。まずはやってみるのです。

ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM」のHDは60GB。現在のところその中身はスワップ領域を確保した後にほぼ4等分してありまして、メイン使いの「Ubuntu 10.04.3」に、テスト環境の「Linux Mint 11」と「Xubuntu 11.04」を入れてあります。このうち「Xubuntu 11.04」は、軽量な自分用Linuxディストリビューションの制作のベースにと思っているのですが、Ubuntuに比べると軽量ゆえに使いにくさがあるのと、自分用Linuxディストリビューション…いわゆる「俺Linux」制作の計画が現在ほぼ頓挫しておりますので、この領域を削除して「Joli OS 1.2」のテスト環境にすることに決めました。ただ、15GBも割り当てることもないと思いパーティションを10GBに縮小。フリースペースとなった残り5GBは、そのうちどこかにくっつけて活用するつもりです(笑)。

そうそう。書き忘れていたのですが、「Joli OS」はWindowsの環境をそのままに、パーティションを分割することなくインストールすることも可能です。だから気軽に試してみるのも良いかもしれませんね。私はWindowsが動くマシンがないのでその選択肢を選ぶことはできませんけれども。

さて「Joli OS 1.2」のインストーラーはUbuntuのそれと見た目は同じなので簡単。インストールのオプションでブートローダー「GRUB」を入れないようにしてみました。既存のGRUBで立ち上げるためです。ただ、そのままではメイン環境の「Ubuntu 10.04.3」の領域にある「GRUB」は「Joli OS」をことを知らないので、GRUBのアップデートを行いました。ところが、無事に「Joli OS 1.2」を認識させたのだけれど起動時にエラーが出てしまい、うまくいきませんでした。

そこで、次に「Joli OS」のインストール時に「GRUB」をHDDの先頭に入れる方法に切り替えました。この方法を選択すると、「GURB」の設定ファイルなどが「Joli OS 1.2」の領域に作成されます。今後「Joli OS」がメイン環境になるのなら、それでも良いのだけれど、後で「Ubuntu 10.04.3」上で「GRUB」を入れ直さねばならなくなるかもしれません。まぁそんなことになれば、次は「GRUB」ではないブートローダーを入れてみようと思っているので、それも良い機会かもしれません。

話を戻して…。インストール時のオプションで「GRUB」を入れるようにしインストールを終えたことろ、今度は無事に起動しました。設定などはまた後日にでも。


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