Macに特化したFirefoxを試す…
iMac G4でMac OS X 10.5 Leopardを動作させております。少しでも軽いブラウザを使いたいと思い、非公式ながらMacのためのFirefoxを配布しているサイト「Firefox lzyc」(http://fox.lazycat.info/)で、Power PC G4に特化したFirefoxをダウンロードしてみました。
このサイトではG4 Processor、G5 Processor、そしてIntel Processorのそれぞれに特化したFirefoxがダウンロードできます。ただし、あくまで非公式でノンサポート。自己責任で使う必要があります。
残念ながらFirefoxの最新版(この記事の時点では3.6.13)ではなくて 3.5.5でした。ダウンロードするとファイル名がFirefoxではなく開発コードネームのShiretokoでした(笑)。確か以前UbuntuでFirefox3.5をダウンロードした時もShiretokoだったことを思い出しました。
一目で分かる通常のFirefoxとの違いはアイコン。地球ではなく林檎(アップルマーク)を抱いたアイコンが秀逸です。起動こそCaminoほど早くはありませんが、ベースのFirefoxよりShiretokoのほうが早いのではないでしょうか。
ただし、初めての起動時は言語リソースが英語となっておりますから、メニューバーを「Firefox>Prefarence」とたどり、Contentタブの下にあるLanguagesにて日本語を追加、順位を一番上に上げておきます。次の起動時からは日本語でサイトが表示されます。ですが、メニューは英語のままなので万人受けはしないかもしれませんね。
実際に普段よくみるサイトを巡回したりYoutubeで動画を再生してみましたが…かなり快適に動作してくれました。同じ Gecko エンジンを搭載したブラウザ Camino と比べても遜色ないですね。アドオンなどを追加して使いたいならばこちらのShiretoko(Firefox)のほうが良さそう。
とにかく iMac G4はIntel CPU ではないのでGoogle Chrome が使えないのは残念ですが、しばらくこのShiretoko(Firefox)を使ってみようと思います。