弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

幼稚園の面接…

 今日は三男が来年から通う幼稚園の面接が午後3時からあるということだったので、昼休みの時間を2時30分過ぎから取りまして、妻と三男と3人で行ってきました。長文ですので注意を。

 来月下旬の誕生日で4歳になる三男は来年4月から幼稚園の年中さんとして通うことになります。三男は長男・次男の影響で言葉遣いが少々悪いのが難点ですが、もの覚えも良く集中力もあるので幼稚園での生活面では不安なことは全くないです。ただ、一応形式的なものながら面接があるので、本人も緊張気味で、長男・次男が数日前から「面接に落ちたら幼稚園に入れないよ、きっと」などとあおっていたのです(笑)。

 しかも普段は元気でハキハキとよくしゃべる三男ですが、なぜか「お名前は?」「何歳ですか?」という質問だけは歯切れが悪くなるんですよね、不思議なことに。そこで事前に練習をすることになったのですが、三男は何度も練習をして嫌気がさしていたのかもしれません。普段から殿様ぶりを発揮していることもあって「練習しなくても大丈夫だ」「お前には教えない」などと長男・次男に言ったりして、私たちを心配させておりました。

 実際に幼稚園に行きますとまずは園長が出迎え。長男も次男も通った幼稚園で園長も三男のことを知っているので安心のはずですが、緊張したのか三男は普段とは明らかに違う様子。固まってしまい挨拶がきちんとできませんでした。もしかしたら「ちゃんとお話しないと幼稚園に行けないかもよ」と家族に言われていたのがプレッシャーになっていたのかもしれませんが。

 園長から「お兄ちゃん達にそっくりだねー」と笑われて(笑)も緊張したままの三男。ホールで少し待っていると「面接しますのでどうぞー」と呼ばれました。呼んでくれた保育士は次男の担任だった先生でした。その先生からも「お兄ちゃんにそっくりだねー」と笑われ(笑)、教室に入ります。実際に面接をするのは別の先生(担任になる先生かな?)で、次男の担任だった先生も付き添いでおりました。

 そこで、想像通り「お名前は?」の質問が…しかし三男答えられず(笑)。あの手この手で質問してくれるのですが、三男が答えないので、「何歳ですか?」と質問が変わったのですが、それでも固まったまま。先生は”人見知りの激しいおとなしい子”という印象を持ったかもしれません。

 まったく面接が進まないので、先生は次に動物のカードを取り出して「この動物はなんですか?」と質問を変えました。その途端三男の目がキラリンと光りまして、次々に「ぞう」「らいおん」「きりん」「うさぎ」「いぬ」「ねこ」と答えていきます。先生もほっとひと安心のご様子。で、次の質問「どの動物がいちばん好きですか?」、我が家には猫がおりますので「ねこ」と答えるかな?と思いきや「ぜんぶ」と博愛ぶりを発揮しておりました(笑)。

 次の質問ではりんごのカードが2枚出てきまして「どちらのリンゴが大きいですか?」と先生。動物の質問で少し緊張がほぐれてきた三男は「おいおい俺にそんな簡単なことを聞くのか?」という顔を一瞬見せた後、正解を即答。じゃあ「どちらか好きなほうを選んでください」と言われて「デカイほう」と答えます。「じゃあ一緒に食べましょう」と先生が小さなリンゴのカードをおいしそうに食べるふりをしたのですが、冷ややかにそれを見るだけで真似しない三男にドキドキしました(爆)。

 あとで三男に聞いたのですが、名前と年齢は大事なものだから秘密にしていて教えなかったらしいです。おいおい(笑)。最初は面接などわざわざ私が行くこともないと思っていたのですが、面白いものが見れたので行って良かったです。


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