弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-07-12の日記

Linux Mint 11の日本語化…

最近は「Linux Mint 11」(コードネーム Katya)を使っているのですが、インストール時に日本語を選択しても、いまいち正しく日本語化されないですね。これはUbuntu11.04でも似たようなものですが…もしかして正しく日本語化されないことにストレスを感じている方がいるかもしれないので、私の覚え書きではありますが記しておくことにします。

実際のところ、Linux MintはUbuntuをベースにしているため、Ubuntuの日本語化の手順とほとんど変わるところはないのです。ですが、Ubuntuに比べるとLinux Mintのほうは日本語化される場所が少ないように感じますね。実用レベルではほぼ問題はないと思いますが。

まずはインストールが終わって立ち上げた段階からの日本語化の手順を記します。私の場合は日本語化を行った後にOSのアップデートをかけました。順番が違えば違う結果になるかもしれませんから、ご承知おきください。

まずはMint Menuを開いて「コントロールセンター」を立ち上げます。

日本語化が中途半端なのは「コントロールセンター」左側のメニューが英語表記なことでも解ると思います。ここでは「言語サポート」を開きます。

「言語サポート」を初めて開くと、以下のようなダイアログが表示されます。「言語サポートが完全にはインストールされていません。選択された言語で利用できる翻訳やライティング補助が、まだインストールされていません。これらを今すぐインストールしますか?」と聞いてきます。当然「インストール」ボタンをおして少し待ちましょう。
ここが少しUbuntu 11.04とは違いますね。あちらは日本語でインストールしてもこのあたりは最初は英語表記なのです。Linux Mintでは最初から日本語表記なのに、日本語化が完了するとUbuntu11.04のほうが翻訳の完成度が高いという、面白い現象がおきます(笑)。

「メニューとウィンドウの言語」のリストの最上位に「日本語」が表示されているのを確認します。もし、最上位が「日本語」ではなかった場合、リストの下の方に「日本語」がありますから、見つけけ最上位にドラッグします。

次に「Regional Formats」を選択し、開いたインストールされている言語の一覧の日本語の部分を確認しておきます。3つのチェック項目「翻訳」「インプッドメソッド」「追加のフォント」のすべてにチェックが入っているでしょうか? もし入っていなければチェックを入れておきます。

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次に「言語サポート」ウィンドウのタブ「言語」に戻り、キーボード入力に使うIMシステムの空欄を埋めます。「ibus」と表示させればOKなのですが…。
 すみません…このあたりはちょっとうろ覚えです。もしかしたら一旦再起動したかも。私が示す手順通りではなかったら、もしかしたらその前に再起動しなくてはいけないかもしれません。

続いて「言語サポート」ウィンドウを閉じたら、コントロールセンター内の「キーボード・インプッドメソッド」を開きます。その際に「キーボード・インプッドメソッド[ibusデーモン]が起動していません。今すぐ起動しますか?」というダイアログが表示されるので「はい」を選択します。

先程の再起動のタイミングですが…このあとで行うのだったかもしれません。まぁ、だいたいこんな感じなのですが…後半部分の説明がいい加減になった感は否めませんね。もし、なにか疑問点があればコメント欄に残してください。全力でお答えしますね(笑)。


聖ワシリイ大聖堂をモチーフにしたGoogleロゴ

本日2011年7月12日のGoogleのロゴマークは、聖ワシリイ大聖堂(堀の生神女庇護大聖堂)の450年を記念したものでした。大聖堂の建物をGoogleの「l(エル)」に見立てたデザイン。とにかくデザイナーのセンスを感じさせる美しいロゴーマークだったと思います。

聖ワシリイ大聖堂は16世紀、モスクワ大公のイヴァン4世(雷帝)が、戦いの勝利(カザン征服)を記念して建立した聖堂。1990年に世界遺産に登録されています。彩り豊かなドーム型の聖堂は、17〜19世紀に彩色されたものらしいです。まるで某ネズミの国に建っているかのような、美しい建物ですよね。


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