弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-03-15の日記

地震、原発事故、報道姿勢、政府の対応

 今回の東日本巨大地震で発生した津波の被害に遭われ、建物に孤立している人々がまだたくさんいるはずなのですが…その救助に関する情報がなく、原発関連の報道が大半を占める中、岩手県の70代女性が津波の被害を受けた住宅から救出されました。本当に良かった。

 テレビでもネットでも、被災者の方々にも役立つはずのこういった報道が極端に少ないので本当に心配です。原発事故の焦点が移っている、そのことに対してどうこう言いたいのではなく、どちらもきちんと報道すべきです。また、企業などが行っているたくさんの支援物資が避難所にくまなく届いているのか、そういったこともなかなか報道されず、もどかしさを感じます。

 政府は原発の半径20~30km圏内の住民には「屋内退避」を要請していますが、放射性物質による汚染レベルの情報が満足ではないために大きな混乱を与えているようです。国道は渋滞、30km圏外の避難所に殺到しており、ますます支援物資が足りなくなる状況を生んでいるようです。情報を小出しにせず、真実を伝えるべき、その上で道を示すのが政府の策であるべきです。国内よりむしろ海外のニュースのほうが迅速かつ正確なのはなんと言う皮肉なのでしょうか。


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