弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010-04-02の日記

「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」を入れる

 ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」に差しております8GBのSDカードに「Ubuntu 9.10 Desktop」をインストールしたばかりです。自分なりの環境を構築しようと思ったのですが、SDカードの書き込みが遅いのか(CLASS6ですが…)、もっさりとした動きに納得がいきませんでしたので、思い立ったら吉日とばかりに「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」を入れることにしました。

 ubuntu公式サイトのダウンロードページ(英語サイト)から「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」をダウンロードします。

 次にあらかじめダウンロードしておいた「UnetBootin」を用い、FAT32でフォーマット済のUSBメモリを差してisoの中身をUSBメモリ型にコピーします。「UnetBootin」は書き込み先のデバイス名を確認しておかないと、とんでもない場所に書き込まれてしまうこともあるので注意を。とにかく、しばらく待てば「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」のLive USBメモリが完成します。

 このUSBメモリ型メモリで起動して、後はお好きに…ということです。私は8GBのSDカードを「ディスク全体を削除してからインストール」することにし「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」を入れました。メインのHDにGRUBをインストールしない(外部メディアにGRUBを入れたい)場合は、インストールのステップ6/6で、必ず「拡張」ボタンを押してGRUBのインストール先を指定する必要があります。ここだけは十分注意せねばなりません。

 「Ubuntu 9.10 NetBook Remix」ですが、Desktop版よりも確実に快適な動作をしてくれます。面倒でしたが、やって良かった…。

 起動時間も早くなりましたよ。GRUBの画面が表示され、一度ブラックアウトして中央にUbuntuのロゴが表示された瞬間から計測開始…マウスカーソルの読み込みが終わるまでを起動完了とした場合の計測では、デスクトップ版でちょうど100秒だったのに対しNetbook Remixでは約80秒でした。

 今後はこれをベースに自分用OSにしていこうと思います。


話題のスマートフォン「Xperia」

Xperia

LIFEさんのXperia

 NTTドコモの話題のスマートフォン「Xperia」が昨日発売されましたね。iPhoneで先行しているソフトバンクもAndroid搭載機種を出しますね。遅ればせながらAUも2機種を発表しましたし、今後ますますスマートフォンが一般化していくと思います。何より、主要キャリアのスマートフォンが出揃う今年こそ「スマートフォン元年」なのではないか…そう思う今日この頃です。

 NTTドコモのスマートフォン「Xperia」は、ソニーエリクソン製とのこと。Apple好きでSONY好きでもある仕事仲間のLIFEさんが、さっそく入手した「Xperia」を見せてもらいました。LIFEさんはiPod Touchを使っている人なので「Xperia」の操作に戸惑ったそうで、しかも「設定が大変です」とこぼしておりました。

 聞けば「Xperia」の注目度は相当なもののようで「iPhone」以上の盛り上がりだそうですね。せっかく身近に話題の最新機種を入手した人がおりますので、「Xperia」を見せてもらった私なりの印象などを書いておこうと思います。

 「Xperia」のエクステリア(洒落じゃないですよ)は、デザインもシンプルで筐体も薄くオシャレですね。4インチのタッチパネル式液晶画面の下に物理的なボタンが3つ付いています。左から「メニュー」「ホーム」「戻る」だそうです。

 iPhoneに比べると「Xperia」のバッテリーが交換ができるのはすごく嬉しいアドバンテージだと思いますね。と言うよりも、普通の携帯ではバッテリー交換できることが当たり前で、iPhoneだけが特殊な仕様ということなのですが(笑)。

 「Xperia」の裏面のパネルはバッテリーの部分だけではなく、裏側の全面がパカッと外れるタイプとのことです。この部分はサードパーティ製のパネルと交換するという楽しみ方があるそうです。「赤」が好きなLIFEさんはさっそく赤いパネルを注文したと言っておりました。

 動作はネットも、YOUTUBEの高画質映像を見る場合でも快適だそうです。メニューなどの動きもスムーズな印象でした。それから「Timescape」という機能は通話だけでなく色々な操作に関する履歴を残す機能で、撮影した写真やコミュニケーションの履歴が時系列で並びます。これをメニューよろしく辿って操作の一助にすることができるようです。使い込めば使い込むほどに自分色に染まるってことで良いのかな?

 ただ気になったのは電話をかける際に相手の顔写真が入ることが前提の画面になっていること。顔を認識してどうこうするコミュニケーション機能がウリなので、そういう仕様になのだとは思いますが、顔写真を設定しないで使う場合は、そこに胸像のシルエットがダミーとして入ることになります。シルエットのパターンはいくつかあるとしても、非表示にする設定があれば良いのに…と思いました。もしかしてあるのかな?詳しくは分かりませんが。

 いずれにしてもフリーのOSであるAndroidは、これからどんどん発展していくと思います。アプリもどんどん増えているらしいですしね。私はApple好きではありますが、iPhoneアプリに関する最近のAppleの姿勢は「どうだろう?」と思っているので、iPhone OSの進化を含めもっと頑張ってほしいと思います。


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