MacBook Pro (Early 2011)のデフォルトカーネルの話です。VirtualBox上とは言え、MacBook ProにインストールしたUbuntuの動作速度には期待していたのですが、使い物にならないくらい遅いんです。それこそ昔、iBook(DualUSB)にVirtualPCを使ってWindows2000を入れていた頃のように遅いのです(笑)。おかしいと思い、いろいろ調べたのですが…。
もしかして?カーネルか何かが原因なのか?と思ってアップルのサイトを調べてみますと…案の定、MacBook Pro (Early 2011)は、Mac OS X v10.6 Snow Leopardが持つ64ビットのカーネルをのデフォルトカーネルとして起動し動作しているということが分かりました。「なるほど。やっぱりこれが原因に違いない…」。そう思ってさらにアップルのサイトで調べているとこんなことが分かりました。
まずはアップルメニューから「この Mac について」を選択。「詳しい情報」をクリックして「システムプロファイラ」を開きます。「システムプロファイラ」が開いたら、右側のシステムソフトウェアの概要の中に「64 ビットカーネルと拡張機能」という項目があるはず。その後ろを確認し、文言が「はい」だと64ビットカーネルでの起動、「いいえ」であれば32ビットカーネルで起動しているということになります。
また、カメラの性能もアップしておりますね。iPhone3GSを使っている私はFaceTimeを使わないのでこちらも「宝の持ち腐れ」状態です(笑)。App Storeで115円で販売されているというMac用の「FaceTime」アプリは、新型MacBook Pro には最初からプリインストールされておりました。今のところ「FaceTime」使う予定はありませんので、Dockからは退場していただきましたけれども(笑)。
次は目に見えない部分を…新型MacBook Pro 15インチモデルのプロセッサは2.2GHzクアッドコアIntel Core i7。三次キャッシュは6MBです。Intelの「ハイパースレッディング・テクノロジー」 によって1つのプロセッサを2つのコアとみなすため、クアッドの場合8コア相当の処理を同時にこなすことができるようです。また、Intelの第2世代「ターボブースト・テクノロジー」によって負荷のかかる作業時には自動でクロック数が上がって処理をこなすようです。しかし、移行作業などをしている段階ですので、私はまだその恩恵に預かっておりません。ただ、私のMacBook Proをフォーマット&リストアする前にFlashのゲームを体験した妻によりますと「iMac(Mid2007)でたまに感じられるもたつきが全くなかった」とのことです。私の場合はGarageBandやiMovieを使ってみたら体感できるのではないかと期待しているところです。
グラフィックスはIntel HD Graphics 30005およびAMD Radeon HD 6490M(グラフィックス自動切替機能搭載)とのこと。Intel HD Graphics 30005とAMDRadeon HD 6750Mを作業負荷に応じて自動切り替えてくれるようです。15インチの上位モデルを選んだ最大の理由が、ビデオメモリ。通常256MBのところ1GBとその差4倍。圧倒的な性能差がここにあります。これも画像処理や動画編集時に威力を発揮してくれそうです。