弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

OSの旅、再び(笑)

ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」で雪豹の夢を見るのをやめてから、OSは「Linux Mint 11」を使用しております。Ubuntu 11.04をベースとしながら、美しいデザインのデスクトップを提供、さらに独自のアプリケーションを加えて初心者にも優しい仕様になっているという、使いやすいディストリビューションなのですが…ネットブックで使うには少々重たいんです(泣)。ですので、以前もやりましたが「ネットブックで使うOS探しの旅」をまた始めております(笑)。その記録です。

 

「Ubuntu 11.04」

まず最初に試したのは、デスクトップ・マネージャをGNOMEからUnityへと移行させた「Ubuntu 11.04」。日本語化の記事を書いてからもしばらく使っておりましたが、デスクトップでもネットブックでも使いやすいように開発された「Unity」が私には使いにくくて…。しかも画面の解像度が1024×576の私のネットブックでは微妙な使用感です。もっさりした印象もありますし…。取りあえずサブとして残した状態で、別のOSを探すことにしました。

 

「Xubuntu 11.04」

次に試したのは、KDEを使い洗練されたGUIを提供する「Xubuntu 11.04」。昔からGNOMEとKDEはユーザビリティに優れたLinuxのデスクトップ・マネージャの2強だったわけですが、KDEは実に美しいGUIだからなのか動作が…。ある程度のマシンスペックと画面の解像度がないとダメだと私は思いました。

 

「Lubuntu 11.04」

次はUbuntuをベースにしながらも軽量であることを最優先に開発された「Lubuntu 11.04」を試しました。これが昨日のお話。確か…以前はこの「Lubuntu」を本命にしようと目論んだ記憶があります。

ログイン時に通常のデスクトップ版Lubuntuか、ネットブック用のランチャーをかぶせたNetbook版のどちらでログインするか選べます。確かに動作は軽快。ネットを見るとか、文章を入力するのには十分。ネットブックを利用するのがより手軽になる印象があります。

ただし…軽量であるがゆえに犠牲にしているものも多いんですよね。知識がなければカスタマイズも容易ではないですし、何より「Ubuntuソフトウェア・センター」がないです。「Synapticパッケージ・マネージャ」があるので問題はないですが…「ちょっと古いパソコンでも快適に動くOSはないかな…」と聞かれても初心者にはお勧めできないですね。

そして、どうも無線LANの挙動がおかしいです。以前Lubuntuを試した時もそうでしたが、無線LANのドライバを入れても、オンにならないんですよね。「ハードウェア上でオフになっています」との表示が出て使えません。確かにネットブックの筐体に無線LANのスイッチがありますけれども、オンにしても動作しません。それが、Linux MintやUbuntuで立ち上げるとちゃんと無線LANのスイッチに内蔵されているLEDがオンになるんです。これにはお手上げ…。ネットブック上でLubuntuは諦めることにします。

 

「Xubuntu 11.04」

ここまで試してから、いよいよ前回は本命にならずも今回こそ本命と勝手に予測していた「Xubuntu 11.04」を入れてみることにします。これが今日のお話。Ubuntuよりも軽量ですが、カスタマイズが豊富にできて扱いやすいディストリビューション。ネズミのアイコンがまぶしい(笑)。デザインは…ちょっと目をつぶりましょうね(笑)。カスタマイズすれば良いことですから。

おっと「Ubuntuソフトウェア・センター」もあります。最初に入っているアプリケーションも「Lubuntu」に比べて豊富です。ちょっと手を入れれば十分使える環境になると思います。カスタマイズして「俺Linux」を作るベースとしても魅力的なディストリビューションと言えるのではないでしょうか。

「xubuntu」の詳細は次回にでも。


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