弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

MacBook Pro (Early 2011) のグラフィック切り替え機能

私が使っているMacBook Pro (Early 2011) 15インチモデルは、Sandy Bridge内蔵のグラフィック「Intel HD Graphics 3000」とAMDのビデオカード「Radeon HD 6750M」を自動切り替えで動作するモデル。普段は「Intel HD Graphics 3000」で動作し、「AMD Radeon HD 6750M」はここだっ!という時に切り替わって動作するらしいのだけれど…そのタイミングって何だろうと疑問に思いました。そんなお話。

Appleのサポートページ(http://support.apple.com/kb/HT4152?viewlocale=ja_JP)を見ると、MacBook Pro (Early 2011) でどのグラフィックカードを使用しているか判断する方法が書いてありました。

それによると…「システムプロファイラ」内の「ハードウェア > グラフィックス/ディスプレイ > ビデオカード」に表示された「Intel HD Graphics 3000」と「AMD Radeon HD 6750M」の詳細表示で「ディスプレイコネクタ: 状況:ディスプレイが接続されていません」と記載されている場合は、そのビデオカードは使われておらず、もう一方のビデオカードが使われている状況である…ということになります。

とするとこの写真の状況では「Intel HD Graphics 3000」が使われているということになりますね。

それならば「Intel HD Graphics 3000」ではなくて「AMD Radeon HD 6750M」が使われるのはどんな状況なのか知りたくなります。思えば…SafariでGoogle MapとかGoogle Earthを閲覧していると、普段は音が聞こえないほど静かなファンが、「おいどうした?」というくらいうるさく回ることがあります。「もしかしたら…その時こそ奴が、AMD Radeon HD 6750Mの奴が頑張っている証なのか?」そう思って実験してみました。

いくつものmp4ファイルを同時に再生し、ブラウザ上でGoogle Earthをグリグリと動かしてみます。…すぐにファンがうるさく回り始めましたが、「Intel HD Graphics 3000」のままで「AMD Radeon HD 6750M」には切り替わりませんでした(笑)。

そうそう、「システムプロファイラ」内の表示を更新する時は、ブラウザの更新と同様に「command + R」キーを押します。これを忘れるとたとえグラフィックカードが切り替わっても画面で確認できませんので注意が必要ですね。

ちなみに、Sandy Bridge内蔵のグラフィック「Intel HD Graphics 3000」ではなくて、常に高機能な「AMD Radeon HD 6750M」をガンガン使いたい場合は、「システム環境設定」内の「省エネルギー」項目にある「グラフィックスのパフォーマンス」で設定します。「グラフィックスの自動切り替え」のチェックを無効にすることで、「Intel HD Graphics 3000」を使わず「AMD Radeon HD 6750M」だけで動作するようになります。当然、バッテリーの駆動時間は短くなると思いますけれども。

とりあえず私のような使い方では「AMD Radeon HD 6750M」が使われることはなさそうだ…という結論に達しました。宝の持ち腐れとはまさにこのことだなぁ(笑)。


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